青木淳子が行く! 幼稚園編


 道を歩く青木淳子は、幼稚園の前にさしかかった。垣根に囲まれた庭で、園児達が枯れ葉の山を囲んでいる。
園児達:「お、い、も〜、お、い、も〜、お、い、も〜。」
 焼き芋をしようということらしい。
先生:「さあ、火をつけましょうね。」
園児達:「わあい!」
 マッチをする先生。だが、火がつかない。
園児A:「先生、どうしたの?」
先生:「うん、火がね、・・・・マッチ、湿っちゃってるみたい。」
園児達:「は、や、く〜、は、や、く〜、は、や、く〜。」
 歌うようにせかされ、焦る先生。だが、火はつかない。
 様子を見ていた淳子は、右手を胸に当てた。たちまち、ぱっ、と燃え上がる枯れ葉の山。
園児達:「すご〜い!先生、すご〜い!」
先生:「??」
 淳子は、そこを立ち去った。
 火が消えて、焼き上がった芋が取り出される。
園児B:「せんせい、このおいも、中までまっくろこげだよ!」



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