朝起きて家を出る前にテレビをボーッと眺めていると何やらヒーローものが…あ、仮面ライダーなのか、コレ。ふ~ん。おぉ、怪人(?)が登場した、主人公、人間のまま胴回し蹴りで敵を吹っ飛ばした…そして変身…ありゃ、トーキックかい。なんか変身前の方がアクションが派手だぞ(装具があるから仕方がないけど…)
でも、何だかんだ言ってやっぱりヒーローは跳ぶね。派手な空中アクションがやはりヒーローのヒーローたる所以という程に跳ぶね。それか光線か。
しかし、何か1つの技に特化したヒーローはいないものか。たとえばローキックに特化したヒーローとか。
敵登場>主人公変身>アイキャッチ>CM>アイキャッチ>ヒーロー、敵の攻撃を避けながら着実に敵の足にローキックを入れていく>10分以上ひたすらローキック>真っ赤に腫れ上がる敵の大腿>ついに敵が耐えきれなくなってダウン>めでたしめでたし
駄目だ、地味すぎる。ひたすらローキックを蹴り続けているところで喜びそうなのはローキックが入るたびに「オウェェイ!オウェェイ!」と歓声をあげるキックファンな子どもだけだ(居ねぇよ)
ならば寝技に特化したヒーロー。しかもブラジリアン柔術でガチガチにポイントを取りにいくタイプの。
敵登場>主人公変身>アイキャッチ>CM>アイキャッチ>ヒーロー、敵を粘り強いタックルでテイクダウン>ヒーロー、パスガード(ポイントゲット)>ヒーロー横四方からマウント奪取(ポイントゲット)>横四方に戻ったヒーロー、そのまま時間切れまでビクともせず>時間切れ…ポイント判定でヒーロー勝利>めでたしめでたし
めでたくねぇよ。ポイントを取ったら時間切れまで横四方で敵を押さえ込み続けて判定勝ちを狙うヒーロー…横四方の場面が7.8分続く時点で膠着マシン確定。5話に1回ぐらいは極めて勝つかも。
真面目な話、パワーファイターは駄目なのか?華麗で派手なアクションがないとやはり駄目なのだろうか。まぁ…パワーファイターはすべからく頭が悪いという謎の大原則があるから仕方がないか…
「ムホホホホァ!」「オヴァーイ!」とか叫びながら敵を薙ぎ倒し、トドメの剛腕ラリアットで敵を半回転させると「ムッフッフー!アーイム・ザ・ウィナー!」と叫んで消えていくようなヒーローじゃあやっぱり駄目か。なんかカタコトっぽいし。
じゃあ、武器に釘バットを持ったヒーロー…(以下略)