中国あれこれ

中国スクラップブック。雑文を書きますです。

中華人民共和国

国名:中華人民共和国(中華人民共和国)【PEOPLES REPUBLIC of CHINA】
首都:北京(北京)【BEIJING】

 面積、960万平方km、人口公称12億、世界でもっとも人口の多い国。56の民族を持つ多民族国家、最多勢力は漢族で人口の94%を占める(っつーか、少数民族に該当しないその他大勢は全て漢族って気もしますが…)。
 東側体制が次々崩壊する中で、独自の「社会主義資本経済」理論で発展を続ける。目下イケイケの大発展中(?)国家。でも、全世界の5分の1の人口を養いつつ飢餓状態を起こしていないのだから、偉大な国家だと思いません?

2003年のコラム

中国七変化(2月23日)

 中国の変化はすごい。びっくりする。航空業界の再編、うわさは2年ほど前から聞こえていたが、本当に情況が一気に変化してしまった。もっとも、二十数社が競争していた情況だって、80年代末期に中国民航1社独占情況から一気に変化したものではあるのだろうけれど。
 昆明の街は、毎日どこかで工事の音が響く。土色の密集した家と迷路のよう路地は、次々に20階建て、30階建ての高層ビルへ変貌する。大規模スーパーマーケットが、私の知るだけで3店舗。野菜をスーパーで買える時代が来るとは…。
 そして行政単位も。香格里拉県誕生の記事を書いたと思ったら、今度は来賓市制実施と来た。ちなみに雲南の観光地ベスト3に入るだろう麗江も、「麗江地区麗江ナシ族自治県」から、「麗江市古城区,麗江市玉龍ナシ族自治県」へ変更された。まあ、麗江の街は今や誰が見ても「市」の貫禄十分。秘境ムードなんて全く感じさせないが。念のため、秘境じゃないとは言ったけれど面白くないとは言ってない。住んでいる人が変わったわけではないし、面白い。
 サービス態度も確実に良くなっているし、売ろうと言う姿勢が伝わってくる。でも、そんな中国で、突然旧態依然のものを見つけるのが楽しいのである。そう、そういう時は怒ってはいけない。鉄道の切符売り場や荷物検査で不愉快な目にあっても。鉄道切符も買いやすくはなってきているが、でもやはり態度はなかなか変わらない。飛行機やバスでの対応が格段に変化していく中、鉄道が変わらないのは面白い。もっとも、「日本国有鉄道」っていう国営会社も、確か解体されるまであまり変化しなかったし、そういうものかもしれない。いつか「親方中国鉄路」も、死語になるのかと思うと、それはそれで寂しかったりして。

中国へんじんやー 
中国の変人、ではない。へんじんやーというのはびっくりした、という意味。
中国生活が長くなり、なんだかびっくりしなくなってきたので、初心に返って街角のびっくりを思い出しましょうという主旨。(2002年3月24日新規)

2001年のコラム
2001年に書いた雑文、というかコラム的なもの。

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