★柚子の香り★


*ちえさんの宝塚退団後の舞台感想はこちらへ*


2007年7月〜2009年10月観劇記

★『再会』『ソウル・オブ・シバ』宝塚星組全国ツアー公演

2009年10月13日(火)星組全国ツアー公演(神奈川県民ホール)

10月は、宝塚星組生80名余りが2手に分かれて其々の場で公演します。

1方は星組トップ柚希礼音(チエさん)率いる総勢35名による全国ツァー公演『再会』『ソウル・オブ・シバ』が、すでに大阪からスタートしています。
他方では本日より大阪芸術劇場シアタードラマシティにおいて、専科轟悠さん率いる星組名だたるメンバーでの公演『コインブラ物語』が始まり、日本青年館においても公演される事になっています。

さて、我らがチエさん率いるメンバー達は昨日、3日間に渡る神奈川公演を終えたばかりです。
神奈川県民ホールは横浜みなとみらい地区から西南よりにある山下公園前に位置し、なかなか環境の良い所です。
晴天と気持ちの良い秋風に吹かれて、私は1日目(10日)と3日目(12日)の昼公演を観劇しました。
海の見えるこの大ホールは2400人も客席がある割には、舞台が狭く奥行きも無く、当然花道もありません。多目的ホールなので、仕方が無いのでしょうか〜。(実はトイレが少ないのが困りましたけどね。笑)
大階段(普段本公演では23段)は僅か5段だけで、横幅も狭く舞台装置などもやはり小規模です。そうした所が地方公演ならでは良さで、市民により近づくと言う意味が含まれるのかも知れませんね。

いやいや、しかしです。お稽古期間も大変短いのに、さすが10年生トップ率いる34名の団結力は凄いです!客席の大きさに負けないパワー充実で転回していきます。ちなみに、私が観た日は3階席に至るまで99パーセント満員でした!

ミュージカル『再会』はコメディタッチで現代劇、短いのに良く纏まった楽しい作品です。お洒落でソフトな雰囲気のチエちゃんが楽しめます。
ショー『ソウル・オブ・シバ』は、舞の神シバに見守られた青年の姿を物語風に描いたダンスショーです。煌びやかな神々しいシバ登場場面、ニューヨークの街角(ブロードウェイ通り)場面、アダルトなナイトクラブ場面、ラスベガスのステージショー、嫉妬による奈落的場面、そして、シバと神々しい新世界場面を経て、フィナーレとなります。
息つく暇もなく出ずっぱりのチエさんは本当に大変と思います!が〜、私達は様々な場面で、様々なチエちゃんの歌い踊る姿を堪能出来ます。おかげさまで〜!!

全国ツァーは始まったばかり、この後、長野、宮城、福島、栃木、群馬、埼玉、東京(府中)、千葉(君津)、東北(青森、岩手)、北海道、千葉(松戸)と11月5日まで廻ります。
お近くにチエちゃん軍団が参りました折には、トップコンビ入りお徳用公演を是非是非ご覧下さいませね(笑)。

2009年10月26日(月)府中の森芸術劇場『再会』『ソウル・オブ・シバ』

宝塚星組全国ツアー公演も後半に入り、昨日は東京都、府中の森芸術劇場にて公演がありました。

私は待ちに待った近場であるこの劇場の昼公演を観ましたが、チエさん率いる星組軍団は皆とても元気で神奈川で観た時よりも、確かなパワーアップを感じました。

余裕の歌と踊り、そして、お芝居。観客サービスも良く、アドリブもすんなりと出て来て、観客を沸かせていました。忙しいのに凄いなぁ〜と思います。
お芝居ではジェラール(チエさん)とサンドリーヌ(ネネさん)の物語が微笑ましく、とても楽しいですし、図書館の場面はさすが慣れでしょうか〜、2人のやり取りに余裕があり、更に面白くなって来ています。
ショーはチエさんワールド満載、男役トップの魅力がほとばしります。相手役のネネさんも可愛らしく、とても美しいですし、その役目をしっかりと果たしています。
ただ、舞台奥行きが狭いのでチエさんがダイナミックに踊ると舞台前がギリギリいっぱいの感じがします。1列目のお客さんはハラハラしてる?なぁんて事は無いですよねぇ〜笑。いえいえ、ただただ、見(魅)とれていますよね!!

私の全ツー観劇はこれでおしまいですが、チエちゃん軍団はこれから東北、北海道方面へと続き、後5箇所廻ります。そちら方面の方どうぞよろしく!!


★宝塚星組大劇場公演『太王四神記』VerU★

2009年1月22日(木)・宝塚星組次期トップ発表

今年第1号、私にとって嬉しい便りがありましたよ。
宝塚星組次期トップについての公式発表があり、
チエさんが男役トップに、娘役トップにはネネさんが決定しました。おめでとう御座います!!

瞳子さん・あすかさん卒業公演となる次の大劇場&東京、星組公演『My dear New Orleans』『ア ビアント』が終わった4月末以降と言う事になります。
まずは安蘭けいさんの集大成なる卒業公演をしっかり見届けましょう!

2009年7月9日(木)祝・トップお披露目公演開幕

梅雨の割には結構晴れ間もあり、お洗濯が助かりますね。それにしても高温多湿が続くと辛いです。
皆様にはお変わりありませんか?

さて、兵庫県宝塚大劇場では男役トップの青葉マーク?を付けたちえさんが大任を果たすべく、その第一歩を踏み出しました。宝塚星組トップ就任おめでとう御座います!宝塚歌劇団やファンの期待を背負って、今まさに薔薇か、牡丹か、芍薬か〜、大輪の花が開きました!!

私はまだ、CSスカイ・ステージの宝塚ニュースで拝見させて戴いただけなのですが、
舞台の中央に立つちえさんは、何の違和感も感じさせないほど自然で、大きな羽根に負けないダイナミックさとフレッシュさは誇らしく感じます。
すでに観劇を終えた人からはその素晴らしさの便りが届きつつあります。
公演はまもなく中日を迎えようとしていますが、この蒸し暑さの中、毎日頑張っているちえさん!!千秋楽まで身体に気を付けて頑張って欲しいものです!!

私としては一刻も早く観たい気持ちを抑えつつ、その日が来るのをひたすら楽しみに待っている次第です(笑)。

2009年7月31日(金)宝塚星組大劇場公演『太王四神記』VerU

6月26日より始まった新生星組大劇場公演が7月27日に千秋楽の幕を無事降ろしました。
チエちゃん、星組の皆さんおめでとう御座います!!

柚希さん(チエさん)の男役トップお披露目第1号なる公演の幕開けですから、千秋楽より少し前の3日間、私も喜び勇んで宝塚大劇場に行って参りました。
ここ2年位の間に、宝塚バウホール(小劇場)にはチエさんの主演作品「ハレルヤGOGO」と「ブエノスアイレスの風」で2度訪れていますが、大劇場の方に足を運ぶのは直ちゃんの卒業公演以来6年ぶりで、ちょっと懐かしい感じがしました。

出し物は、韓国ドラマ『太王四神記』を基に、小池先生によって着色演出、劇化された幻想的歌舞劇『太王四神記』で、今年初めに花組で上演されています。
今回はそれを星組バージョンとして再構成され、
〜新たなる王の旅立ち〜とタイトルに加え、主人公タムドクをチエさんが演じ、専科から2名と新生星組が上演しました。
テレビドラマも花組公演も私は観ていないので、全く始めてでしたが、雄大な面白い作品ですね。
昔から、宝塚歌劇団が得意とする歴史的大ロマン物が幾種類かありますが、今回もなかなかの大作に仕上がり、見応えがあります。

物語はその昔、日本では奈良時代の頃でしょうか〜、朝鮮半島において、高句麗、新羅、百済の3国に争いが絶えず、やがては高句麗が朝鮮北部で勢力を振るうようになります。その頃の伝説を元に神話化された歴史的大ロマンものです。
伝説では2000年に1度、
「チュシンの星の輝く夜に生まれた嬰児が、4種の神器を手にした時に真の高句麗王となる」と神のお告げが下ります。嬰児は2人…、さぁ、どちらが王になるか〜。王座獲得のために陰謀が渦巻き、次点の嬰児に悪が味方する。超能力を使い、神秘的な力が加わり、ばかばかしい程に面白おかしく物語が転回します。

真の王であるタムドクをチエさんはしっかりと落ち着いて演じきり、これぞ天晴れ頭領!でしたよ(笑)。朱雀の守り主であるネネさん演じるキハも、メリハリがあり大変良かったです。
タムドクのライバルであるヨン・ホゲ役のかなめさんは爽やかムードで敵方を演じ、悲しい運命に散り、観客の同情を誘います。物語におけるこれらの中心人物が3人3様でとても良かったです!!

そうした1本物の後は宝塚のおまけとして、華麗なフィナーレナンバーが付きます。これぞ新生星組の成せる業、私の見たかったチエさんのダンスナンバーです。
今回は太王四神記イメージで、青龍の青い男役ダンス、玄武の黒い男役ダンス、そして白虎の白いダンスと衣装分けをしたチエさんを楽しめます。いづれもアップテンポで軽快に踊ります。白はネネさんとのディエットダンスですが、これがまた、2つの白蝶が舞うように軽快で非常に美しい。
今まさに骨太男役トップスターの誕生です!最後の大きな羽根を背負っての大階段板付きはとてもゴージャスなのに、羽根の重さや大きさを感じさせないから不思議です。フレッシュな笑顔がまた良かったです…。

こんなチエさんに会えて、楽しめて、元気を貰って帰って来ました。


2009年8月15日(土)祝・14日に新生星組東京公演開幕!

盛夏、14日に東京宝塚劇場では新男役トップスター柚希礼音さん率いる新生星組公演『太王四神記』が開幕致しました!おめでとう御座います!!

初日のチケットが手に入らず、ぼやいていた私に、初日目前になって、天からチケットが舞い降りてきました(笑)。ヤッター!急に元気が出た私は、当日1時間も前から劇場に入り、客席でじっと待っていました(笑)。
兵庫県宝塚大劇場で『太王四神記』の下見はしているのですが、地元での開幕は改めて胸踊るものがあります。

昔々、朝鮮北部において、高句麗が勢力を挙げつつある頃のお話で、一国の王となるべくして生まれた人物が、王の座を狙う悪党に道を苛まれると言う、波乱万丈な人生が神話伝説を基に面白おかしく描かれています。
17歳になった人物タムドクは凛として、とても穏やかで、落ち着いていますが、周囲の企みを知った時、その命は熱く燃え、怒り、自ら真の王として、力強く敵に立ち向かい、分かり合える味方を従え勝利を手に〜〜!?
いえいえ、やはり、最後に愛は勝つ!ですよ(笑)。

力強さと豊かで温かみのある人物像は柚希さんならではの主人公タムドクを創りあげており、かもし出すオーラと強く響く歌声は客席全体を物語の世界に心地良く誘います…。
一方、寄り添うキム訳の夢咲ねねさんもしっとりと美しく、良く伸びる歌声や押し出しと引っ込み具合の演技がちょうど良く、一生懸命さに好感が持てますね。
ライバルとなるタムドクの幼馴染ヨン・ホゲ役の凰稀かなめさんは、柚希さんタムドクとは一味違った風貌で、線が細く、凛々しい美男さん〜、大劇場公演から比べるとその細い線に一層の戦火が点った感じがしましたね。
こうした主要メンバー3人が其々に発する個性的雰囲気が不思議によくかみ合い、絵になるし、フレッシュで見応えがあります。周りを彩り支える他のメンバーも熱く物語を転回させ、新生星組が立派にスタートした事に、改めて、感動が廻ります。

爆発的フィナーレがまたまた良かった事!チエちゃん(柚希さん)あってのダイナミズムフィナーレと言っても、過言ではないかも〜〜。
あっと言う間に終わってしまうのですが、青龍の踊り、玄武の踊り、そして白虎のデュエットダンス!それはそれは観ていて気持ちが良いです。
そして、パレードでのちえちゃんは、大階段にも羽根の大きさにも負けない見栄え、とても重いとされる背負い羽根が軽々しく?感じる位の宝塚トップスター性を感じます。
若さ、フレッシュ、現代的要素ありで、これからがますます、楽しみなチエちゃんですね!

8月28日(金)星組東京公演も中日を向かえました

残暑と言えども、青い空にいわし雲、盛んだった蝉の声もさほど耳にしなくなりました。秋の近付くのが感じられますね。
巷では新型インフルエンザが流行し、一抹の不安がよぎりますが……。

東京宝塚劇場では毎日チエちゃん、ネネさん、かなめさんを中心に星組生達が一丸となって、壮大なミュージカルドラマ「太王四神記・Ver.U」が繰り広げられいます。劇団も1人2人と休演者が出たりしているのですが、皆力を合わせて元気一杯に頑張っています。
私も初日を含めて4回観劇しました。毎回毎回本当に見応えを感じ、素晴らしさを一つも見逃すことないようにとしっかり観ていますよ(笑)。

中心人物(タムドク、キハ、ヨンホゲ)以外では、まず火天会(ファチョンカイ)の大長老役の涼紫央さん、とっても味のある悪役を披露しています。台詞の1言1言の上手さ、クールで秘めた超悪人をこの人ならではの味を出し、実に痛快です。

その手下、サリャン役の夢乃聖夏さん、哀れなキハ(夢咲ネネさん)を守り抜く事が出来ず、大長老に殺されてしまう気の毒な生涯ですが、しかしそれが事件解決の重要な鍵となる印象深い役柄です。

舞台背景、構成もなかなか上手く出来ていますよ。いかにも昔、こんなであったろうと言う朝鮮半島、高句麗の雰囲気が出ています。
廻り舞台を生かし、ハイテク技術は宝塚歌劇のお手の物で、無駄の無い素早い転回も見事です。
音楽は至る所に太鼓を轟かせ、戦いの場面をダイナミックに表現していて心地良いです。
東京公演ではオーケストラの指揮が帝劇(東宝ミュージカル)専属指揮者?の塩田明弘さんに変わり、ユニークな表情や判り易い指揮が楽しいです。盛り上げ方がお上手なんですよね。見ていると、歌い手さんにピシッとした指示を送っています。チエちゃんの公演で、あの塩田さんが振ってくれていると思うと更に格が上がった感じでとても嬉しいです。

そして、フィナーレはあっと言う間の15分間だけど、毎回毎回手を抜くことなく本当に素晴らしい!!
清龍の踊りの気持ち良さ、玄武の踊りは亀の甲羅を意識した衣装で黒、力強い男役踊りが超格好良いです!!
そして、白虎のデュエットダンス、ネネさんの笑顔が輝いた時、現れたチエちゃん!(ここの衣装早代わりは見事です)
そして、舞台一杯に舞う華麗なデュエットダンスは日に日にダイナミックさを増しています。力強く安定したチエちゃんのリードで、大きく大きくまるで弓のようにネネさんの後そりが凄いです。舞台一杯に何度も回転し、走り、2つの蝶はダンナミックに宙を舞うかのようで、観る方も時の過ぎるのが惜しまれるような一時でした。

終演後の観客達の「良かったね!!」と言う声を何度も耳にしながら、一人嬉しくなり家路を急ぐ私でした。

2009年9月12日(土)秋の訪れ早く、まもなく千秋楽

ウカウカしているうちに秋の訪れが足早にやって来ます…。

星組さんもあと一日!
皆さん、力を合わせて元気に頑張っているご様子!劇場界隈は熱気で一杯の事と思います。
私は東京公演5回の観劇とお茶会出席を終えて、劇場の熱気を忘れないようにしつつ、発売になった実況CDを聞きながら、一足お先に諸用なる秋支度?に掛かっています。

ちえちゃんの東京お披露目公演が無事に立派に千秋楽の幕を閉じます事をお祈りしています。

2009年9月19日(土)祝・宝塚星組トップお披露目公演は無事終わりました。

9月13日(日)に星組東京公演の千秋楽の幕が無事に降りました。おめでとう御座います!!
『太陽四神記VerU』〜新たなる王の旅立ち〜はスケールの大きい面白い作品でした。フィナーレも存分に楽しめました。
トップスター初公演を堂々と立派にやり遂げたちえちゃんは本当に素晴らしかったですね!
その他の出演者の方々も其々に舞台を盛り上げ、個性的な色合いを出し、とても頑張っていて、良かったです。星組の皆々様、専科の方、本当にお疲れ様でした!

ちえちゃんも地元に帰るなり、翌日は全国ツアーのお稽古が始まり、今では連日遅くまでお稽古をされているようです。ご苦労さまです…。私は勿論の事、全国の宝塚ファンの方は10月の全国ツアー公演『再会』『ソウル・オブ・シバ』が、またまた楽しみですね。


★宝塚バウホール公演『ブエノスアイレスの風』★降順

2008年11月22日(土)宝塚バウホール公演『ブエノスアイレスの風』

11月19日〜21日は兵庫県宝塚市へ行って参りました。

1日目は夕方現地到着、宝塚市在住の友人に会い、積もる話をしながらご飯を食べました。

2日目は朝から、大劇場に隣接する宝塚バウホール(小劇場)にて『ブエノスアイレスの風』を観劇。奥深い作品でとても感動しました。
主演ニコラス役のチエさんは、東京日本青年館での公演に上回る演技、歌、ダンスぶりで実に魅了されます。他の出演者も其々の持ち場をしっかりと演じ、作品の盛上げ効果を出しています。
吹きぬけてゆく風…、誰もが…、其々に『孤独』という言葉が似合います……。
これは好評再演物らしく、元々作品自体にも厚みのあるものだと思いますが、出演者によって雰囲気が変わり個性を出しているのではないでしょうか〜。確かな心に残る作品として、本当に良かったです!

午後の公演チケットはキャンセル待ちをしていると、開演後数分立ってから、運良く手に入り、足元暗い中をバウホールに入りました。共にキャンセル待ちをした方とお知り合いになれ、終演後はご一緒にチエちゃんの出待ちをしました。
外はとても寒く、1時間程待つと身体が冷え切りました。
帰り支度を終えて出て来られたチエちゃんは、思いがけず、待っていたファン達1人1人に手渡しで使い捨てカイロを配り、温かさを頂いて寒さが和らいだように嬉しかったです(笑)。
その後すぐにホテルに戻り、急いで夕食を済ませ、熱い風呂に入って就寝に付いた私ですが、真夜中に一時的に腹痛を起こして目覚めてしまいました。きっと、お腹が冷えたのでしょうかしらねぇ〜?

3日目の朝は、おっかなびっくりで朝粥定食を食し、控えめな朝食を済ますと、再び1日目に会った友人と、入り待ち時刻まで話の続きをしました。無事、チエちゃんの楽屋入りを見届け、お手紙も渡し、再び友人に送られて帰宅の列車に乗りました。
何とかお腹の具合は大丈夫です〜(笑)。

11月6日(木)『ブエノスアイレスの風』東京千秋楽

11月1日から初日を迎えていた日本青年館チエさん初主演、宝塚星組東京特別公演『ブエノスアイレスの風』の東京千秋楽を昼夜続けてやっと観る事が出来ました。

タンゴダンスを目玉に展開してゆく物語で、元反政府ゲリラのリーダー、ニコラス役を演じチエさん。今は足を洗ってダンサーと言う新職に着いているニコラスは、生き残りゲリラのしがらみに関わり、思わぬ事件が起きる。

再演なのですが、宝塚らしく、主役をとても綺麗に描いており、チエちゃんもそれに答えて綺麗で格好良く、どの衣装も似合い、ダンスは抜群、柔らかく歌いこなし、文句なしの演技力でした。大型スターの誕生かも〜。


2008年スカーレット・ピンパーネル降順

2008年7月 4日間の私的夏休み旅行を終えて

今年はちょっと早めの夏休みと称して、4日間の兵庫県宝塚市の旅に出ました。
なぁんて格好良い事を言ってますが、私的な夢の世界に浸ってきただけです(笑)
そんな訳で、すみませんが、詳細をご報告したいと思います。

えっと、1日目(26日)は大阪に宿泊してスターさんの茶会に参加しました。まだまだ新米の私は見知らぬ人がほとんどなのですが、生のスターさんのお話を聞き、握手して共に写真が取れ、同テーブルの人ともお知り合いになれましたし、至福のお茶会には変わりありませんでした。

2日目(27日)は荷物を持って宝塚市に移動、武庫川の見えるホテルに宿泊です。綺麗に手入れされた花の道を通って久々の大劇場へ向かいました。宝塚の劇場周辺は東京の日比谷界隈とは違い、静かで落ち着いていてホッとする雰囲気に包まれています。

大劇場の出し物は『スカーレット・ピンパーネル』〜紅はこべ〜です。星組の瞳子さんを中心に星組生が一丸となって熱演しています。この日の3時公演は星組ファンの集い観劇イベントとなっており、其々のスターファンが2階客席に集結します。私も合流してこの作品を初観劇しました。

ところで、この作品とは〜。ヨーロッパ、フランス革命の最中にフランス革命政府が貴族を惨い目に合わせるので、それをフランスから救い出そうとイギリスの貴族一団が秘密結社(スカーレット・ピンパーネル)を設立し、命を掛けてフランスの貴族を救い出すと言う冒険活劇ものです。
ミュージカル演出家で名だたる小池修一郎さんが、元々の海外ミュージカルを宝塚らしいものに演出されたもので、歌唱力が物を言う作品になっています。勿論、歌で定評のある瞳子さん、あすかさん、そしてチエさんも力強い発声で熱演していますよ。全体が迫力のある素晴らしい作品に仕上がっています。
作品については、8月末から10月初めに掛けて、東京公演もありますので後日詳しく報告したいと思います。

さて、公演が終わると周囲の勢いで私も出待ちをしてみる事にしました。日が落ちたと言うのに、まだまだ、強烈な暑さが残ります。宝塚大劇場の出待ちなんて、ほんと、何年ぶりでしょうか〜?直ちゃんの卒業式以来かもしれませんねぇ。1時間余り立ったり座ったりを繰り返し、扇で仰ぎぱなしです。暑さも、もう限界と言う所で、瞳子さん、チエさん達が出て来られました。お目当ての方にお手紙を手渡せたと言うだけで待った甲斐があると言うものです〜(笑)。

3日目(28日)の午前中はは宝塚在住の知人と久々に会って、2時間余りお喋りをしました。午後は再び公演観劇です。

昨日より2時間も公演終了時間が早いので、再び出待ちをしようと外へ出掛かると、地面に叩き付けるような大雨が降っており、雷もゴロゴロ鳴っているではないですか〜。小降りになったのを見計らい、日傘を差して(これしか持って来てない)楽屋口に急ぎました。平日なので少し閑散としていましたが、それらしき人を見つけてホッとしました。

やはり、1時間半位待ったでしょうか、直ちゃんの時と同じように(懐かしいです…)、出て来られたお目当ての方に続いて、私達はゾロゾロと駐車場まで送って行きました。
こんな丸々宝塚ディの一日が過ぎていきました。

4日目(29日)、早くも東京に帰る日です。この日の入待ちには、ちょっと寝過ごした私〜〜。仕方なくあきらめて、ゆっくり朝食を済ませ、荷物を纏め、チェックアウトをしてから、渡しそこなった手紙を楽屋口に届け、再び劇場に向かいました。

11時公演は1階席にて観劇。出演者達の熱演が伝わって来て、ホント、素晴らしかったです。主題歌が耳に残りつつ、午後2時、劇場を後にしました。

この日の兵庫、大阪も暑かったです。予定より1時間も早く新大阪に辿り着いたので、手持ちの乗車券を早いものに交換して頂き、午後6時半頃無事帰宅致しました。

今回は4日間といつもより長かったので、ずいぶんと精神的に休養が取れた感じがします。当報告ものんびり書き込みですみません。
帰宅すると翌日から家事労働、日常的買物、医者通いとか、2日ほど雑用に追われ、一気に現実に戻された感じがしています(笑)。

さて、原作『紅はこべ』読まなくっちゃ!

8月29日(金)雷雨

8月も終わりだと言うのに、昨夜はもの凄い豪雨と周辺の連続落雷で眠りをかなり妨げられました。各地の被害も多く、皆さんのお宅は大丈夫でだったでしょうか??お見舞い申し上げます。

私、昨日(28日)は東京日比谷の宝塚劇場に出向いていました。
宝塚星組公演が先週から始まっており、大劇場よりパワーアップした
『スカーレット・ピンパーネル』がやって来ています。またまた、フランス全権大使ショーブラン役のチエさんを観に、普段の稽古友達を連れて出掛けました。

上機嫌にて観劇し、雨にもさほど会わずに、運良く帰宅した次第です。

9月6日(土)宝塚星組『スカーレット・ピンパーネル』

昨日(5日)は、また、東京宝塚劇場星組公演を観劇しました。

2階のほぼ天辺からでも舞台の熱演は充分に伝わって来ますし、心地良く、しかも力強い歌声に乗せられて、お芝居にすっかり入っていけます。
チエちゃんも宝塚大劇場の時と比べると台詞表現など、悪役としての憎々しさが更に凝縮され、一つ一つに心が篭り、とても良く伝わって来ます。
今週の東京MXテレビ『cafe break』出演はチエさんでしたが、
そこでも語られていましたが、一幕の終わりに来る大切な歌の為に発声量のバランスを取っていらっしゃるということでした。
悪役は(特に今回の役の場合)声を張り上げて叫んだり、怒鳴ったりしなければならないので大変なのですね。きっとその辺りの調整をなさったのでしょうね。
フィナーレナンバーの銀橋ソロでは、お芝居が終わって、一人のタカラジェンヌさん(チエさんです)が主題歌を今一度お客様に柔らかく語りかけるようにお伝えすると言う役目で銀橋を渡ります。とても良い感じですね!!
その後の剣を翳しての男役踊りも絶対に見逃せませんよ(笑)。ダンスの要所要所がピシッ!と決まっていて、3人分位の貫禄で舞を舞うチエちゃん、ついつい目が釘付けになる次第です。
終わった後の充実感を持って、お隣の方と顔を見合わせ「良かった!!」とにっこりです。

私事、原作『紅はこべ』も後4分の1、言い訳ではないですが、出掛ける際の電車の中だけ読みなので、遅いですが、来週の電車で読み終わるかなぁ〜です。(笑)

9月14日(日)『スカーレット・ピンパーネル』も中日を向えて〜

はい、昨日13日も東京宝塚星組公演に行って参りました。
今回は良席で久々に同行した友人も大喜びです。銀橋も近いし、真正面から観るのは何と言っても美味しい(笑)!

中日を向えた『スカーレット・ピンパーネル』はますます良くなっています!
中心に立つ主役級の3人は個性が各々際立ち、歌いっぷりも良く、其々に聞かせてくれますし、星組全員が一丸となって、歌う迫力も凄いです。
余裕のある所では瞳子さんお得意の
アドリブで、観客を沸かせています。
ショーヴラン(チエさん)も最近は悪役に徹しながらもパーシー・ブレイクニー(瞳子さん)の日替わりアドリブを返しているので、とても楽しく、観客は手を叩いて爆笑しています。
見事な構成で舞台が転換し、観客を飽きさせません。1本物なのに時間の経つのが早い!勿論、宝塚ならではのフィナーレも充実しています。
ハラハラとさせられる危険を潜り抜け、正義の味方が最後に勝つと言う筋書きは痛快ですね!

フィナーレの剣の舞では真っ直ぐに翳した剣の先を通してチエちゃんの鋭い目線が私のオペラグラスに一直線に入ってきます(気のせいですが)。良席故に最高ですね(ワハハハ!)。
初めてこの作品を観た友人も涙で鼻をグスグスさせながら、楽しんでいました。

さて、この作品は10月の1週目まで続きますが、私は3週間近く観劇をお休みになります。私事コーラスの演奏会に向けて、練習に専念?体力調整期となります。
10月に入ってから、もう1度観たいと思いますが、今度は千秋楽近くなのでチケット確保が困難かも?です。

10月5日(日)スカーレット・ピンパーネル

急に涼しくなって、いつの間にか9月が終わり10月、秋本番になっていました…。

『スカーレット・ピンパネル』も1ヶ月半近くの東京公演が明日(5日)千秋楽を迎えます。私も10月3日(金)に見納め観劇をしてきました。
主要メンバーを中心に星組生達が一段と余裕ある歌芝居完成版を繰り広げ、堪能させてもらいました。
この日は1回公演だったので、久々の出待ち参加をしました。陽気もちょうど良く、夕方になってもさほど寒くもなく、1時間半の立ちしゃがみは、ちょっとばかり、しんどかったけれど、楽屋から出て来られたスターさんの格好良いスーツ姿に見とれ、優しい笑顔に元気をもらい、満足な面持ちで帰宅することが出来ました〜!


2007年7月20日(木)宝塚パリ祭2007

そして、7月18日(水)には東京パレスホテルにて宝塚巴里祭2007を観ました。
出演者は星組ダイナミックスター
柚希礼音さんをメインに南海まりさん、彩海早矢さん、蒼乃夕妃さん他5名の方が歌い踊ってくれました。
コートダジュールの歌が出てくるなんて〜、またまた、懐かしかった!中でもリフトダンスは目玉、くるくると何回転かして、あっという間の素晴らしさ満喫でした。最後の歌「踊り続けて」はとても良く、心に残ります。キラキラシルバー衣装から始まって、赤、黒、青、茶(ベージュ)、キラキラと眩いばかりの銀色など、どれも大変良く似合う柚希さんでした。


2007年『ハレルヤgogo!』星組バウミュージカル

2007年のお正月明けてすぐに、私としては数年ぶりに兵庫県宝塚市へ出掛け、バウホール公演星組選抜メンバー『ハレルヤGOGO!』を観劇しました。

主演、チエちゃんの活躍ぶりをちょっと拝見と言う所ですかしらね…。
ストーリーは1970年代を舞台に、その頃流行ったディスコダンスを存分に見せながら、躍動する若者の姿を描き、障害物や出会いを通して仲間の大切さを知り、成長していく姿を描いた作品です。
ビッグな存在感のチエちゃんと相手役のウメちゃんは似合いのカップル、息の合った軽快なダンスは観ていてとても気持ち良かったです。やおや舞台のリフトは拍手喝采、ご苦労様でした!

もう1つの見逃せないカップルは和さんと蒼乃さん、少しブルーな雰囲気が主役カップルと対照的で良かったですよ。そして、悪役の綺華さん、個性派です!その他、専科の千雅さんと組長の英真さんはストーリーに重圧感を添えています。朝峰さん、美稀さんもユニークな存在でなかなか印象的でしたよ。

東京に来ない作品なので、行って良かった〜、久々に元気をもらって帰ってきたな!そんな気がしています。


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