教習所ネタ




教習所、一般的に言うところの自動車教習所。私は、去年すなわち2002年の3/4はある教習所に在籍していた(通っていた)。つまり9ヶ月間だ。これは教習期限ギリギリまで粘っていたことになる(法律上、教習開始から9ヶ月以内に終わらなければならない)。だからと言って、別に9ヶ月まんべんなく通っていた訳ではない。


私はマニュアルだったので、技能は最速で第1段階15時間、第2段階19時間で卒業である。言っておくが、私が9ヶ月かかったのは、技能教習に落ちまくって長引いた訳ではない。ただ、ひたすらにサボリまくったからである。だが、ちょっと、そのサボり方はおかしかったようだ。


教習開始の3月…第1段階の13時間目までは、セッセと通った。が、4月になって学校が始まり面倒になった私はサボリ始める…
14時間目…5月頭
15時間目…5月末
仮免試験…6月末
…見極め(15時間目)は20日ぶり、仮免試験は1ヶ月ぶりの運転で突入…実はこれで受かった。半クラッチ?体が覚えて…なかったけど受かった。そして、第2段階になっても妙なサボリ方をし…
1時間目…7月頭
2時間目…9月末
約3ヶ月ぶりで路上に突入。いや、別に誰も轢いてないが。


轢くと言えば…第2段階の路上の途中でこんなことがあった。


信号のある交差点を右折する時、私の見ている信号は黄色、歩行者用の信号は既に赤だった。信号が黄色の時、右折しようと交差点内に侵入している車は速やかに右折しなければならない。が、その瞬間、歩行者用の信号を無視したオジサンが目の前に!ここで焦った私は

ブレーキを踏む前に歩行者用の信号が赤なのを確認し、自分が正しいことを証明した。

「自分は正しい、後は轢くだけ」ってな状態で、当然ながら同乗教官が補助ブレーキ。「T-KS君、信号無視の人だからって轢いちゃ駄目だよぉ」


こんな私は、最初に受けた運転者適正テスト(心理テストみたいなもの)の結果で、「自己主張の強さ」という項目に「自分が法的に正しくても譲るべき時は譲りなさい」なんて書かれていた。
(ちなみにこのテストには、「神経質傾向」「気分の変わりやすさ」「上っ調子になりやすさ」「自己主張の強さ」「協調性」「自分を良く見せる傾向」「情緒安定性」の項目があったが、半分以上問題有りだった)


このように無茶苦茶な私でも無事に卒業できたのはこの教習所が甘かったから?人を轢きかけたときでもハンコは貰ったし。



(2003/01)



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