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第30回(2005年3月3日 木曜日) 時間

 ということで、インクジェットプリンター市場にて、キヤノンがエプソンを抜いて8年ぶりシェアトップを奪還したというニュースに続いては、今年も「ヤマザキ 春のパンまつり」がスタートしたというニュースです。……というのは脳内ニュースって、ではなかった、本当のニュースのなのですが、今年もヤマザキ春のパンまつりが始まりましたね。私はもともとこういうことにはあまり興味がなかったのですが、昨年何気なく点数を集めたところ、25点集めると皿を貰えるところ23.5点しか集まらず、1.5点に涙を流した覚えがあります。もちろん、実際に泣いた訳ではありませんが、もう少してお皿が貰えると思って慌てコンビニに買いにいったのですが、時すでに遅し。並んでいるパンは既に点数シールのついていないものになっていたのでした。めでたしめでたし。ってコンビニに買いに行ったのは無駄だったわけで、全然めでたくありませんでした。今年はなんとかお皿が貰えるようにがんばろうかな。食器はあって困るものでもないからなあ。

 まくらはこの辺にして本題にそろそろ入ろうかなと思ったり、思わなかったり。
 先日、大学の先輩がクイズ大会を開くというので、久々に大学に行ってクイズに参加してみました。もっともクイズ大会といっても参加者は私を含めて10人ほどなので、「大会」というのには少し大げさですけど。なんとびっくり、私は大学生のときにクイズ研究会に所属していたのです(わざとらしく)。それはそれとして、クイズ大会というのは、クイズの企画(ルール、正解したらどうなるのか、などなど内容のこと)やらクイズの問題やらを準備してその準備した人を中心にしてみんなで楽しもうというものなのです。こうやって書くと簡単だけど、みんなを楽しませるというのは大変なのです、いうまでもなく(倒置法)。今回はさすが先輩(OB)というできばえでしたねえ。私は評論家ではないのですけど。楽しめました。満足満足。いわゆるベテランの実力を感じました。私も何を隠そう10年選手(←なんだそりゃ)なので、もう新人ですっていえないんだよね。すごく弱いのですけど。
 クイズ研究会に入ったばかりの人って経験があまりないから、どうしてもバランス感覚が悪いというか見通しが悪いというか、企画者の想像と実際がずれてしまうのだけど、ベテランになるときっとそういうのが消えて行くのでしょう。私はベテランではないからよくわかりませんが。

 今回参加した大会ではいわゆる○×クイズ、筆記クイズ、3択クイズ、ボートクイズ、早押しクイズとあらゆるクイズを網羅しているところが見逃せなかったですね。これで「ばらまきクイズ」とじゃんけんがあれば完璧という構成でした(ネタが古いな)。私の数少ない経験では、近年の新人さんがクイズ大会を企画すると「ペーパークイズ」をやって「早押しクイズ」でちょっと工夫して「ボードクイズ」をたまにやったりして、結局決勝戦で早押しクイズを行って優勝者を決めるというパターンが多いのですが、この構成で万人受けする企画を組み立てるのには企画者にかなりの技量が必要になります。少なくとも私には技量がないので無理です。新人さんには若さに裏打ちされたエネルギーがあるので、なんとかなる場合が多いのですけど。ま、経験すればするほど成長するのも早いということで。企画なんてセオリーはないから教えようもないんだよね。

 企画者にクイズ大会の企画実行の経験が何回かあると、時間に関する感覚というか、どの位時間が掛かるのかという「読み」と「結果」がよく一致しますね。いわゆる企画にどのくらい時間がかかるのかというのは経験がないと読み切るのはちょっと難しいです、不可能ではないけど。飲み会など次の予定がある場合は、こういうのが結構重要になってきます。まあ、所詮内輪の楽しみなので、時間など気にせずとことん楽しみたいところですけど。

 さてさて、当然ながら優勝を逃してしまった私なのですが、優勝商品は「アメリカ横断ウルトラクイズ」のボードゲームでした。これ私も欲しいんだよなあ。クイズに負けた悔しさというのは、あるにはあるけど、それよりもなりよりもボードケームが欲しい! という思いが、ふつふつとわき上がってきました。このボードゲームにはゲーム用に早押し機(クイズなどで誰が一番早く押したかを判定する機械のこと)がはいっているのです。それも欲しい。ということで、クイズ大会の企画者で商品の準備も当然したであろう先輩に入手場所をきいたところ「あんなのハード・オフにいけば結構売っているよ」と言われました。へえ、そうかあ、と単純に考えて次の日曜日にハードオフに探しに行きました。とはいえ、近所にはないのでバスに乗って1軒目のお店へ。で、ない。まあ、そんなすぐに見つける訳ないよなあ、と思って隣町の2軒目に。そこもなし。3軒目は電車とバスを乗り継いで県境を超えたところ。やっぱりそこもなし。……って丸一日時間を掛けて5軒ほど回ったのですが、収穫はなしでした。かなしいです。

 後日、ブックオフの姉妹店であるベビー用品・子供用品のリサイクルショップ(古物商)ビーキッズに行ったところ(なぜそんなところに行くかというと、ブックオフと建物が一体になっているので中を通っただけ)、ワールドレコードクイズなるものが売られていたので買ってみました。このボードゲームにも早押し機がついていたりします。モノ自体はクイズ大会を主催した先輩から「こういうのもあるよ」という感じで教えてもらっていたのですが、実際に手に入れてしまうとは……。っていうか、私の物欲はこれでは満足しないぞ!  私の旅はまだ続く。なんだそりゃ。


ワールドレコードクイズ 300円でした。




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