2013〜19年 井上芳雄さん主演版

2020年1月25日(土)「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」

昨日24日は今年初めての観劇に行きました。
井上芳雄君主演の「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」と言うミュージカルです。
日比谷のシアタークリエで上演しています。満員御礼でチケットは売り切れなんですよ。
音楽座のオリジナル作品の一つだという事で、歴史あるのですねぇ。

プロローグは宝塚チックで明るく楽しい舞台です。主人公2人が出会い、幸せいっぱいの場面が歌やダンス、音楽と共に展開して行きます。
中盤、少女である折口佳代の秘めたる過去が一枚ずつ剥がれ落ち、再び悪運が押し寄せます。
2人が幸せになろうとしているのに辛い運命がこれでもかこれでもかと押し寄せる訳です。

最初、佳代はスリとか不良少女から始まるんですけど、三浦悠介(井上)との出会いによって、普通の少女に少しづつ変わっていくんです。
結婚して幸せになろうとするのですが、何度も悪運が立ち込めます。飛行機の墜落とか死ぬとか、殺人を犯してしまうとかね。
そんな時、宇宙人が出てきて助けてくれるとかして、何年もかかった後に幸せな家庭を築き上げ、子供も生まれ、天国に旅立ち、2人は星人になる。
大人になった子供達が見送ってくれると言うお話。佳代の描いた夢にたどり着くのがとても大変だったわけです。

夢は絶対に逃さない精神を常に持ち、佳代が立ち向かうと天が味方してくれました。
つまり、宇宙までとんだシャボン玉が宇宙船で旅をしていた星人に届き、助けられるのですね。その辺がとてもおとぎ話で、あるはずのないストーリーが展開します。
夢を持つとか、夢はかなうとかがテーマですね。そして夢をかなえる宇宙の存在も実は人の心の中にある。シャボン玉に掛けた所がお洒落ですね。

出演者の井上芳雄君は真面目で素朴な青年である三浦悠介役を難なく熟し、ダンスも問題なく踊れて、凄かったです。
相手役の宝塚出身咲妃みゆさんも折口佳代役を自然な演技で熱演していました。歌声が透き通るようで綺麗です。
その他、土居裕子さんは星人役で初めはびっくりしましたが、歌声が素晴らしいベテランさんです。
吉野圭吾さんはバーテン役なんですが少し貫禄が出て来て、いい役者さんになられています。懐かしかったです。
濱田めぐみさんは演技抜群です。月影ひとみさんも役代わりで出られたらしいのですが、残念ながら認識できませんでした。
その他宝塚出身の方が結構出ておられました。皆さん、歌もダンスもさすがですよ。

今年最初のミュージカルはなかなか見応えのある楽しい作品で良かったです。



 2019年8月12日(月)残暑お見舞い、ラジオ(bymyself井上芳雄)

8月12日(月)は山の日の振替休日ですが、歌声教室はありました。
朝から超暑くて、身体も付いて行かない午前中でしたが、昼頃にはしゃんとして、いつもの稽古場に出掛けました。
しかし、今日は歌えるかしら?なんて小さな不安がよぎったのですが、何のなんの、2週間に1回の授業では「歌いたい病」が私の体内をうずうずしていて、結局の所、元気に楽しく歌いました。
ちょっとイタリア語なども教えてもらって、ほんの少し勉強した感じです。お盆だし、暑いので、欠席者もちらほらとありましたが。

そうそう、毎週TBSラジオでやっている井上芳雄「by my self」。昨夜のゲストはなんと!柚希礼音さんだったのですよ。またとない珍しい組み合わせで、ドキドキして聞いていました。
ところが、我が家のラジオはTBSが上手く入らない〜。毎回酷い雑音でやっと聞いている状態なのです。
昨夜は特別の日なので、非常に心配して、聞き耳を立てていたのですが、芳雄君が「今週のゲストは柚希礼音さんです!」と紹介した途端、ビュウビュウピュルルルと酷い雑音で、全く聞こえない。

私は焦って、チャンネルを行ったり来たりと動かして、再び何とか聞こえる状態になった時は、柚希さんがどんなご挨拶をしたのか、全く判らず、ただ時間が経過していました(泣)。
ラジオからだと、柚希さんは恐るおそるしゃべりだす感じで、井上君もいささか緊張気味だった感じです。お互い珍しい組み合わせだったみたいです。
時間が経つに従って、井上君の落ち着いたリードで、宝塚の話などから打ち解け始めて、二人のデュエット歌唱が聞けました。
「スカーレット・ピンパーネル」から、何と、ショーブラン(柚希さんの役柄)が歌った難しくも懐かしい歌です。
井上君もとても上手で、柚希さんも綺麗な声で合わせて歌っていました。とってもいい感じでした。
今までに舞台とか共演したことがなくて、20年位前に柚希さんがタカラジェンヌの時に他の人達も含めて井上君とラーメンを食べた経験あり。それっきりだとか(笑)。
「今度何か共演が出来るといいね!」と言って、短い30分はあっと言う間に終わりました。ラジオの機嫌をとりながらの貴重なひと時でした。

2019年6月28日(金)エリザベート観

6月28日はエリザベート観劇日でした。
入手困難なチケットでしたが、貸し切り公演が運よく当たってとても嬉しいです。
トート役は井上芳雄君。エリザベートは花總まりさん。その他、剣幸さん。
私としては好みのキャストが取れたので良かったです。それにお土産付きなんですよ。北海道のスープが付いていました(笑)。
お席はR列とかなりの後ろでしたが、文句は言えません。出入口に近かったので何かと便利ではありました。
それにやっぱり、帝劇は客席空間が広くていいですね。解放感があります。

’96年に宝塚で日本初上演されて以来、2000年から帝国劇場劇版となり、役者が変わりつつも2016年まで殆ど毎年近く日本で上演されてきました。
今回は3年ぶりの2019年再上演で、6月〜8月まで東京で上演されます。
殆どがダブルキャストとスリーキャストで構成されていますが、私の観劇日のキャストはエリザベートが花總まり。黄泉の帝王トート閣下は井上芳雄さんで、他にルキーニ(殺し屋)は成河さん。
オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフは 平方原基さん。その息子ルドルフは 木村達成さんでした。ゾフィー(皇太后)は剣幸さん、マダム・ウォルフは未来優希さんでした。

出演者の皆さんの熱演ぶりは素晴らしく、ベテラン花總さんエリザベートは綺麗でとても良かったですし、死神トート閣下の井上君もさすがで、歌いっぷりと言い演技にゆとりがあり、雰囲気も死神のように成り切っていました。
ルキーニ役の成河さんは案外小柄で、迫力に欠けるかな?と思いましたが、話が進むにつれてだんだん力が入り、迫力が増してきました。ルキーニは解説者のように初めから終わりまで、物語を進めていく人ですからね。重要な役です。

【ストーリー】
 暗殺者のルキーニの証言から始まります。「何故エリザベートを殺したのか」と問い詰められています。
そして、ドイツ、バイエルン地方に住む美しく可愛らしいシシィ(エリザベート)が舞台に出てきます。まだ16歳位でしょうか?花総まりさんが可愛らしく快活に演じています。
田舎娘シシィ(エリザベート)はお転婆で木登りが大好き。ある日、妹のヘレネに縁談が持ち上がっています。オーストリア皇后として、ハプスブルグ家へ嫁がせる話です。
そんな最中、姉のシシィ(エリザベート)は木に登っていて、運悪く落下してしまいます。たちまち、死の世界に迷い込んだシシィはそこで、黄泉の帝王トート閣下に出会います。
死神のトート閣下は健康的でとても美しく可愛いシシィに一目惚れしたのですが、彼女はまだ若いので、一旦人間界に戻してやります。死神に恩を売ったわけですね。

妹ヘレネのお見合いの日、シシィも父母とハプスブルグ家にお供します。
そこで、ハプスブルグ皇帝はフレッシュで快活なシシィに一目惚れ!
フランツ・ヨーゼフは「結婚するのは妹より、姉の方が良い」と言います。驚いたのは親達ですが「しかし、まぁいいか」で承諾します。

さて、結婚式の日、エリザベートには死神が纏いつき、そことなく現れて、邪魔をします。トート閣下には死神の取り巻きが何人もいて、不気味な踊りを披露します。
結婚後も宮廷に不吉な予感が付き纏います。自由主義で快活なエリザベートは皇太后の厳しい躾についていけません。生まれた子供までも取り上げられて、養育一つ出来ません。
皇帝は?と言うとマザコンで、「お母様の言う事は皆正しい、貴女が合わせなさい」とエリザベートを諭します。
しかし、エリザベートは真がしっかりしていて、自由が無いと生きられないわ、私は自由に生きるわ!と絶唱します。

そして、旅に出ます。孤児院や精神病院を慰問したり、皇后として外のお仕事をして回り、宮廷にはほとんど帰って来ません。
皇帝は寂しく思いながらも、公務の忙しさに振り回されています。
一方、皇太子ルドルフは幼い頃から母はいつもお出掛けで、いつも孤独です。忍び寄る死神と自然にお友達になったりします。

皇太后ゾフィは皇帝を励まそうと、部下たちと良からぬ企みをします。いかがわしい女を呼んで、皇帝を労おうとしたわけです。
そうした事が、益々裏目に出て、エリザベートは二度と帰って来ません。

そのうち、皇太子ルドルフはハンガリーの皇帝になれるとハプスブルグを裏切る行為に出ます。
しかし、これも失敗に終わり、父の逆鱗に触れます。久々に帰って来たママ(エリザベート)に頼ってもママは掛け合ってくれない。
行き場を失った皇太子ルドルフは死神の勧めで、永遠の死の世界に旅立ちます。
ルドルフの棺の前でエリザベートはとても悲しみました。

皇太后ゾフィは老衰で亡くなり、皇帝ヨーゼフは旅行中のエリザベート皇后を迎えに行くのですが、皇后は皇帝の元に戻ることはなく、旅を続けます。
やがて、エリザベートは歳を取り、器量も衰え、よぼよぼになります。そこで、待っていた死神トート閣下はルキーニ(殺し屋)にナイフを渡し、命令を下します。暗殺実行です。

音楽が鳴り響き、死神トートがエリザベートを手厚く迎えます。やっと、エリザベートも自由になれたのです。【終わり

★これらのストーリーを全て歌で綴り、音楽やダンスで表現しています。この楽曲ナンバーが素晴らしいのです。また、出演者それぞれが感情を込めてしっかりと歌っているから感動するのです。
2000年から今日まで、日本中心にヨーロッパでも上演され、歌い継がれて大ヒットを起こしています。
私も3年ぶりに観て、名作である事に益々実感させられました。



2019年3月31日(日)「十二番目の天使」を観て

3月は初めに画廊散歩がありました。毎年の事で友人と近くの画廊を見て廻りました。
水彩画、油絵と個性的な絵が沢山ありました。友人とも沢山おしゃべりをして穏やかな一日を過ごしました。

29日金曜日には日比谷のシアタークリエにて井上芳雄君主演のお芝居「十二番目の天使」を観劇しました。
丸の内線銀座駅を降りて、日比谷方面に向かいました。しばらく来なかった間に日比谷の劇場街も変化していました。
新たな高層ビルが建ち、食事時、人はそちらに流れていたかも知れません。
私はいつもの如く始まる前には昼食をします。日比谷シャンテ2階の栗原はるみの店を久しぶりに訪れました。
思いのほか空いていて、待たなくてもすんなりとテーブル席に座れました。
メニューは以前から変わっていなくて、私は相変わらず、「揚げ鶏のネギソース和え」を頼みました。他にほうれん草の胡麻和え、切り干し大根煮、春雨サラダ、お味噌汁、ご飯とついています。なかなか、家庭的で上品なお味でちょうどいいのです。栄養バランスが良い所も嬉しいですね。

何はともあれ、何時も混んでいる店が空いていて良かったぁー。なんて考えているうちに開場時間になったのでお隣のシアタークリエに行きました。
客席は9列目の4番、VISAで良い席が取れていたのです。
「十二番目の天使」はミュージカルではなく、純お芝居で野球少年の悲しい物語です。
井上芳雄君扮するジョンの人生を描きつつ、一人の少年との出会いによって、落胆していた自分の人生にも前途が開けた事に気付く物語です。
脳腫瘍を持つ小さな少年が懸命に生きる物語でもありますから、涙失くしては語れない作品ですね。
出演者は他に栗山千明さん、六角精児さん、木野花さん、辻萬長さん、少年役がWキャストで大西統真、溝口元太君。もう一人の少年もWキャストで城野立樹、吉田陽登君です。

元々、オグ・マンディーノと言う米国の人間哲学書作家が書いた小説が原作だそうです。それを日本の劇作家によって演出、台本が創られました。

舞台装置は簡略化されていますが美術担当部門の方が、幕無しでも物語が進む度、装置が移動出来るように工夫されています。観客には十分納得出来る仕組みになっていました。

そして、ラッキーな事に終演後はトークショーが付いたのです。トークショーは2回しかないうちの1回だと言うからすごくラッキーな日でした。
井上君と木野花さん、辻さんが出て来られ、しばし、お芝居のエピソードや舞台装置の事などを話されました。
思いがけずにおまけが付いてほんと得した気分でホクホクと帰宅しました。

3月の終わりはそんな贅沢な事が2つあり、幸せな3月末を送ることが出来ました。



2018年4月28日 早くもGW突入


のどかな4月はまもなく終わり、あっという間にGWに突入してしまいました。
私自身、特に出掛ける予定はないのですが、家の山積み雑用整理や、少しばかり自分自身の身辺整理などに充てようかな?なんて考えています。
ところが昨日治療した歯が食事毎に痛むのです。仕方がないので、予定返上して再度受診して来ました。
うぅ、もぉ〜医者通いが多い私。そんな事で?予定が狂うと嫌になる私です(苦笑)。おかげで痛みは取れましたが、、。

さて、4月半ばの事を少し振り返ってみます。


17日は新国立小劇場に行きました。今上演しているものは井上芳雄さん主演『1987』です。
2時間ぶっ通しの演劇です。皆さんはご存知でしょうか?原作はイギリス人作家ジョージ・オーウェルさんが書いた『1987』です。
私は全然知りませんでしたが、舞台を見て、こんな難しい作品が、見方考え方があるんだと言う事を知りました。
つまり、監視社会にある人間のお話らしいです。それをまた5、60年先の人間が見ているとか。過去と未来が存在する。何とも解りにくい話です。

少し分かった事は未来においてはスマホの世界が監視社会とも言える訳です。見方を変えれば我々も結局監視社会にあると言う事です。
実は幼少教育からそうなんですね。誰かが見ている。動かされている。う〜ん、なるほど、頭がこんがらがりそうです(笑)。
そこで、オーウェルさんの文庫本を購入して来ましたから、遅ればせながら読んでみるつもりです。何かが理解出来たら良いですが...。
主演の井上君も今の人ですからこうした作品に感心があるのかも知れませんね。

もう一つは
20日に岸谷五朗さんと寺脇康文さん脚本・演出の『地球ゴージャス』(ゼロ・トピア)を観ました。赤坂ACTシアターです。
これは柚希礼音さんや西川貴教さんがキャストの中心です。
もちろん、岸谷さんも寺脇さんも出演されています。その他大勢の方が出演されていて、歌あり、ダンスあり、内容的にも深く掘り下げた分厚い作品となっています。
泣きあり、笑いありで、結構面白く、迫力満点、舞台も内容も凝っていますよ。
「地球ゴージャス」って岸谷さんと寺脇さんが24年位前からユニットを立ち上げ、2年に一度新作品を発表し、新たなゲストを加え上演しているとの事です。

舞台上の礼音さんはもうすっかり、可憐な女子です。長身ですが清楚な白いお洋服姿で、2人〜3人の若手美男子に愛される美味しい役処ですよ。
歌がとても上達され、女役としての発声が自然です。
可笑しかったのは、西川さんが河童になって出て来られた時です。可愛らしくて意外に良く似合っていました(笑えます)。
寺脇さんも意外に面白いことをポロっと言いますよ。嫌味が無くていいですね。

「地球ゴージャス」って岸谷さんと寺脇さんが24年位前からユニットを立ち上げ、2年に1度新作品を発表し、新たなゲストを加えて上演しているとの事です。
この公演はロングランで東京を5月22日に終えた後、愛知、新潟、福岡、広島、大阪と各地を廻り、7月半ばまで上演されています。

私は連休明けに再度『ゼロ・トピア』を観に行きますが、とにかく豪華メンバーと重圧感のある作品です。盛り沢山、まさにゴージャスって言う感じです。

2017年11月18日(土)『ダディ・ロング・レッグス』シアタークリエ(日比谷)

11月14日(火)にシアタークリエにてニューミュージカル『ダディ・ロングレッグス(あしながおじさん)』を観に行きました。
初演、再演、再演と続き4回目の上演だそうです。私は以前に1回観ているので5年ぶり位かも知れません。

出演者は膨大なセリフと歌で綴っています。
井上芳雄さん、坂本真綾さんの二人芝居で物語は展開していきます。
裏手には3人の音楽担当者がピアノとチェロ、バイオリンを効果的に演奏しています。
舞台は一幕だけですが、様々な工夫が凝らしてあります。これが不思議に物語に吸い込まれるんですね。
手紙のやり取りだけで、意外に面白く、坂本真綾さんのセリフ活舌がしっかりとしていて、非常に解りやすいし、飽きさせないです。
以前よりも解りやすくなっていて、たぶん、井上君と真綾さんのセリフ劇が素晴らしく合っているからでしょうね。違和感がない。

途中休憩20分を挟んでたっぷり2時間ですよ。平日だと言うのにお客さんはびっしりと詰まっています。満員で凄いと思いました。
所々笑わせる部分もあって、ワクワクしますし、静かで落ち着きがあって、ホッする作品です。

物語は孤児院で育った
ジルーシャ(坂本真綾さん)がある金持ちの足の長いおじさん?おじいさん?に大学に行かせて貰うお話です。
その見返りとして、度々おじさんに手紙を書くことです。その手紙で物語は展開していくわけですね。話し方が上手いので想像力が掻き立てられ、情景も浮かんできますよ。
足の長いおじさんの名は
ジャーヴィス・ペンドルトン(井上芳雄さん)と言います。
ジルーシャは手紙を書く相手がうんとお年寄りだと想像していたのです。ところが実は30歳半ばだったとは後になってから分かる話です。
4年間を経て、ジルーシャは大学を最優秀成績で卒業し、その後は小説家になり、受けた送金をペンドルトンに全部返却します。
ある日二人が初めて会うことになって、物語は大展開し、最後はハッピーエンドになると言う微笑ましく暖かいお話です。

原作者ジーン・ウエブスターは、慈善事業や女性参政権運動などに力を注ぎ、小説家として『あしながおじさん』等を書きました。
その後、ジョン・ケアードさんが演出脚本を手掛け、舞台になりました。ニューヨークが本場です。日本ではあしなが育英会が協力しています。

東京公演終了後、福岡、兵庫、名古屋と舞台を移します。なかなか良い作品です。井上芳雄君と坂本真綾さんのオリジナル作品となっていますね。


2016年が終わりますね。

皆さま、2016年がまもなく
終わりますね。
今年も「Yukoの部屋」をご愛読下さり、誠に有難う御座いました。心より御礼申し上げます。

12月は年末の整理に何やかやと忙しく過ごしておりました。
それでも、
井上芳雄君主役の「ナイスガイinニューヨーク」のチケットが何とか取れましたので、12月8日に日比谷のシアタークリエに行って参りました。井上君の広範囲なる成長は言うまでもなく、ますます楽しみなミュージカル俳優さんですね(最近はテレビにも度々出ていらっしゃいますしね)。
他の出演者は、
間宮祥太朗さん、吉岡里帆さん、愛原実花さん(元宝塚トップ娘役さん)、石野真子さん、高橋克実さんです。
作品は、ニューヨークのマンションの一室で起きる出来事で、それぞれに繕った小さな嘘がバレて、てんやわんやの大騒ぎ、笑いが飛ぶやかやで、気楽で楽しめるミュージカルコメディした。
私としては日比谷の劇場街は1年半ぶりで、何となく、ちえちゃん(柚希礼音)の千秋楽の足跡が私の脳裏に浮かびました。以前よく入ったCafeにて1人昼食をしたのも懐かしさを蘇らせてくれました。東京宝塚劇場はその真ん前ですからね。まるで、遠い昔の様です。

12月後半はコーラスや体操、お絵かきなど、それぞれの締めをして、家事をそれなりに片づけて、、、。
いよいよ明日で2016年さようならです。

さて、来年はどんな年になるでしょうね。まだまだ元気でいられると良いです。とにかく頑張りますので、またよろしくお願い致し
ます。

2016年7月18日(月)1年ぶりの「エリザベート」観劇

一昨日16日(土)は1年ぶりの東宝ミュージカル「エリザベート」を帝国劇場にて観劇しました。
ハプスブルグ皇后エリザベート&黄泉の国の帝王トート役は昨年と同様にダブルキャストで、
花總まりさんエリザと井上芳雄さんトートを観ました。
今回の客席は2階6列目一番端(A席)で観ましたので、オペラグラスをかなり使用しましたが、結構落ち着いて観劇することが出来ました。

やはり井上トート閣下がとても良かったです。やはり、昨年に比べて慣れて来たんだなと思いますね。
冷たく青白い美しさ、独特の魅力と格好良さは昨年よりも増しており、歌声にも強い迫力があり、手指を繊細に動かして少々不気味さを出しつつ、まさしく青く冷たい血が流れているようでした。
山口トートでもなく、内野トートでもない、井上トート独特の個性を出していたのが、素晴らしかったと思います。
私自身、エリザベート作品を初演から何回も観ているので、今回はこれぞトート!と言う発見があり、よくぞやった井上芳雄!さんです(笑)。

さて、元宝塚トップ娘役だった花總まりさん演じるエリザベートは昨年と変わりなく完璧で、美しく、スタイル抜群で気品も言う事なし、衰えを知らない歌声も、素晴らしかったです。

皇太后ゾフィを誰が演じるのか調べていなかった私は、ゾフィさんが登場して来てびっくり!そう、あの
涼風真世さん(元宝塚男役トップ)でした。
綺麗で上品、か細すぎるけど、全然憎めないお姑さんであり、昔の姫君でした。キビキビとしっかり上手く演じ切り、さすが涼風さんです。
ゾフィ皇太后が老婆になって死に至る時は哀れさが出ていて、私も涙を誘われました。

元宝塚の未来優希さんはシシィの母親役とマダム・ボルフをダイナミックに演じました。歌声は盛大で圧倒的です。

同じく
元宝塚の秋園美緒さんは以前と同じくエリザベートのお世話役です。上品で控えめ、歌もしっかりとしていて、申し分ないですよ。

皇帝フランツ・ヨーゼフ役は佐藤隆紀さん。昨年からのようですが、落ち着いた雰囲気と立派な歌いっぷりはとても良く、風貌も貫禄があってお似合いでした。久々に初演のヨーゼフ鈴木綜馬さんを思わせるような歌の上手さがありました。

ルイジ・ルキーニ役はダブルキャストで、この日は
成河さんでした。独特の存在感や歌いまわしに物足りなさを感じました。小柄だったのも損をしていたかも知れませんね。よく頑張ってはいましたけどね。この役は出ずっぱりで、歌も多いし個性も必要、殺し屋なんだけど、裁判に掛けられて当時を振り返って裁判官に説明するナレーター役でもありますから大変なんです。
昨年は、山崎育三郎さんのルイジ・ルキーニを観て、大変良かったのと、初演からかなり長い間、高嶋政宏さんが演じていらした事もありますから、ついつい比べてしまいますね。

皇太子ルドルフ役は
古川雄大さん、新人さんですね。音程は確かだけれども、腹に力が乏しいかも〜。しかし、トート閣下とデュエットを歌う「闇が広がる」では声質が合っていたのか、結構揃っていて良かったです(昔の山口トートと井上ルドルフの「闇が広がる」には叶わないかもしれませんけどね)。

井上芳雄さんは皇太子ルドルフで「エリザベート」ミュージカルデビューされました。それが何と、今はトート閣下だなんて〜、凄い!
当時を知る人々には感慨深い物がありますね。

名曲「夜のボート」も良かったですよ。これは花總エリザベートと佐藤フランツ・ヨーゼフの悲しい2重奏ですがなかなかのものでした。

そうそう、ルドルフの葬儀の場面は何とも哀れで、エリザベートが悲しむ様子を観て、私も涙がでました。
以上私なりの感想ですが、全体的にとても良かったので、大きな感動を頂いて帰りました。



2015年8月1日(土)暑中お見舞い申し上げます。新エリザベート観劇

朝から猛暑!午前中は何とか洗濯して、午後は身体がふぬけ〜状態だ〜〜(笑)。

先週末は久々の帝国劇場に足を運び、7月24日、26日と続けさまに数年ぶりの『エリザベート』を観劇して来ました。
ミュージカル『エリザベート』は今年6月から開幕し、キャストが入れ替わり、全てが一新、舞台装置も装飾も振り付けも変わり、トートダンサーの振りもかなり変わっていました。
しかし、あの名曲は変わらぬ魅力で観客を引き込みます。ロック音楽とアップテンポは気持ちを高ぶらせます。完成された名曲はやっぱりいいなと思います。

配役はダブルキャストなのですが、私が観た両日共、黄泉の帝王トート閣下は井上芳雄さん、エリザベートは花總まりさんでした。
皇帝フランツ・ヨーゼフは田代万里生さんと佐藤隆紀さん、皇太子ルドルフは古川雄大さんと京本大我さん、マダム・ヴォルフは未来優希さん、皇太后ゾフィは両日共に香寿たつきさん。ルイジ・ルキーニは山崎育三郎さん、尾上松也と観ました。

期待のトート役の井上芳雄君は青い死のイメージを出し、生々しい魅力を漂わせ、要所要所での迫力と凄さ、ダイナミックな歌いっぷりがなかなか良かったです。
昔ルドルフ役だった井上君がトート閣下を演じるまでに成長したなんて、本当に喜ばしい事です。日本のミュージカル界のプリンスが今や王にならんとする!ですからね。

一方、花總まりさんも均整のとれたスタイルと容姿、品位等、皇后エリザベートにふさわしく、また快活なシシィ役も熟しました。伸びやかな歌声も観客を魅了したのではないでしょうか。

物語の語り手件殺し屋のルイジ・ルッキーニはほとんど出ずっぱりで、大事な位置を占めています。
昔は高嶋政宏さんが専属でやっておられました。これは役者の持ち味で個性的に演じてもよい役なんですが、今回は山崎育三郎さんが面白おかしく観客を操りつつ、本人も楽しんでいるかのごとく自由自在に歌っていて、なかなかのものでしたよ。

劇場は大入り満員でした。毎回スタンディングオベーションもあって、益々の人気作品ですね。(10年前の東宝エリザベート観劇記はこちらへ)


2014年9月9日(火)秋の訪れ

漸く、あの猛暑から解放され、夏の疲れが出る9月になりましたが、皆様、ご機嫌いかがですか?
晴れた日には爽やかな風が吹くようになり、身体も大分楽になって来たところで、私もお稽古夏休みが終わり、以前のような忙しさが戻って参りました。

今月は宝塚星組公演『ザ・ロスト・グローリー、パッショネイト宝塚』が東京にやって来ています
初日から4日ほど経って、順調に上演が始まっているようですが、今月は星組を沢山観るつもりで気合を入れていたのに、私が希望したチケットが手に入らず、信じられないほど観れる回数が減ってしまい、最初の観劇は9月半ばまでお預けとなり、気が抜ける程がっかりしています(泣)。

そこで気分一新、他の劇場を覗いて観ることにしました。東京宝塚劇場の真ん前にシアタークリエと言う小さな劇場があり、今月は何と、
井上芳雄さん主演のミュージカル『シェルブールの雨傘』の再演をやっています。そんな訳もあって、早速、観てきました。

映画では有名な作品ですが、私は内容的にそれほど詳しくありませんでしたし、舞台も初演を逃しているので、初見同様です。
再演の相手役は元宝塚トップ娘役の野々すみ花さん。彼女は凛としていらっしゃるのに、見た目にはごく自然な感じがする爽やかな娘役さんの印象がありました。

ミシェル・ルグラン氏の有名な音楽が舞台全体を包み、港町シェルブールの街並みを背景に、よく降る雨と度々登場する雨傘も素敵な効果を上げています。
16歳の女の子ジェヌヴィエーヴと20歳の青年ギイの出会いと別れの物語ですね。

アルジェリア戦争に出兵命令が下ったギイは、ジェヌヴィエーヴと再会を約束して戦地に向かい必死で戦い2年余り。
ジェヌヴィエーヴはギイの子供を身ごもり、いつ帰るとも知れないギイをひたすら待っていましたが、母親が進める結婚をしてしまったのです。
負傷して、漸く帰国したギイはジェヌヴィエーヴが結婚して、何処かへ行ってしまったことを知ります。ギイは行き場を失い、事情も分からず年月が過ぎ、荒れた日々を送っていました。
ある時ふと、育ての親である叔母の面倒を見てくれていたマドレーヌ(大和田美帆)の存在に気付きます。ギイは漸く自分を取り戻し、マドレーヌと結婚し、子供も2人生まれます。
ギイにもささやかな幸せが戻ってきました。

数年経ったある日、ギイの働くガソリンスタンドに、偶然ジェヌヴィエーヴが立ち寄ります。その再会が何とも言えなく素敵です(無言の再会に涙があふれます)。
ジェヌヴィエーヴが産んだギイの子供は娘で、名はフランソワーズ。ギイとマドレーヌの間に生まれた子供は男の子、フランソワーと名付けられていました。
2人はほとんど何も言わずに運命を理解したかのように「娘はあなたに良く似ているわよ」とジェヌヴィエーヴが一言、、(舞台において、この一言はどうも日替わりみたいですね)。
お互いの家庭が幸せである事を互いに確認したかのように、彼女は立ち去ります。静かなとても素敵な時が一瞬流れました。ー完ー

観ているものはここで一気に感動が噴き出すんですね。劇場を出た後も久々に感動の涙が込み上げてきました。
井上君はもちろんの事、野々すみ花さんの演技も大変良く、井上君(ギイ)の叔母役は宝塚出身の出雲綾さん。野々すみ花さん(ジェヌヴィエーヴ)の母親役は元宝塚トップ男役の香寿たつきさんです(素敵で上品なお母上役でしたし、お衣装もとても良かったですよ)。
もう一人、ジェヌヴィエーヴの結婚相手役カサールさんはエリザベートでお馴染み鈴木綜馬さんでした。役柄ピッタリのキャスト群でしたね。

心が洗われて、良い物を観た感の余韻が残り、満たされた気分になりましたよ(笑)。有難うございました!だから、名作なんですね!ちなみに演出・振り付けはベテラン謝珠栄先生です。
この公演は9月21日までシアタークリエにて上演、9月25日は福岡市民会館、10月3日〜5日までは名古屋中日劇場にて上演しています。制作は東宝です



013年8月4日の出来事
です。
夏は宝塚星組を出来るだけ観るつもりで、ある所にチケットをお願いしていたのですが、友人と一緒に観れるはずの日曜日分が全然取れないのですよ。
そこで、星組を観るはずだった8月4日は気持ちを切り替えて、都心に出たついでもあり、帝国劇場の当日券売場を覗いてみました。それが何と1枚だけ良席がありました。
私は当日券を買い、開演時間まで間がありましたので、帝劇の地下に降りてみました。
地下楽屋口近くに人が沢山並んでおり、誰かが楽屋に入るらしく、ふと覗いてみると、井上芳雄さんが皆さんからお手紙を受け取っている所でした。彼はミュージカル界の王子様ですからねぇ(笑)。
遠くからちょっと眺めていようと思っていたところ、井上君はお手紙を受け取りながらだんだん近づいて来ました。私は後ろに下がりながら遠慮していましたが、どうやらお手紙の無い人や一般の人にも握手をしているようです。
つまり、そこにいる人に万遍なく握手をしているようでした。それならと、私も遠慮なく握手をしてもらい、応援メッセージを一言添えました。
思いがけなくラッキーな出来事でした。

先日は宝塚劇場にて、とんだ恥ずかしい思いをしたけれど、今日はちょっと良い事があったな!と、1人和んだ気持ちになりました。
2度目観劇の『二都物語』はより一層詳しく解り大変良かったです。

2013年7月27日(土)『二都物語』を帝国劇場

7月27日(土)は井上芳雄さん主演ミュージカル『二都物語』を帝国劇場にて観ました。
他の主な出演者は浦井健治さん、すみれさん、今井清隆さん、岡幸二郎さんで、其々に際立つ役を演じられました。

物語はイギリスとフランスを跨ぎ、まさにフランス革命が始まろうとする時代を背景にしています。貴族と民衆との間に起る争い、民衆の怒りが爆発せん!とする真っ只中。巻き込まれた3人の若者達の愛ある故に尊い物語ですね。
結末は弁護士シドニー・カートン(井上芳雄)は愛するルーシー・マネット(すみれ)の家族を救う為、囚われの身である貴族チャールズ・ダーニー(浦井健治)の身代わりとなって断頭台に立ちます。終わりが悲しく切ないですね。
戦争を背景に友情とか、愛情とか、こうした場面は際立って美しく描かれています。

2度目は8月4日に当日券を買って、思いがけず良い席に恵まれ、ゆっくりと観劇しました。より詳しく内容が理解できたのは言うまでもないことです。


2013年3月19日(火ウエディング・シンガー

3月8日(金)、シアタークリエにて、再演『ウエディングシンガー』を2年ぶりに観ました。
1昨年はこの時期に大変な事がありました。そう、あの大地震です!
あの時はこの公演も3日間程中止になり、その後チャリティ公演として上演致しました。私も地震の1週間後に観る予定がありましたので、ようやく動き出した電車に乗って、出掛けたのを思い出しました。このホームページでもその時の事を芳雄君のページに書いているはずです。


『ウエディングシンガー』は2008年、2011年と上演し再々演である2013年3月末で上演終了になるそうです。
私も初演から観ていて、観るのも3回目!何だか笑える、楽しく微笑ましいコメディミュージカルです。

今年はメンバーがいくらか入れ替わりました。
ジュリア役は上原多香子さんから高橋愛さんに代わりました。
2回目、3回目を演じた上原多香子さんは独特の歌いっぷりと大人っぽい雰囲気で、私はそれに慣れ親しんでいました。今回、ジュリア役の高橋愛さんはどうかしら?と思っていましたら、キュートな雰囲気を持ち、歌も案外お上手でした。実はモーニング娘リーダーさんで、テレビ、舞台と広くご活躍の方だそうですね。

ホリーとサミーも代わっていました。
初演からのホリー役は宝塚出身の樹里咲穂さん、ユーモアセンスがあり、歌も上手く、この舞台では強烈な印象を受けていました。それが今回は宝塚出身の
彩吹真央さんに代わりました。歌の上手さは宝塚時代から定評で、静かな個性を感じていましたから、役柄上の弾け方が樹里咲穂さんほどではなかったです。
サミー役も、ベテラン鈴木綜馬さんから吉野圭吾君に代わっていました。圭吾君もミュージカル界で良く活躍していますが、私は久しぶりの拝見でした。サミー役としては少し個性が足りなかったかな?とも思いましたが、鈴木綜馬さんの印象が濃すぎたのかも知れませんね(笑)。

主役ロビー役は売りの井上芳雄君、3回目の上演となるとロビー役も板に付き、自然体でとても良かったですよ!最後の場面にて客席の後ろから入ってくる所がちょっとスリルありで嬉しいですね!
スリル満点、ハラハラとストーリが転回していく所がいいですよ!

それから、悪役でもないけれど、ロビーのライバルであるグレン!!この役あっての作品でもありますから、
大澄賢也さんのグレン役は大変良いです。2006年にアメリカで上演されたらしいので、企業とか、自動車電話(充電器付)とかが一昔前で、それが何か愉快なのです。大澄賢也(グレン)さんはその辺りが可笑しいし笑えます。さすが上手いですね。
また、お馴染み新納慎也君のジョージ役もエレキギターに歌の上手さと言い、個性派です。アピール抜群、全体を最高に盛り上げて、なくてはならない人ですね。

その他、元タカラジェンヌの
ちあきしんさんはジュリアの母親役です。とても上品な奥様なのに娘をお金持ちの所に嫁にやりたいのです。さりげない演技が好感持てましたよ。
ロビーの祖母役であるロージーは元タカラジェンヌの初風諄さん。とっても可愛らしいおばぁちゃま役で大変良かったですよ。
お色気役のリンダ、徳垣友子さんです。段々過激になって来て、今回も凄い迫力でかなりびっくりでした。もちろん歌えますよ!

時代遅れとは言え、優れた作品であり、役柄に無駄のないメリハリがあり、個性あふれる出演者達に凄いパワーがありました。観客のハートをつかみ、沢山元気をもらえた感じがしました。


3月16日(日)2012ミュージカルベストテン発表

次にご報告したい事は2012年ミュージカル・ベストテンが、ミュージカル誌上にて発表されました。

それによると、何と、
男優賞1位は昨年に続いて井上芳雄さんが第1位です。おめでとう御座います。
そして、
女優賞1位は濱田めぐみさんですが、何と!第4位は柚希礼音さんです!おめでとう御座います。昨年の『オーシャンズ11』とコンサート『REON!!』が好評を得たようです。
ご両人を特に応援している私は大変うれしいです。本当におめでとう御座います!!

そして、
作品の部、第1位は何と、井上芳雄、坂本真綾による『ダディ・ロングレッグス』です。
昨年9月に私も観て、このホームページでもご紹介した2人芝居の「あしながおじさん」ですね。様々な作品がある中で、ほとんど動きが無く1場面きりで2人の語りだけのお芝居ですよ。とにかく、凄いですし、びっくりしました。

作品の部の第3位はこれも何と、柚木礼音主演、相手役夢咲ねねの『オーシャンズ11』でした。映画ではやりましたが、舞台ミュージカル化では初めてだったと思いますが。これは星組全体でも他賞を頂いたし、本当に素晴らしい作品に仕上がっていましたからね。
そして、第9位はこれも井上芳雄さん主演の『ルドルフ・ザ・ラスト・キス』が発表されていました。
再演ものでは5位に井上芳雄主演『組曲虐殺』が出ていました。

その他にも宝塚作品が2つ、5位と6位にベストテン入りしていました。其々、演出スタッフも選り優れていたと思います。おめでとう御座います。

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