なんて、たいそうなタイトルを付けてしまいましたが、大したことはありません。僕の数多い(?)レパートリーの中から、好きな歌を選んで語っていこう、という安直なコーナーです(あまり、「Favorite Music」と変化無いような・・・)。
今考えると、僕の歌好き・カラオケ好きの原点は80年代前半(特に80〜83年当たり)、子どものころに見ていた歌のランキング番組にあるようです。なぜそんなのを見ていたかというと、姉(結構歳が離れています)が番組を見ていて、それを一緒に見ていた、というだけなんですけどね。
なぜ歌を歌うのが好きなったかというと、高校で音楽の授業を受けるまで、自分が高い声で歌えることに気づいていなかったんですね。普段は、電話に出ると「お父さんですか?」とか「ご主人様ですか?」と必ず言われるような声(想像してみてください)で話すので、実際に歌うとかなりギャップがあるようなのです。それからはカラオケにしょっちゅう通って、昔歌番組で見ていた歌を歌うようになりました。おかげで、他の人には「おまえの歳はいくつだ!」といわれることがたびたびあります。
まあ、個人的な思い入れだけで書いていますので、異論・反論多数あると思いますが、どうか広い心で見ていただきたいと思います。では、行きましょう。
※このページで使用しているMidiデータは、Tarouさんのホームページからダウンロードしています。MIDIの聴き方・・・曲名の下にある「歌詞を見る」というリンクをクリックすると新しいウインドウで歌詞が開きます。そのページの「MIDIを聴く」をクリックしてください。メディアプレーヤーなどがインストールされていれば、聴くことが出来ます。
また、取り上げて欲しい曲がある場合はこちらにメールしてください。
〜〜過去に取り上げた曲は5曲ずつにまとめました。〜〜
第一〜五回:星屑のステージ、Winter,again、Ya Ya(あの時代を忘れない)、ロビンソン、ラブストーリーは突然に
第六〜十回:恋の予感、もう一度キスしたかった、フレンズ、悲しい色やね、駅
第十一〜十五回:Honesty、もうひとつの土曜日、シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜、昴、Oh my little girl
第十八回:ドラマティックレイン(2002.5.13)
歌詞を見る1983年に発売された、稲垣潤一の代表曲のひとつです。この曲が、もう20年近く前のものになっているんですね。稲垣潤一の曲の中で最もヒットした曲といえば、ドラマの主題歌にもなった「クリスマスキャロルの頃には」なのですが、僕の趣味としてはこちらの方が好きなので今回はこの曲を取り上げることにします。
このコーナーで取り上げている多くの曲とほぼ同じ時期で僕が小学校1年の頃の曲なのですが、子供の頃はなんとなく聴いていた、程度の曲だったのですが、高校生くらいの時期に「クリスマスキャロルの頃には」が大ヒットしたときに改めて聴きなおしてみるとすごくカッコいい曲に思えて、たまに歌っています。ほかにも、「ロングバージョン」「思い出のビーチクラブ」など、なかなかいい曲がたくさんありますので、ぜひ聴いてみてください。独特の歌声が気にならなければ、きっと気に入ると思います。
さて、この「ドラマティックレイン」を歌う上でのポイントは、サビの「♪ドラマティ〜〜〜〜ック、レイン」という(本当にこんな感じなんです)場所ですね。ここに尽きると思います。音域としては比較的高いところにあると思います。サビのもうひとつのポイントは「♪ふたりは〜〜Um〜〜」というところ。高音域でのハミング、というカラオケを歌う、という観点から言えば結構レベルの高い技術が求められます。
比較的、大人の歌ということで、歌う場所は選んだほうがいいかもしれませんね。
第十七回:もう恋なんてしない(2002.2.24)
歌詞を見るBBSで一部の人たちの中で盛り上がっていたので、取り上げることにしました。僕と同年代の人たちならほとんどが歌うことが出来るのではないでしょうか。
10年ほど前に「どんなときも。」でブレイクして、100万枚を超える大ヒット。その後もこの「もう恋なんてしない」「冬がはじまるよ」「北風」などたくさんのヒットを残しました。一時期、色々とあって謹慎していましたが、復帰したそうで、これからまたいろんな曲を作っていくことでしょう。
僕の中では、槇原敬之と言えばどうしても「モテない」というイメージが頭から離れません。ファンの人には怒られるかもしれませんが、いまだにそう思っています。彼の曲を聴いてみると、モテない男が「こうだったらいいな」と妄想(?)を抱くような世界がそのまま歌詞になっているような気がするのです。つまり、それがなんとなくわかる僕もあまりモテない、ということです。あと、ウッチャンナンチャンの番組で内村光良が物まねをしていましたね。
改めて、歌詞を読んでみると・・・結構さまざまな情景が描かれているんですよね。別れた彼女の思い出を色々なエピソードを盛り込んで描いていく、というシンプルな歌詞なのですが、それがまたうまい。うますぎて、ちょっと恥ずかしくなるくらいです。「紅茶のありかがわからない」のは、今までずっと彼女に紅茶を入れてもらっていたからですし、自分の左が「いつもより眺めがいい」のは必ず彼女が左にいたから。この曲が出た頃は僕は高校生で、いまいちこの情景が理解できなかったのですが、25歳になって、その当時の槇原敬之とほぼ同年齢になってみてこの歌詞を読み返してみると結構「わかる」のです。
彼の歌は全体的にキーが高く、原音のままで歌うのは結構苦労するかもしれません。サビの「♪もう恋なんてしないなんて 言わないよ絶対〜」のあたりなど、調子が悪いと死亡状態になってしまいます。そういう時はムリせずにキーを下げて歌いましょう。キーが高い以外は特別難しいところは無いと思います。ただ、時と場所を選んで歌ったほうがいい曲であることは言うまでも無いでしょう。
第十六回:You go Your Way(2001.12.15)
歌詞を見る16曲目にしてやっと、最新のヒット曲を取り上げることになりました。ここのところ、結構面白い曲が多く出ているので2〜3曲は今年のヒット曲を取り上げていこうと思います。まず最初に、現在最も勢いのある男性アーティストと言ってもいいでしょう、CHEMISTRY(ケミストリー)の3枚目のシングルです。
確か、「ASAYAN」というオーディション番組から選ばれたと思います(ほとんど、この番組を見ないのであまり詳しいことは知りませんが)。最初の1曲が売れたときにはそれほどとは思いませんでしたが、2曲目もヒット、そしてこの3曲目。単なる企画に乗った一発屋ではなくて、しっかりと実力のあるところを証明しました。
個人的な感想として、今年の曲の中では一番歌ってみたくなる曲です。実は、この曲を宴会芸で先輩と歌おうか、という案も出たのですが色々と事情があって流れてしまいました。ごめんなさい。歌詞の内容は、本当は別れたくないけれど別れなければいけない、だけどいつかまた笑って会えるときがくるだろう・・・ということを歌っています。曲としてはごく普通、と言うかバラードの王道といったところでしょうか。ただ、そういう歌ほど差が出るもの。この曲をしっかり歌い上げることが出来たらなかなかのものだと思います。
ごく普通、とは言ったものの難易度としてはなかなかのものだと思います。特に、ハモりを入れようとするならば難易度はぐんと上がります。ポイントとしては、コマーシャルでも使われていたサビ。ここはしっかりと決めておきたいところ。1コーラス目と2コーラス目で微妙に違いがあったり、細かいことを挙げるとキリがありませんが、そこらへんはやはりきちんと原曲を聴いた上で調整しましょう。どちらかというと声を目一杯張り上げて歌う曲ではないので、無駄な力を抜いて歌うのがいいと思います。