岡田栄造+清水久和 トークショー記録 2010年2月6日 勝ちどき btf その01 02 03 04 05 06 home その04 作品紹介 岡田:みたいなことで、エクシー・デジタルは清水さんがデザインをしていて。沢山売れていると。いうことで、あと15分ぐらいでトークショーは終わりたい サボスタジオ(sabostudio)のホームページとか御覧の方は、色々清水さんの作品を見てると思うんですけど。どんな作品をデザイして来られたかっていうことで、ちょっと私が端折りながら説明していきます、 先ほど言ったように愛のバットデザインとういう、日常に、自分たちが子供の頃から身近に接している、誰も気にも留めないようのなオブジェクトを収集するようなリサーチをされて。その後自分の方向性が定まったと。でそういうバットデザインの目線でデザインをするっていうことをとりあえず始めたと。 それで幾つか作品が出てくるんですけど。これはバトンなんですよね 清水:そうリレーのバトン 岡田:リレーのバトン。リレーのバトンが照明のシェードになっていると。 清水;これは ・・靴べらがぶら下がっている 岡田:これで全体の一つの作品 清水:連作 岡田:連作ですか、それでこれが 清水:予算がサボスタジオの予算が 岡田:幾つ 清水:これは20個です 岡田:誰か持っているんですねじゃね。それを。コレクターが 清水:いや〜もってないんじゃないかな〜捨てられていると思う 岡田:ふふふふ かいじょう はははははは 岡田:持ってたら凄い価値あります。それからこれはあれですよね。靴買うといまもう、付いてないのかな。風船みたいなのが中に入っているやつ、靴を買うと、 清水:靴を買うと、黒い奴 岡田:あれを詰めた椅子ですね。 清水:これはいまいちでしたね〜 岡田:うん今一ですね かいじょう はははははは 岡田:でこれが日比野克彦賞を取った、これは凄いですね。やっぱり。チューペットで出来たシャンデリア。なんとゴウジャスな。ちょっといまだ消化しきれませんよねこういう作品というのはね、素晴らしくって。何の解説にもなってないふふ。とにかくチューペットで、何か作ろうと思ったんですね 清水:これ良い香りがするですよ 岡田:はい、そうそう、照明で熱がでると、甘い香りが照明からしてくる、これは今長崎県立美術館(の所蔵) 清水:そうですね 岡田:可愛いですねこれ。これはどういう考えでしょうか 清水:昔、・・のプログラマーイレブンかなんかで、・・が好きだったのかな、・・の蓋、その取っ手がこんな感じだった。もっと整っているやつ。・・それが可愛いな〜と思っていて。それはほとんど真似です かいじょうふふうふふふははははは 岡田:習作つくって 清水:習作。このあとどうなるか 岡田:引用。これも綺麗ですよね〜。こういうのはやっぱり、これガラスですよね、ガラスの工場を 清水:探して来て、これ会社で作らしてもらったんで。 岡田:あ、会社のプロジェクトでね 清水:はい 岡田:いいですね これは一部に圧倒的な人気を 清水:自信作だったんですよ。 かいじょう ははははがややがや 清水:ただやっぱり美術館は分かってくれましたね。 かいじょう はははははは 岡田:素晴らしいです。もうそのチューペットも作られなくなりつつある 清水:そうですね 岡田:これはアイスのさじ、こっちが先なんですか 清水:いや、 岡田:これはアイスクリームカップとさじの作品。要は100円のアイスカップの 清水:あそこの蓋の取っ手が、こういうの作ってしまったと とんでもない 岡田:これもメーカーを探して、これツバメですか。これはスピーカーですよね 清水:いまいち 岡田:今一ですか何でいまいち 清水:なんかどうだみたいなかたちって 岡田:どうだって感じですよ かいじょうははははは 岡田:これはポストカードフレーム 清水:そうですね 岡田;これどうですか、良くできている 清水:うん、当時はね〜素晴らしい案だと思ったんですけど、今は何とも思いませんね 岡田:これね僕ねイデーにいたときに見たんですよね。 私がイデーで働いていたときに。デザイナーの人に色んなものをデザインしてもらうというのやっていて。その中で清水さんが提案してたんですよね。 机の上に机置いてそれがちょっと色んな物を小物を置いたりするのに使える、 清水:よくないですね〜 岡田:なんだろうふふふふパッケージっていうか、こういうアパレルの、仕事もされていて。 清水:取っ手をねちょっと、紙袋考えて。印刷で考えるんだけど取っ手を成形で起こしてやると。 これも実際作ったんですけど、いまいち 岡田:今一でしたか。いまいち多いですね! かいじょうははははは 清水:これも今一 岡田:これは ハッシュアッシュのところ ロゴのデザイン 清水:ハッシュアッシュっていうブランドですけども当時、立ち上げに加わって。グラフィックで 岡田:今もこれ使われている 清水:そうなんですよ 岡田:これ清水さんのデザイン、意外と知られていない 清水:そう 岡田:ああ、髪型でましたね〜。これはデザイナーズウィークの。プロ展。今もあるんですか 清水:今もあります 岡田:当時、カラヤン広場六本木の。 カラヤン広場でやっていて、椅子をテーマにデザインされていて。 で清水さんはこれを。このときあれですよね何か。毎年年賀状に、今年のテーマみたいなの書いてましたよねね。 ツッパリって書いてました 清水:テーマ 毎年決めるんです 岡田:突っ張りでこれなんですよね、なんでツッパリなんですか 清水:当時プロのくせに、なんかシンプルな家具作って、英字新聞なんか突っ込んでいるわけですよ。 岡田:いわゆるデザイしないデザインが良いとされていた 清水:う〜ん。 岡田:デザインはしちゃいけないことに対して 清水:そんなこともありましたね 岡田:反発があって、それはツッパリだと。それは端的に言えばその気持ちは突っ張りであると。 清水:タイマンハリマショウ! 岡田:逃げんなよということで突っ張りで、そっからリーゼントが出てき、モチーフが来てこの 清水:この頃からだから 俄然 ひとりぼっちになって かいじょう が ははははは 岡田:ただここら辺はね、これまだちょっとまだ普通のデザインですね。ここはまだみんなに理解される 清水:そうそうこれが無かったら 酷いことやっているな〜 岡田:そうですね、これ青木健二さんの素晴らしい写真で。これが2年後ですか、プロ展に出したベルサイユテーブル、素晴らしいですね。 清水:これを見てリボンプロジェクトに誘ったでしょう 岡田:いやいやだから、前からさそって。 これも本当に素晴らしいです。これはもう、ベルサイユっていわゆるゴージャズな装飾的なテーブルなんですけど。そのモチーフになっているのが、王冠なんですよ。よくオモチャとかに描かれていたりするような、アイコン化された王様の冠がずーっと繋がっているんです 清水:安っぽい王冠で、日本人が考える安っぽい王冠をただ集めて来て、自分で・・・して 岡田:実はそこには何て言うのかなベルサイユって言ってしまう日本人。ことがあるわけですね。それに対するこう愛情がある。これはレーザーカットでアルミの。アルマイト加工、大変なお金が掛かった 清水:はい 岡田:清水さんはもうとにかく自腹で、 清水:自腹なんです 岡田:いいですね。それでまあこれは、後でこれも。これなんですか 清水;これね、象印かなんかから依頼された電子ジャー 岡田:ああ炊飯器 清水:そう。炊飯器、お米、かっこ良いですよ。このあと柴田さん 岡田:柴田文江さんZUTTOのときに 清水さんのは通らず。柴田さんのが通り かいじょう あはははははは 岡田:それでこれは代官山のコレックス、地下でやっていたグループ展で。清水さんが作品を出されたときに、ちょっと ちっちゃい井伊直弼が そこにいます。 清水:そう僕あれがもう、あの三つの絡みで。もうこれだ!!と思って。本当けちょんけちょんに言われて。ふふふ 岡田:出来が悪かったですよ、手塗りで、髪の毛部分が、まあまあその話は置いておいて。それでその時に手前に、山脈テーブルっていのがこれは本当大好きで。これもあれですよねやっぱりこうデザイン攻め入る一つのかたち 清水:そうですね 岡田:自然に平面は無いんだと 清水:僕なりの形 かいじょうふふふふ 岡田:険しい山を登らなければいけないと。平坦ではいけないと 清水:そうそう うん かいじょう ふょうあはははははは 清水:でも希望は溢れる いかいじょう ははははは 岡田:これはまた日本史プロジェクトでデザインしてもらった、カップ&ソーサで素晴らし美しい造形の。そこにあるやつです。これもエーリアスで 清水:いやこれは図面で。スケッチで見本作った。思ったより小さいくなる 岡田:これもグループ展のとき出してましたね、 清水:違う。これは富山の 岡田:富山プロダクトデザインコンテスト 清水:招待作家として。言われて出したんですけど落選しましたからね かいじょうははははがややがや 岡田:いわる金塊の形をした。最近海外のデザインでやってますからねこれ、誰だっけかな。誰かやってますよ結構有名な人が 清水:これ頭に来たんだよ。入選ぐらいでいいんじゃないか。賞をもらうことはない 岡田:これ駄目にする理由がよく分からないですけどね。これも私がお願いしたやつで。 清水:そうだね、岡田さんと考えたのが多いですね 岡田:大阪の堺市っていうところでデザインプロジェクトがあって。であの〜 新感覚和モダン。かなりNGを コンセプトで。デザインしてくださった香炉なんですよ。それで下が漆塗り、磁器で 上はアルミですね。アルマイトで竹林をイメージして。そこに金色のベースが中にある。これはどうですか 清水:いまいち ですね 岡田:これも私がコーディネーションした有名な作品で、デンソウのスピードメーターなんです。あれをプロジェクトやっていただいて。これですね その05へ 100:12 |