４月８日　我が事務所のIT化への道（番外編） 　我が事務所のデジタル・デバイドは、所長たる由岐のみならず、後輩弁護士Ｅにもあることが判明。 　Ｅ「派閥の執行部で名簿管理を担当することになって、Access2002をパソコンにインストールしなきゃならないんですよ」 　私「Accessは単体だと高いよ。（価格.comを覗いて）ほら、２万９０００円位する。だったらOffice xpのアップグレード版を買っちゃった方がいいんじゃないか。プロフェッショナル版でも３万円だよ。１０００円で全てのソフトが入ってるんだから」 　Ｅ「そうなんですけれど、Access2002は必要メモリが128MBらしいんですよね。僕のメビウス64MBしか積んでないから。Access2000なら64MBで動くんだけれど」 　私「おいおい、そんなもの増設すりゃいいでしょ。（通販サイトを覗いて）メビウス対応保証の128MBメモリが５０００円台で売ってるよ。」 　………という会話の数日後、ふと聞くと、事務局に「秋葉原でAccess2000を買ってきて」と頼むＥ弁護士の姿が。 　私「はああー？？何で2000を単体で買うの？？」 　Ｅ「だってパソコンのふたあけるの怖いですから」 　私「ぬあにー！それでも貴様男か！パソコンにとってメモリの増設は保証された行為だ。もしそれでぶっこわれたらPL法に基づいて責任追及してやれ！！」 　と、けしかけたのですが、結局Ｅ弁護士はメビウスの底をあける勇気がないようです。私はメモリはおろか、HDDも光ドライブも載せ替えちゃってるんだけれどな。 　それにしても、新たにソフトをインストールする方が、よほど不可逆的に不具合を起こす危険があると思うのですが（とはいえ、やめるわけにも行きませんが）。パソコンのブラックボックス信仰が進みつつあるようです。 ４月８日　追伸　みずほ銀行（３） 　夕刊では不具合なし、という報道だったのですが、やっぱりだめだったようです。 　二重引き落とし新たに３万件 　口座振り替えなどのトラブルが続くみずほフィナンシャルグループは８日、公共料金の引き落としなどの口座振り替えで、新たに約３万件の二重引き落としが起きたと発表した。 　また、みずほ銀行の現金自動預払機（ＡＴＭ）で午後３時５２分から約１時間半、統合前の他行カードが使えなくなるなど、１日と同様の障害が発生したことも明らかにした。トラブルが絶えないことで、システム統合に根本的な見直しが迫られる可能性も出てきた（東京新聞）。 　もう第２週なんだから、「予想以上の負荷」なんて言い訳は利きませんよ＞みずほホールディングス殿。一時期のｉモードと一緒で、しばらく続きそうですね。どうなることやら。

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