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4.足が疲れやすい、浮腫みがでやすい、足首が硬い
Eは骨の上にある皮膚の問題です。先程の部位と問題は同じです。この部位は脛骨の骨の上に皮膚があるだけで触るともろに骨が直接触れる部位です。ところが足の疲れやすい人や足首の硬い人などの特徴ですが、触ってみても骨がはっきり分からないのです。皮膚と骨の間に何かスポンジか薄いゴムの膜のようなものがあるような感じです。ゴリゴリとした塊もできていて、血液やリンパ液その他体液の循環の悪さを表しています。皮膚と骨と間の循環を良くして、はっきりと骨と皮膚が分離して皮膚が足の動きに自由に対応して伸び縮みできるようにしないといけません。温めたり揉んだりして解してください。足が冷えるように感じる感覚もこのような状態から生じます。先程と同じく軽く軽く触って気長に解します。
このように、反射区図表は色の付いている部位だけを揉めば健康が保てるわけではありません。やはり足全体を触って固いところを柔らかくしていきことが大切です。色の付いている反射区も標準的な部位に書いてありますので、人によって言い換えるとその人の骨格によって微妙に場所が異なります。絶対的なものではありませんので氣をつけて参考にしてください。
5.ふくらはぎが張る、アキレス筋が固い、浮腫みやすい、疲れやすい
 Fは52直腸・肛門・痔の反射区と重なる筋肉ですが、ふくらはぎのヒラメ筋が踵にくっ付くところです。ヒラメ筋は細くなってアキレス腱となります。この筋肉が硬いと疲れやすく、ダルく、浮腫みやすい足になります。
『どうして笑うことが免疫力を高めるのか?』
身体に侵入したり体内で生まれるウイルスや細菌から身体を守ってくれるのは血液中の白血球のリンパ球や好中球・単球などの働きです。その働きを免疫といいます。その中でも、「健康の敵だ」と教えてくれるのはリンパ球です。敵だと分かると抗体という物質を作りますが、その抗体が作られると好中球や単球が食作用を起してウイルスなどを退治します。
リンパ球の仲間にはナチュラルキラー細胞(NK細胞)、T細胞、B細胞、など十種類あまりの細胞があり、お互いに綿密に連絡を取りながら日々生まれるガン細胞や体外から侵入してくるウイルスと戦い、撃退して健康を守っています。
リンパ球の仲間にはナチュラルキラー細胞(NK細胞)、T細胞、B細胞、など十種類あまりの細胞があり、お互いに綿密に連絡を取りながら日々生まれるガン細胞や体外から侵入してくるウイルスと戦い、撃退して健康を守っています。
笑うと、このNK細胞の力を増やしてくれるのです。つまり免疫力が高まるのです。
笑うとまず脳の前頭葉が興奮してその刺激が間脳に伝えられます。間脳が活発に働き始めると、無数の神経ペプチドという情報伝達物質を作ります。この情報伝達物質は、身体にとっていい情報なのかどうかを判断する能力を自身で持っていて、まるで自分の感情を持っているように自分の性質を変えます。
楽しい笑いの情報は善玉ペプチドとして血液やリンパ液を通じて身体の中に流れてNK細胞の表面に付着します。その情報に反応してNK細胞の働きが活性化され、体内で発生するガン細胞を殺す力が強くなるのです。反対に悲しみやストレスは悪玉ペプチドとしてNK細胞の働きを弱くします。笑うか悲しむかによって身体の免疫力には大きな違いがでてきます。
 笑いでも、作り笑いや愛想笑いという顔の表情で外見上笑ったり、つくり声で笑うのではなく、心からの笑いが必要です。
関西大学・社会学部の木村洋二教授は20年間の笑いの研究の末、笑いと横隔膜の密接な関係に気づき、1980年代始めに『笑いの統一理論』として本を書かれました。「お腹を抱えて笑う」「お腹の皮が痛くなるほど笑う」というように、本当に笑っているときにはお腹の横隔膜が震動していることを証明しました。お腹が動くようにして歌うことや発声したりすることも免疫力を高めるのにいいのです。
笑いはまた伝線します。笑っている人と目が合った人は0,5秒ほど遅れて横隔膜が振動し始め笑い始めます。それは人の笑いが前頭葉に刺激を与え、間脳を通って延髄の呼吸中枢を刺激して横隔膜に振動を起すのです。社会全体や家庭の中で、自ら笑ったり、笑いを誘われる機会が多いと病気も少なくなります。ストレスが全ての病気の原因であるかのようにいわれている現代には特効薬のように思われます。
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