パルム-ディスト城-ディストの洞窟




ディストへ行って竜騎士の生き残りを捜してこいと言われた斧軍団達。竜騎士達もやはり帝国軍と戦って壊滅したらしい。ディストはバフスクの東の海上にある島…が、シドの飛空船はディストへは行ってくれないので(大戦艦で助けてやったのに)、何とか海を渡る手段を探さなければ。


ということで港町パルム。町の入り口にレイラという女がいて、ディストまで格安で乗せていってくれるという。怪しさ満開のこの誘いに乗って船に乗船。斧軍団、海を渡る…


だが、出港してしばらくしたところでレイラの態度が豹変、金目のもんを置いてきな、ということで海賊さんに取り囲まれる。が、この海賊達、恐るべき弱さを誇るのであっさりと壊滅。観念したレイラは、煮るなり焼くなり好きにしな、と。


え?良いんですかい?ゲヘゲヘゲヘ、と下卑た笑いをモニターの前で浮かべる私だが…ゲーム上ではもちろん、じゃあ仲間になれ、というお約束的展開でレイラが仲間に。しかし、襲われたとはいえ、結果的には斧軍団が船に乗り込んで大暴れしてその船を強奪、という形になっているぞ、これ。斧軍団の方がよほど海賊らしい。


レイラの初期装備はなかなか雰囲気が出ていて素敵だ。右手に"ダガー"、左手に"ロングソード"、アイテム欄には"ロングボウ"、と実に女海賊らしい装備だ。


が、そんなレイラにアイデンティティの危機が。
斧軍団「オヴァーイ(レイラさん、レイラさん、とても言い辛いことがあるのですが)」
~(中略)~
レイラ「アタイも斧を持つ日が来たんだね…」


このままディストへ行ってもいいのだが、いつもどおりキャラ育成のために雑魚戦を繰り返す。このゲームのキャラ育成、楽しいんだな、私にとっては。武器や魔法の熟練度が上がると、いかにも使い込んだ感覚がして嬉しい。高クラスの魔法を買ったり覚えたりするシステムも良いが、こうして一つの魔法を鍛えていくシステムも面白いものだ。"バーサク"や"ブリンク"といった補助魔法のレベルが4になったあたりでディストへ出発。既に全員の最大HPは500を超えている。


さて、ディストの城、竜騎士はほぼ全滅しており、城に残るのは一組の母子と瀕死の飛竜が一頭。そのままでは飛竜のことばが分からないので(ガイは動物のことばが分かるってジャイアントビーバーのところで言っていたが…飛竜は例外なのか?)、一度、ディストの洞窟へ行って"ペンダント"を回収することに。洞窟の地下二階で死体を漁ればあらビックリ、"ペンダント"が。死体から遺品を奪い取る斧軍団。ド悪党だな。


"ペンダント"があれば飛竜と話が出来る…ということでお話。飛竜曰く、私はもう駄目だが、卵が一つ残っているので、これをディストの洞窟の最下層にある命の泉に沈めてきて欲しい、とか。シナリオの都合上、了承せざるを得ないので了承。預かった卵を割ってオムレツでも作るか、とか言ってたらまずいんだろうな、きっと。


ディスト城の宝物を一通り漁ってから改めて洞窟へ行くことに。城には"ウィングソード"なんかの強力な武器があるのだが、斧軍団にはその価値が分からないので当然、使えない。なので相変わらず装備は"ミスリルアクス"…少しシンドイ(実はこの時点でも遠くの町に強力な斧を買いに行くことが出来るのだが、今回はシナリオ通りに進めているので、そうしたことはしない)。


ディストの洞窟は宝箱を全部回収しようとするとかなり長いダンジョン。敵もそこそこ強いので、かなり面倒な戦闘を強いられることになる。もっとも、その分だけ成長できるのだが。


やはり敵で困るのは"ヒルギガース"。攻撃力も防御力も高く、かなり育っているはずの現在の斧軍団の攻撃でもほとんどダメージが与えられない。攻撃魔法10連発で殺すか、"バーサク"で攻撃力を上げて殺すか。2匹出てくるとかなりウザイ。


最下層でボスの"キマイラ"(こいつも硬いので"バーサク"殴りで倒した。"バーサク"で攻撃力を上げて攻撃という戦法はFF2で最も有効な攻撃手段)を倒して、命の泉に飛竜の卵を沈めればミッション完遂。


「オヴァーイ(鬼に金棒…斧軍団に"バーサク"、猫に小判…斧軍団に"マサムネ")」




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