伝統チャレンジ:100マック




ネット上に数あるチャレンジサイト。つまり普通の人が普段言っている冗談を実現したり、普通の人が思いつかないようなことに挑戦し、その記録で読む者を楽しませてくれるサイトである。私はこの手のサイトが好きで、これまで色々と見てきた。それ故、私の普段の行動もそれに影響されているところもあったりするが、今回は、そんなチャレンジサイト群で、もっともメジャーと思われるチャレンジ、「マクドナルドでハンバーガー100個」に挑戦してみた。


デフレの象徴・マクドナルドのハンバーガーはいつ頃か1個100円になった(それまでの値段が高すぎたとは思うが)。この辺りから登場し始めたハンバーガー100個。現在、ハンバーガーは1個59円とさらに安くなっているが、私(と協力者達)のやったことに目新しいことは無い。しかも、100個食べきっていない(オイ)。それでも一応、記録だけは残しておくことにする。



参加者は私含めて8名(サークルの人を動員)、時間帯はあまり混んでいなさそうなPM3:00頃。本当は10人欲しかったが、止むを得ず8人で決行(ノルマ12.5個)。ハンバーガーだけではキツイということになり、各自飲み物やサイドメニューを頼むことに。そして8人の最後尾に私が並ぶ。


各員、コーヒーやウーロン茶、ポテトを頼んでいく。そして私の番が来た。店員は私とそれまでの連中が話しているのを見ているから、私も同じ様な注文をすると思っているだろう。私は言い放つ。
「えっと、ここで。…ウーロン茶のLと、あとハンバーガー100個」
やはり固まる店員。
「100個ですか?」
「はい」(ここで、「100個ですが、何か?」とは言えなかった…)


店員が奥の厨房に注文を伝えると、奥がなにやら蜂の巣をつついたような大騒ぎになったのが分かる。しまいには
「イートイン(持ち帰りの反対)ですかー!?」
という叫び声が。まぁ、ここで100個食っていくとは普通思わないだろうので気持ちは分かるが…


そして案の定、レジで苦戦する店員。実はマクドナルドのレジは単品では99個までしか打ち込めない。私を応対した店員が困ってバイトの先輩に訊くと、速やかに50個・50個に分けることを教えてもらっていた。もしかしてその先輩は経験者か?


それでも焦りのあまりレジ打ちに混乱している店員さんを見て、思わず謝ってしまった。ウーロン茶が先に出てきて、ハンバーガーは後で持っていくとのこと。
「ハンバーガーの方は少々お時間いただきますが、よろしいでしょうか?」
「どれだけでも待ちます」(脚色なし)


このチャレンジの本質は食べることではなくて、注文時の店員の対応と、100個並べた時の周囲の客の反応にある。店員の対応は確かに見るべきモノがある。だが、今回、惜しむらくは、決行した店の飲食席は2階より上にあり、1階の窓際で100個ならべて道行く人の反応を見ることが出来なかったことだ。それでも我々が陣取った席の周囲の人々は複雑な表情をしていたが(かわいそうな人達、と思ったのが一番多いのではないだろうか)。


100個揃うまでに要した時間は20分ほど。意外と早い。そしてお決まりのようにハンバーガーでピラミッドを作る我々(ピラミッドは、1+4+9+9+16+25+36=100、が適当だろう)。イタダキマース、のかけ声とともにピラミッドの解体を開始する。


私はハンバーガーを分解し、どこかのサイトで見た、パンの下、ハンバーグ×7、パンの上、という豪華(?)なハンバーガーを作ったりしながら(これを作って食べると、後でパンだけ大量に食べなければいけないので地獄)、14個ほど食べた。しかし、1人12~13個というノルマを守らなかった奴が続出し、90個前半で力尽きた。残ったハンバーガーを店側に見られたくなかったので、こっそり鞄に隠して退出…惨めだ。
(ちなみにこのチャレンジは、店側にとっては迷惑な行為であろうので、ここにお詫び申し上げる。なお、混雑時には絶対に行わないこと)



(2003/03)



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