『講座を終えて』
長野県諏訪市 藤森 裕敏
私が足健法と縁を持てたのは、足健アカデミー・シンパシーの西山さんと知り合ったことによります。7年ほど前から自己流で足つぼを揉んでおり、一度どこかで習ってみたいという気持ちはありました。習うとしたらその道の達人に習ってみたいという願望はありましたので、広告の人や勧めがあっても決断できず、結局自己流でやっていました。ある勉強会で出会った西山さんに足健法の話を聞き、また実際に揉んで頂いて「コレは!」と思いました。まず、膝裏からふくらはぎの血行を良くして足裏の筋をほぐしてから反射区を刺激するという理論になるほどと思いました。
また、相手に痛くないよう施術するという考えは、それまで抱いていた「足つぼ」の考え方をひっくり返すものでした。そしてめのう愛心棒という初めて見る道具の複雑な形とエネルギー(波動)に驚きました。とにかく大きなインパクトを受け受講を決めたのです。
授業が進んで実際に先生の足を揉むようになると、イメージしていた以上に繊細で難しく、最初のうちは自分の上達する姿を想像するなんてとてもじゃないけど出来ませんでした。しかし、先生の教えでこちらの道というのが見えてきて、未熟なりにもなんとか最近では形になってきたことが嬉しかったです。
僕が受講中によく感心していたことの一つに先生の足もみに対する真摯な態度があります。1回1回、本当に丁寧により良くほぐせるにはどうしたらよいか?という探究心を持って取り組む姿勢に何度も心打たれました。そしてそういう先生の姿勢によって足健法というものがこんなにも深く奥行きのある、繊細で緻密なものになったんだなあと思いました。
本当に良い先生に師事できたと感謝しております。今も研究心を持って上達されていく先生に、少しでも近づけるよう、僕も精進し続けたいと思います。ありがとうございました。
『講座を修了して』
横浜市足健会会員 中野陽子
2010年お正月明けてすぐに始まった予科、そして春からの専科を終えて、終了証をいただいてほっとしつつ、これからがスタートと いう気持ちになっている今の心境です。
予科で反射区を学んでいる時のただワクワクする感じが、専科では全く頭になかった下肢の筋肉・腱をほぐすという独特のテクニックに最初の数回は戸惑うばかり。笑顔で、少しずつテクニックやコツを教えて下さる先生ですが、ここはもう芸術の域!と思わんばかりの奥深い技術に、めげそうになったこともありました。しかし、マニュアル化されたような足裏反射区やリフレクソロジーの学校にもし行っていたら・・こんな技術には出会えなかったと思うと、先生の講座にめぐり合えて教えを乞えたことを幸せに思っています。また、半年の間に先生との出会いだけでなく、専科で一期上のお仲間が再受講で参加してくださることで、迷える最初の数回にご一緒することとなり、この時間は私にとって、とても良いヒントや刺激をもらえるチャンスとなりました。
また、終了の10回目の授業が終わる頃、入ってこられたお客様が、なんと一期生の方とのこと!その一期生の方に拍手をいただきながらの修了証授与となり、なんと奇遇なめぐり合わせとご縁に感謝して帰りました。
「今日の技術でお金を頂戴するにはまだまだ、10年20年かけて自分のものにしていくように」と、厳しい言葉を本当にニコニコしたお顔でおっしゃる先生(笑)。でもまさにその通りと肝に銘じながら、教えていただいた技術と講義の内容を最初の第一歩にさせていただきます。本当にありがとうございました。
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