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第34回(2005年8月15日 月曜日) 神輿

 8月ですねえ。8月といえば、広島、長崎の原爆や終戦、飛行機の墜落事故など、悲しいことが思い出されますが、学生的には夏休みであり、会社員にはニッパチだったり営業人には暑さが辛かったり、まあ人それぞれですね。

 深川に用事があって、電車でトコトコと出かけたのですが、駅をおりてビックリしました。町の熱気が異常。ハッピを着ている人が何だか多い。浴衣を着ている人もいたけど、それよりもサラシとハッピ。「ははーん、祭りだなあ」と用事を片付けた後で、ちょっと様子を観に行きました。


 神輿1  神輿2
 ホースやバケツで水をかけています。

 いやあ、祭ですねえ。私も一応下町出身なのですが、ここまで水はかけないなあ。でも、なんだか楽しいのは私にも下町の血が流れているからなのかな、違うか。このお祭りは富岡八幡宮神輿連合渡御でした。うーん規模がさすがに違うな(どこと比べて?)。そうそう東京の地下鉄東西線の「門前仲町」という駅名の由来になっている門前仲町はこの富岡八幡宮のモンナカです。

 水をかけるのは身を清めるという意味もあるみたいだけど、実際は熱中症対策としても十分有効でした。水をかけるから、体が冷えると言うのもあるけれど、アスファルトが濡れているとそれだけで結構涼しいんです。私は水のかからない程度、ぎりぎり近くで見ていたのですが、涼しかったです。

 神輿3
 3基はそれぞれ違う神輿です。

 今回、50基以上の神輿がでていたと思うのですが、私の場合、祭というと一番に神輿を連想します。まあ、自分で神輿を担ぐことはないと思いますが(確か子供の頃には子供神輿を担いたことはあります)。どうも最近は盆踊りが混同されてそうですね。私は勝手に祭は神道の行事で、盆踊りは仏教の行事という解釈をしています。まあ神仏は混同していますから、どうでも良いのですけど、「盆踊り」を「お祭り」というのには少し抵抗があります。昼間からみんなで酒を飲むのが祭りで、たこ焼き屋や焼きそば屋がいるのが「盆踊り」。ハッピとサラシを着るのが祭りで浴衣を着るのが盆踊り。とかいう解釈も勝手にしていたりして(普通、祭にもたこ焼き屋などの出店はでているものですが)。大変不幸なことですが、祭の中には過激なものも多くあって、死者が出たなどとニュースになることもありますが、盆踊りで死者がでることは稀でしょう。もしかしたら、当たり前のように死者がでるので、ニュースにならないのかもしれませんが。

 うーん、楽しかった。帰りは歩いて月島まで行って帰りました。

 そうそう、机を買ったのですが、その話はまた次回に……。




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