1997年秋 初めての北京-3
世界鍼灸学術大会



  1987年、各国別に活動していた鍼灸関係学会が1つになって、 地球的視野の下、人類の健康に寄与しようと世界保健機関(WHO) の支援を受けて、「世界鍼灸学会連合会」(WFAS)という組織が 北京で成立した。
  以来、バリ、京都、ニューヨークと学術大会を開催し、 鍼灸の全世界への普及とレベルの向上をしつつ発展してきた。
  私達は、93年京都大会から参加、そのレベルの高さや熱気 に大いに感動している。 「同じ参加するなら、勉強するなら 国際学会」である。
  今回、その成立10周年を記念して、誕生の地・北京に 戻ってきた訳だ。
  「世界鍼灸学会連合会成立10周年学術大会」は、 北京市北部の「国際会議中心(センター)」で11月1日から3日まで 開催され、世界の96の国と地域から1600人が参加した。
  なかでも、中国、ヨーロッパ、アメリカ等の学術論文は
非常にレベルが高い。 @中国の発表者の変形性関節疾患の研究、 A鍼灸でIQを向上させる試み(USA)、 B生体肝移植への鍼灸の応用(イタリア)  Cヨーロッパの医師の7割以上が鍼灸治療を 行なっていること(WHOの報告)などが特に興味を引いた。
  私達の国際学会出席も3回目を数え、 海外の同学者や友人との再会、新しい交流、 まるで同窓会のような和やかな一面もあり、 とても楽しく過ごすことができた。 
  しかし、論文発表となると、とても厳しく、 するどい質問や議論が飛び交うし、つまらない発表には、 たとえ高名な先生に対してもブ-イングが起こる。 
初歩的な質問も堂々とできるし、きちんと回答してくれる。    議論が時間内に収まらないことも度々だが、その後、 会場の外に人垣が出来て、皆で議論の続きをやる。
ここには本当のディスカッションがある。  そしてまた、友好の輪が広がる。

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開会式

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 左 加藤 中央手前 程教授  右 小野寺

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 アルゼンチン のオルテガ博士と加藤


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大成鍼灸院 2001年10月
   
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