フォトアルバム

2013.11.24.    岐阜基地航空祭 その3

 

F-15 右旋回
派手な機動飛行で観衆を魅了する航空祭。機動は3軸の回転運動の複雑な組み合わせによってなされます。その回転を促す動翼と、機体の動きの関連を見てみましょう。

「天候偵察」時、こちらに向かってくるF-15(801)を見ると、左翼先端に近いエルロンは下がり、右翼のものは上がっています。また、左水平尾翼は前方が上がっています。(右は水平?それとも前方が下がっている?)

カメラのデータによると08:37’53”撮影。
直後(08:37’54”)機体は右翼が下がる状態になりました。エルロンは既に中立状態になっているようです。水平尾翼はこれだけではよく分かりませんが、左右双方少し前方を下げているのかも知れません。

 

F-15 左旋回
08:38’12”

その後右回り(時計回り)に一周した機体が、再びこちらに向かって来ます。機体はほぼ垂直に倒した状態です。
 08:38’13”

動翼が動きます。先ほどとは逆の動きです。左翼が少し下がっています。
08:38’14”

更に左翼が下がってきました。左右水平尾翼の不均衡がよく分かります。
08:38’14”

更に左翼が下がり、水平より左翼が下がった状態になりました。
08:38’15”

左翼が大きく下がった状態になりました。動翼は中立の位置に戻りつつあります。
08:38’16”

エルロンは中立位置に戻ったようです。水平尾翼の位置がよく分からないのが残念です。

 

F-4 エルロン
9:13’34”

「第一回展示飛行中」の1コマです。機番は431。左翼を大きく下げた状態で、左翼のエルロンが下げられました。良く見ると、右翼では少し上がっているようです。水平尾翼は良く分かりません。
9:13’35”

機体はほぼ水平になりました。

 

F-2 詳細不明
低速で旋回するF-2(501)を追って見ましょう。水平尾翼内側のエアブレーキは展開されたままです。

09:20’41”(上左)
エルロンの動きは、・・・ 良く分からん!!(笑)
左水平尾翼が動いているように見えますが、俯瞰角度によるのかも知れません。比較のため、直進した時のもの(上右)を掲載します。

09:20’42”(左)
とにかく左翼が下がりました。(笑)
09:20’43”

主翼後縁の動翼は両方とも少し下がっているようにも見えます。大きな1枚板で、エルロンとフラップを兼ねた、所謂フラッパロンでしょうか。右主翼前縁のフラップは下げられているのが分かりましが、左翼はよく分かりません。水平尾翼の角度も不明。主翼の揚力を増し、旋回しているのかな??
09:20’44”

左翼先端を翼見ると、前縁フラップは下げられているようです。水平尾翼も前方が下げられているような??
09:20’45”

依然右翼前縁フラップ以外は詳細不明な状況です。とにかく、旋回中。(笑)
09:20’46”

両翼の前縁・後縁ともフラップは降りています。水平尾翼の位置は良く分かりません。

 

エピローグ
結局、今年はF-15とF-4の横回転と動翼の動きを示す写真しか撮れていなかった。動きの一歩手前を撮っていなかったり、撮っていたとしてもブレていたりと、散々たるものだった。とりあえず来年は連写を心掛け、撮影枚数で稼ぐことにしよう。写真の選別と編集に手間がかかるだろうが・・・(笑) そもそも動翼と機体の運動を写真で示すという視点が無かった。それに気付かせてくれたのが、このページの最初の2葉だった。新たな課題(と言うか楽しみ)が見つかったことで、早くも来年の航空祭のことばかり考えている。(笑) 早く来い来い航空祭。そういえば、来年で岐阜基地航空祭は10回連続の観覧になる。時代の変化も反映させるべきか・・・ そうすると、とてつもなく長い物になりそうだ。編集に時間がかかりそう。(笑) そうだ、時代の反映は、再来年にしよう。(笑) そうすれば、「10年前は」との書き出しが多用できる。(笑) あれれ、とんでもない結論になってしまった。

 

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