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4月16日 法律事務所の敷居

 北京に行ってびっくりしたのが、ビルの1階にある法律事務所があることです。

 日本では、ビルの1階は商業系のテナントが入ることが多く、法律事務所はオフィス系のテナントとして、ビルの上の方に入るのが普通なので、かなり違いを感じました。

 これが国民性の違いなのか、弁護士の社会的地位の違いなのか、よくわかりませんが、法律事務所が「商業系のサービス」としての位置づけをされているのかも知れません。

 いずれにせよ、1階にあることで、法律事務所の敷居は大幅に低くなる感じがあります(中国では日本以上に「敷居の高さ」で位の上下を計るため、敷居が低いことはいいことではないのかも知れませんが)。

 まあ、1階にあるべきかどうかはともかく(表通りの1階は家賃も高いですし………)、法律事務所の入口の様子にもいろいろあります。

 大企業よろしく、入口にはカウンターがあり、受付嬢がいるところもあります。大事務所に多いですね。

 カウンターはあっても、受付嬢はおらず、電話機がぽつんと置いてあって、訪問客に内線電話をかけさせるところも多いですが、これは私の感覚でいうと、一番敷居が高いし、客に対して失礼なのではないかと思います。

 そうであれば、むしろ入口から事務局のいるカウンターが見渡せるような構造がいいのではないですかね(事務局にとってはあまりありがたくないでしょうが、うちの事務所はこのような構造です)。

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