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第22回(2004年7月19日 月曜日) キーボードを洗った

 ほどなく15時間程寝てしまいました。なんだか疲れが溜まっております。どうでもいい話なんですけど。このページも目標は1年間で終わらせるつもりだったのだけど、うまくいきませんでしたね。困ったものです。まあ、思い通りにはなかなかならないものです。それでも、思わないよりはましなのですが。

 でもって、秋葉原でキーボードを買ってみました。といってもジャンク品なのですけど。お店の人に聞いたところ、なんでも押したキーと違う文字が画面に表示されるのだとか。一応Apple純正のApple USB Keyboardです。もっとも初期のiMacに付属していたものでしょうか。家に帰って実際にPowerBookにつないでみました。うーん。確かに『A』キーを押すと「A」「S」が入力されてしまいますね。他にもキーと実際に入力される文字がバラバラです。そこで、キーボードを分解してみたところ、何かジュースをこぼしたようなあとがありました。きっと何かジュースのようなものをこぼしたせいでキーのスイッチ部分がところどころ短絡してしまっているのでしょう。実は秋葉原で店員に話を聞いた時から、きっとジュースか何かこぼしただけだろう、と予想していましたが、それが当たっていました(実は、キーボードにはカバーを開けた痕がありました。きっと店員も中を開けて、故障の原因は分かっていたのでしょう)。

 というわけで、全部バラして汚れた部分は洗剤でごしごし水洗いしました。電子部品だから本来なら水は厳禁なのだけど、水に弱い素子などを濡らさなければ多分大丈夫だろうという読みです。無論、通電してから時間をおいてコンデンサーに貯まっている電気を抜いたりと、それなりの工夫(気休めの努力)はしているのですが。スイッチの部分は単純な構造で、水に濡らしても大丈夫だろうと予想もつけられました。もっとも重要なのは、これがジャンク品で壊れても諦めがつく、というか、もともと壊れている、ということでしょう。それじゃなきゃ、水に濡らす、なんてことはしません。もし、マネをしてキーボードその他が壊れても私は責任をとりませんよ。あしからず。

Apple USB Keyboard 水洗い後、再組み立て中。もともとのキー配列をデジカメで撮っておいて、それを見ながらやっています。

 水洗い後、完全に乾かしてからもう一度組み立てて、キーを押して試したところ、洗う前よりはマシ(正しく入力されるキーが増えた)になったのですが、まだ2〜3個キー入力がおかしかったので、もう一度分解して水洗いをしました。そうしたら無事に全部のキーが正常に入力されるようになりました。良かった良かった。

 けれど実際使ってみると、なんとなくキータッチはいまいち……。なんかキーがモコモコしている感じです。垂直にキーを押さないと引っ掛かる感じもするしなぁ。もともとジャンク品なので文句は言えませんが。うーん、でもキーボードは欲しいなあ。いろいろと外付けキーボードがあった方が便利だし。新品で良いのを探そうかなあ。けれど、JISキーボードって選択肢が少ないんだよなあ。特にMac用のは……。思いきってワイヤレスキーボードでも買おうかなあ。そうするとBluetoothのアダプターも買わなければならないんだよなあ。どうしようかなあ。

 まあ、キーボードのことは考えておきましょう。PowerBookのメモリーも買いました。実は秋葉原に行ったのはメモリーを買うのが目的で、キーボードはたまたま見つけただけだったのです。PowerBookG4(550)の仮想メモリーの使用状況をモニターしていて、メモリーの増設の必要を感じたのです。今までPowerBookは640MB、PowerBookG4は512MBのメインメモリーを積んでいたのですが、今回増設してそれぞれ768MBになりました。うーん、体感では気持ち速くなったでしょうか。Netscapeでウインドウやタブを多く使用した時に描画が速くなっているかなあ、という気はしますね。それにしてもメモリーも高くなったなあ。2年前と比べて1.5倍位に値上がりしましたね。まあ、需要と供給のバランスがそうさせているのでしょう。きっと今の新製品パソコンで採用されている規格のメモリは安いんだろうなあ。

 とかなんとか考えている間にデジカメも買いました。SHARP製のV602SHという機種です。200万画素でレンズが飛び出さない光学2倍ズーム、オートフォーカス機能付きでポケットに入れることもできるデジカメです。

V602SH 右下の白丸の部分がフラッシュになっているらしいです。

 まだ、取扱説明書を全部読んでいなので、全部の機能は把握していないのですが、ムービーも撮れるようですし、時計やアラーム機能もあるようです。さらにこのデジカメの特徴は携帯電話機能やEメール機能が付いていることでしょう。どうやらお金さえ払えば、コンピューターゲームもできるし、ミュージックプレーヤーにもなるらしいです。すごいなあ。最近のデジカメは。

 ただ、欠点もあります。全体的に操作性が悪いということです。シャッターボタンも凄く小さいし。またレンズカバーがないので、レンズがすぐに汚れてしまいます。傷も付きそうだなあ。バッテリーも専用のものなので、充電の問題もでてきそう。

 記録メディアは本体の内臓メモリーとSDメモリーカードなのですが、私はSDカードを持っていなかったので仕方なく256MBのメディアとMacに読み込むためのPCカードを買いました。痛い出費です。画質も私が普段使用しているPowerShot A20と比べると数段落ちる感じです。まあ、本体の大きさを考えれば仕方ないのかなぁ。まだまだPowerShot A20は現役で活躍することでしょう。


 そんなこんなで、DVDです。

『裸の銃を持つ男』は私の大好きなコメディー映画です。何回も観たなあ。無論、話自体はむちゃくちゃなんだけど、こういうコメディーはストーリーがちゃんとしててもしようがないような気もするしなあ。私の中でのアメリカン・コメディーの好きな部分が凝縮している感じです(大袈裟か?)。

『裸の銃を持つ男 PART 2 1/2』は文字通り「裸の銃を持つ男」シリーズ第二弾です。いや、正確にいうと文字通りではないのですけど。やっぱり好きですね、こういう映画は。日本の刑事ドラマの中には、この映画と同じストーリーを大真面目にやっているものがありそうだなあ。もっとも日本の刑事ドラマを隈無く探せば、ですけど。1時間ものの連続ドラマで製作してくれないかなあ。10年くらい前の映画なんだよねえ。無理か……。

『裸の銃を持つ男 PART 33 1/3 最後の侮辱』は文字通り「裸の銃を持つ男」シリーズ第三弾です。まあ、正確にいうと文字通りではないのですけど。これがシリーズの最後の作品ですね。まあ、別に私的には第四弾を作ってもらっても全然構わないのですけど、無理でしょうね……。しっかり前作よりも面白くなっていますね。にこにこ。ところで、このタイトルになっている "PART 33 1/3" っていうギャグの意味の分かる人は何歳以上の人なんだろう。私の年齢ぐらいがギリギリかなぁ。今の学生はDJなど、その手のことに興味がない限り分からないだろうなあ。ギャグも時代によって解説が必要になってくるものなんだな。

『テャーリーズ・エンジェル』は何か70年代のテレビドラマを思い出してしまいました。「Gメン '75」「Gメン '82」とか「キーハンター」とか、あんな印象を受けましたね。なんか音声追跡装置とか「現実的にはちょっと無理だろ」と思いましたが、DVDとしては十分に楽しめましたね。そうか、関係ないけどもともとのタイトルは"CHARLIE'S ANGELS" で複数形なんだなぁ。実はキャメロン・ディアスの演技が好きなので、私としてはそれだけで楽しめたわけですが。しかし、シリーズ物の中盤にでてきそうなオチでちょっとびっくりしました。え、これ70年代ドラマのリバイバルなんだ。なるほど、納得しました(なんだそりゃ)。

『シベリア超特急』は何かと話題となった作品ですね。水野晴郎さんの監督作品です。私自身、あまり映画には興味がないので水野晴郎さんが監督をすることがどんなに凄いことなのか、いまいち分からないのですが、けっこう面白かったです。歴史的につじつまがあっているのかは分かりませんが、歴史しらずの私は楽しめました。最後のオチを見ると全て納得して「なるほど、だからあのシーンは、ああなのか」と思ってしまいます。それにしても、このオチ、まだ観たことのない人には言ってはいけないそうなんだけど、それを聞いた時「大袈裟だなあ」と思ってしまいました。これはシリーズ化しているみたいなので、ちょっと続きを観てみたいなあ。ああいうオチの後で作品をどう繋げていくのかは興味がありますね。



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