since 2001



another_brain.png




前に戻るインデックスへ次に進む

第5回(2003年10月28日 火曜日) DVDを観る×16

 あれあれ、気がついたら10月も後半ですか。なかなか予定通りに更新できませんね。困ったものです。

 でもって、まだまだDVDレンタルザンマイです。

 1本目は『陰陽師 妖魔討伐姫』です。これはこの前借りた「陰陽師 安部清明」の流れですね。なんだか今回はちゃんとドラマになっていました。しかも続きがありそうですね。特典のメイキング映像がボリュームがありました。前のとストーリーは繋がっていたのかな。

 2本目は『ピンポン』。文字通り卓球の映画ですね。原作はマンガなのかな。良く知りません。なんか卓球のシーンはともかく、個性的なキャラをうまく表現したな。という感じ。人気があったのもうなずけます。

 3本目は『QUIZ SHOW』です。これは前々から見たかった作品ですね。もと大学のクイズ研究会の人としては、やはり一度は見なくてはいけないのでしょう。でも、一度観ただけじゃ、この映画のクイズ番組のルールがいまいち分からなかったなあ。いや、何となくは分かるんだけど。それにしてもアメリカではクイズ番組のチャンピオンは、あんなに知的に見えるのかなあ。日本ではどちらかというのと頭でっかちな人(表現が古いな)と見られると思うんだか。まあ偏見かなあ。けっこう面白かったし。まあ、ズルはいけませんよ。

 4本目は『エレクトリックドラゴン80000V』。凄い迫力です。なんかもうストーリーとか云々ではなくて、パワー!パワー!パワー!という感じです。主役よりもライバルの方が目立っていたのは気のせいかなあ。

 5本目は『パルコフィクション』です。オムニバス形式なのですが、1話目のロケーションが自分の良く知っている場所でビックリしました。どの話もけっこう面白い。きっと「パルコ」なのが微妙な面白さをかもしだしているのでしょう(意味不明)。シリーズ化しても、ついつい観てしまいそう。

 6本目は『蝉祭りの島』。これは妙な面白さがあるなあ。笑えるけど泣ける話(泣かなかったけど)。こういう日本映画は好きです。それにしても、竹中直人さんてよく見るなあ。日本の映画では大活躍ですね。たまたまかなあ。この映画でもいい味だしていましたね。好きだから良いけど。

 7本目は『機動戦士ガンダムSEED 7』。これが本命です。やっとオーブに着きましたねえ。うーむ、かっこいいな。なぜか回想シーンが多かったような気がするけどまあ、気になりませんでしたね。最後にディレクターズカットのおまけもみました。なるほど時間の制約やらいろんな束縛がないと、ディレクターはこういう風にしたいのか、と納得してしまいました。

 8本目は『火山高』です。これは韓国映画なのかな。なるほど、これは昔のマンガ「魁!! 男塾」を思い出してしまいました。韓国との文化の日本の文化の微妙なズレが面白いかも。おそらく欧米人が観たら韓国の映画か日本の映画か分からないと思う。ワイヤーアクションを使うのは映画界のブームなのかな。結構違和感があるんだけどなあ。なんかワイヤーが見えなくても、なにか引っ張られている感を感じてしまうんですよ。これはこの映画だけではなく、ワイヤーアクション全般の話なのですが。そのうち解消されるでしょう。まあ、どの映画もそんなのは些細なことです。「ワイヤーアクションを見せたいがために」映画を作る人はいないでしょうから。

 9本目は『TAMPEN 短篇』です。これは短篇映画の集まったものですね。タイトル通り。別々の人が作っている別の話なので、なんか得した気分です。きっと映画が好きな人はこういうのが好きなのでは? と思ってしまいました。いろんなパターンがあって勉強になります。結構楽しめたし。

 10本目は『あずまんが大王2』です。これはテレビで放送されたもののうち、6話から10話までをまとめたものですね。大分、声にも慣れてきました(私が)。原作マンガのほのぼの感を結構だしていたと思いました。きっと私が見ることに本当になれてきたのでしょう。

 っていうか1ヶ月くらいの間に私は何本DVDをみているのでしょうか。まあ数えれば分かるのだけど。このページに書いているのはその内で私は十分に楽しめたと思う作品です。実はここに書いている意外にもDVDをみていたりするのです。何をやっているのだかなぁ……。

 さてさて、11本目は『MON-ZEN』です。これはドイツ人2人組の日本での異文化体験を面白可笑しく描いたものです。と、なんとなく無味乾燥に説明してみました。微妙なクスクス感がありますね。ちゃんと日本が描かれていたので好感をもちました。ドイツ人や日本人にはきっと面白い映画でしょう。大爆笑はないけれど、ニヤニヤが残ります。にゃあ。

 12本目は『食神』。すごいなこれは。昔、日本で「料理の鉄人」というテレビ番組がありましたが、それが海外(香港)で映画になっていたとは。どっちが先かは知らないけど。版権とか大丈夫なのかな。理屈がどうのこうの言ってはいけませんね。こういうコメディ映画では。結構日本では問題になりそうなシーンもありましたが、まあOKでしょう(なにが?)。最後のオチは凄いです。私はまったく想像できず、あっけに取られてしまいました。

 13本目は『少林サッカー』です。これはひとつ前の「食神」と同じ監督なのでしょうか。良く知りません。序盤は結構単調で「えー」と思っていましたが、後半になってテンポアップして楽しくなりました。なるほど、周りの評判が良いのもうなずけます。もうサッカーのルールなんて無視、という姿勢がすごいです。

 14本目は『シンク』です。なんか不思議なお話。ありえそうでありえない話。なんでしょう。この浮遊感みたいのは。なんとなくドキドキしました。(多分)ラブストーリーでもなんでもないのですが。きっとそういう映画なのでしょう。なんとなく満足感。そうそう、なんだか映像特典として『手の話』という短篇映画(?)も付いていたので観てみました。これも不思議な話。不思議だなあ。

 15本目は『猟奇的な彼女』。これも韓国映画ですが、日本のテレビドラマみたいなお話。これがまた、序盤で可愛いけど暴力的な女性がでてきて、お、これは斬新! と思いましたが、終盤に向けてちゃんと話がまとまりましたね。ちゃんと伏線がきれいに張られているのには感心しました。日本語の吹き替えで観たのですが、背景の看板やその他の文字が韓国語である違和感をのぞけば完璧に日本のテレビドラマでした。っていうかフジテレビが同じコンセプトでドラマを作ったら人気がでそう。観たいなあ。ワイルドな彼女のバイオレンスなシーンは一切でてこないで、かなり気の強い彼女のナイーブな一面を見せたところが、この映画の(私にとっての)面白さなのでしょう。

 16本目は『さくや妖怪伝』。あれ、この映画の主人公は、もしかして『陰陽師 妖魔討伐姫』の主人公じゃないかなあ。似ているような気がする。まあいいか。結構、面白かったですね。正直あまり期待をしていなかったんだけど、良くできていました。富士山の噴火の画は大袈裟だと思いましたけど。そういえは、マンガ「GS美神極楽大作戦」にも同じような話があったなあと、思いました。なにか元ネタがあるのかな。ってエンディングを観ていたら、スタッフロールの「応援」の人の名前が送られていくところで『京極夏彦』の文字を見つけて笑ってしまいました。きっとあの京極さんなのでしょう。妖怪好きであることは一部では有名ですが、いろんな仕事をしていますねぇ。あれ、このことは「大極宮」に書いてあったかなあ。あれは違う映像の話だったかな。思い出せませんね。



前に戻るインデックスへ次に進む