「星屑は今…」について


弘前大学SF同好会(後にSF研究会と改称)副会誌「猫よ、猫よ!」第1号掲載の
最初に印刷物に発表した作品。この副会誌「猫よ、猫よ!」は
正会誌「大化猫」が専門の印刷所に頼んだオフセット印刷の物だったのに対し、
当時体育会系サークルが共同で保有していた簡易印刷機を利用して、
予算をかけずに会員が気楽に作品を発表できる場として企画された副会誌でした。

最初は会員みんながお気楽に投稿できる40〜50ページ前後の小冊子だった筈が、
後半の4〜5号あたりになると100枚〜200枚の大作を書き上げる奴まで出てきて
第4号なんかは180ページ突破しちゃったりして(^^;)

これはそんな副会誌の第1号にまだ新入会員だった蛸之枕が発表した
嬉し恥かし処女小説だったりします。 400字詰め原稿用紙約20枚。
彗星探査とエネルギー資源問題を絡ませた割といいかげんなハード?SF。
今回のアップロードにあわせてどうしても気になる部分に関しては
最低限の手直しを入れています。 また、初出時に描いた
イラスト2点(モノクロ)はカラーで一から描き直しました。

1979年12月14日発表 陸奥野晴行名義


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特にルビなんかにはまったく対応してくれてないので一部表現の変更を行いました。
以下に凡例を示します。

ま と い


(まとい)

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ちこっと

ちこっと


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