2005年7月02日 植田実さんと 建築あそび記録 HOME 前おき 01 建築学会文化賞 受賞について 02 抵抗し・・展覧会をやりたい! 03 学生との交流 04 展覧開で配るつもりの冊子 05 大学で教える 06 雑誌 「都市住宅」 本題 「真夜中の家」 11 夢に溺れちゃいないぜ 12 漫画 13 見たくもない本 14 イバラード物語より 15 イバラード物語 16 堀内誠一さんのこと 05 大学で教えること 今 僕は東京芸大と日大の生産工学部の建築科の住居コースという、芸大は15人学生が、日大は40人ぐらいかなぁ〜。全員女性なんですよ日大の方はね。 会場 え!! 日大の住居コースという宮脇壇さんが始めたコースでね、「女性だけにして、尚かつ住居のことを集中してやりたい」という。 そうすると、その人達にはカリキュラムとして、それでちゃんとノルマを達成出来るようにして。普通は学生4年間やると、最初は1年目は建築のコピー。模型作ったり矩計を書いたり、家具をやったり。2年生は住宅を中心にして簡単建築ですね。3年生になると集合住宅やって小中規模ビルかな。そしてもう一つ行くと劇場なんかをやってもいいようになっているんだけど。結局 本当の力ゼンゼンつかないんですよね。 上手いんだけどね、建物つくったとき「設備どうするんだ」とか、「構造どうするんだ」とか、全く関係ないわけでしょう。 そこから出て設計事務所に行けば、まず役所に行って判子をもらったりすることから始めて。手伝いをしたり、階段のディティールだけを書いたりとか。 段々力を付けていくということなんだけども。 今も〜アトリエ建築家の所に行くっていうのはそんなに多くないしね。そうすると、ハウスメーカー行って販促だけやる。建築科 出て販促だけやるなんて可愛そうだけどね。女性だとコーディネーターやったり編集やったり。 建築学に18才から入るわけですかね。18〜22才。一番重要な時に何するかというと。「あまりにも学校でアトリエ派の建築家を育てるようになっているのが問題」で編集の仕事もあるし、いろんなやり方があるから、そういうヒントにもなればいうこともあるんですよね。 僕も学校を出て、文学やって建築の方へ行ったときに、全く 文学系は仕事が無かったですからね。今でも勿論そうです。 外国文学やっていても、なんら専門的な戦力がつかないですよね。僕のクラスはちゃんと専門通りに大学を出て専門の先生になったのは1人かな。あとはアニメの世界に行ったり。演劇。民芸の有名な・・。それからアメリカに渡って翻訳と映像の仕事をしてて、ジョンレノン・小野洋子と仲良くなって、・・ だから全員違うの 仕事。今でも同窓会やってますけどね。企画事務所をやったり。本当に「学校で何勉強したんだ!」みたいな・・僕は「先生に何も学んだものはない」という感じはするね。ただ みんな妄想につかれて学校に集まってきた奴ばっかりだから 佐藤:わらう お互いの切磋琢磨が凄かったですね。あんなキツイこと言われたのは大学の時だけですね。それが今でも「一番 良かったな〜」と思うんだけど。 そのくらい・・建築はそこまで酷くはないと思うんですよね。建築の勉強をして、建築系のデザインから家具の所に行くわけだから、映画なんかやってもね・・関係があるから・・ 次へ |