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6月6日 マスコミのスポーツ報道

 日本−ベルギー戦の翌日。朝日新聞の報道に波紋が巻き起こっていますね。

ヒデ「最後のW杯」 チームに献身
日本代表でプレーするのはこのW杯が最後だと、中田英寿(25)が周囲に伝えた。決意は固い。 

代表引退報道に中田怒った
中田英寿は5日、W杯後に日本代表を引退すると報じられたことについて「選手、スタッフ、ファン、メディアが一緒になっている流れを壊す」と、日本一丸ムードに水を差すと怒りを表した。

 朝日の報道にも何らかの根拠はあったのかも知れませんが、以前ノルディック複合の荻原健司の去就についても「長野オリンピック後に引退」と喧伝し、その前提に立った報道をしたあげくに全否定されるという失態を演じたことがあまり身にしみていないよう。

 朝日がその傾向が一番ひどいような気もしますが、日本のマスコミのスポーツ報道で気になるのが、常に試合の内容自体を報道するよりも、何か身の上話を持ち出して美談にこじつけるという記事の仕方です。スポーツはスポーツとして純粋に楽しみたい。そのような報道がなぜできないのかなあ、と思います。身の上話や打ち明け話は後日でいいのではないでしょうかね。

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