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『皮膚が痒い』
皮膚が痒いという方がおられます。その方は汗をしょっちゅうゴシゴシタオルで拭いているとのことでした。家の電気のアンペアの関係でクーラーを使うとブレイカーが落ちてしまうので昼間は使わないので良く汗をかくようです。家の裏と表の戸を開けておくといい風が吹き通って涼しいようですが、掃除や炊事で動くと汗だくになってしまい、ゴシゴシとタオルで拭くことになります。
冬の季節には身体が痒くなる人が多くて相談されることがありますが、空気が乾燥して皮膚を潤す水分と脂分が足りなくなるのが痒さの原因です。今回は夏ですので空気や皮膚の乾燥でなく、皮膚の脂分の問題でしょう。皮膚の表面は薄い油膜が張っていて、水分が無闇に体内に浸透しないように弾く役目をすると同時に皮膚の水分が無闇に蒸発しないように保護しています。ゴシゴシとタオルで擦ると皮膚の脂分を剥ぎ取ってしまいます。そうすると皮膚の水分が蒸発して潤いがなくなります。皮膚の性格として、潤いが足りなくなるとヒスタミンという物質を作ります。このヒスタミンは痒みをつくります。それが痒さの原因です。皮膚に潤いを与えると良いのです。いつも足もみの時に使うクリ−ムでいいですから、汗を強く拭いたときにはちょっと身体に塗っておくといいですよ、とアドバイスしておきました。
年とともに皮膚は潤いを失ってくるのは自然なことです。しかし自然に任せておくだけではいけません。また、風呂やシャワーの後に身体をあまり強くゴシゴシとタオルで擦らないでください。軽く拭き取る程度でないと必要な脂分まで擦り取る結果になります。これは冬場は特に注意した方がいいです。
ギネスに挑戦・新記録達成!
台湾政府交通部観光局主催によりギネス記録に挑戦する『2000の足と1000の笑顔』のテーマで「最も多い人数による同時足もみ記録」大会が行なわれました。過去の記録はイギリスで2007年10月6日に記録した448人でした。7月1日、会場の台北ドームには観光局の下、中華足部反射区健康法協会及び中華民国反射療法従業員職業工會連合会の協力により、台湾中から集まった1,008人の足健師と1,008人の揉まれる観光客が集まり、40分の足もみ実技を行ないました。
この日のために、足健師全員の手順や実技・知識の確認と統一をするための3日間の研修会を行い準備がされました。計画は以前から進められていたのですが、今回の台湾総統選挙で誰が選ばれるかにより、実施されるか中止になるか分からず、正式な準備期間が短かったのですが見事成功しました。
直ちにギネスレコードの申請が行なわれましたが、この活動を通して台湾観光局は温泉、按摩、洗頭、 SPA、健康養生食もアピールしてより多くの観光客の誘致をしたいと願っています。
専門コースを終えて
足健会会員 河原 直子
今年4月から週一回の専門コースを勉強しました。講座を受けて一番変わったことは、外を歩く時や、電車の中、家で料理をする時も、足や肩など体のどこが疲れているかを感じようと、いつも努力するようになったことです。姿勢に気をつけ、今日は自分のここを揉んでみようと試し、変化を感じて体が少し楽になった時はとても嬉しく、もっともっと楽になるにはどうすれば良いかなと氣にする時間が増えました。
講座ではいつも熱心に細かく指導して頂きました。質問をすると立ち止まって私が理解するまでじっくり教えてくださいました。驚いたのは西洋医学、東洋医学の理論の勉強がすごく本格的だったことです。新しく覚えることが多く、復習せずに忘れていることもあります。足もみを続けながら復習したいです。補習や勉強会があることも嬉しいです。参加したいと思っています。先生、半年間たくさんの事を教えて頂きありがとうございました。
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