2009年8月2〜9日 ことば悦覧in京都 記録集    home 

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 川勝真一さん編  8月06日am10〜 晴れのち曇り 京都工芸繊維大キャンパス内 

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 その03  

佐藤:なんていう活動か。葉書くれた、あれはどうしてああいう活動を始めたんですか
川勝:今のですか。
佐藤:その前も何かやっていたの
川勝:大学院のときに、やっていたのは自主的に勉強会みたいなのはやっていて。

佐藤:学生集めて、仲間で、研究会だよね
川勝:研究会ですね、それはやっていて。で、半期に一回フリーペーパーじゃない、みんなで文章書いた、集めてフリーペーパーで出すっていうのをやったり。あとあのまあ、やるんと発表会みたいなのして。ゲストで建築家の人呼んできて、でまあその人の講演会と、あと研究会のメンバーの有志がちょっと何か自分の考えたことを発表して。あ、古山先生だ!! 古山先生(川勝呼びかける)

 (古山正雄先生) 

佐藤:こんにちわ。どうもどうも。佐藤ですけどご無沙汰いたしておりました、なんか偉くなったそうで
古山そんなことない ふふふふふ
佐藤:今日はずーっといらっしゃるんですか。
古山きょう なんなん
佐藤:今日インタビューしてるんです

古山:なんの
佐藤:若い人の
古山:何をふふふふふ
佐藤:本当ほんとうですよ。若い建築家になりそこねたやつをインタビューして歩いてるんです
古山:まず虐めないか それって
佐藤いじめじゃない
古山:ハラスメントやろ お前 ははははは

佐藤:ハラスメント、突然古山先生が俺をハラスメントと言ってます、そんなことないですよ。
古山:はははははは フューチャーしてくれてんの
佐藤:それでね、これから5年ごとに20年間やるんです
古山:あ、そ〜
佐藤:去年からやっているんです
古山:なるほど

佐藤:
それで東京都、大阪と金沢と横浜と仙台 だいたい100人ぐらい
古山本当ですか

佐藤:金沢は去年やった
古山;若い人
佐藤:30才前後
古山;建築家で
佐藤:建築系とあとは芸術系。、鷲田先生のめるろさんているじゃないですか21世紀美術館に、ああいう美術関係の人や、表現者を。これから30代が日本を変えるぞ!と俺が勝手に予想を立てて 俺の仮説が正しいかどうか。ウォッチする
古山ふふふふふ

佐藤:なるべく失敗例が多そうな、失敗モデルとして
古山:まずいやないか
佐藤:それは嘘ですよ。どいうふうになって若い人達が、どういう建築スフィアて言うかね そういう空気を作って行くのかっていうのを
古山:あ いいね〜
佐藤:追跡 観察人で

古山:構想としては素晴らしいじゃないですか
佐藤:だれも金くれませんよ 誰かに頼まれてるわけでもない。ああ俺ここの研究員になって、雇ってもらって給料もらって
古山:あほな
佐藤:ふふふふはははははは
古山:金ないの
佐藤:だって誰も面白いとも思わないし、
古山

佐藤:載っけるメディアもないじゃないですか
古山:ふふ
佐藤:あんたの勝手でしょうメディアだからね
古山:なるほど
佐藤:勝手な行為だからだれもくれないけど。彼の家に今日泊まっているんです
古山:どういう縁なんだ

佐藤:お前の家は俺の家だから泊めろと言って、全然見ず知らずだったんですよ。半年前に建築のイベントあっただね。そのとき二次会で(川勝さんに)会ったんですよいきなり「お前の家に泊めろ」って言ったの「ああいですよ」って
古山:ふふふふふ

佐藤:それで半年後にまた来るから、荷物とか預けて日曜からやっているですけど、10人ぐらいやりましたよ。
古山:そう
佐藤:1日3人とか(今日は)4人とか大変なんですよ。古山先生も虐めちゃおうかな〜はははは 汗かい来ましたね!今日はずっといらっしゃいます
古山:会いたないわ!お前に 

佐藤:あはあはははははははそんな
古山:忙しいのに
佐藤:そんな言わないで会ってくださいよ  せっかく土産に麦煎餅持って来てるんだから ふふふふふふ 夜でもいですよ夜飲み会するんですよ
古山:あのな〜そういうノンビリした話じゃないの

佐藤:何でノンビリすれば。 インタビューで。そんな何でせっぱ詰まっているの。阪神負けてばっかりいるからでしょう
古山そうそう それが大きい
佐藤:ちょっと写真とれ〜2ショット ほんと 阪神調子悪い
古山:調子悪いねふふふふ

佐藤:副学長 阪神問題で 頭がいっぱいだ 大丈夫か〜 
川勝:はいおしますよ〜はいチーズ
佐藤:ちょっとライターを見せてこれこれ。これ見てくれよ。
古山ふふふふふふ

佐藤:突然古山先生が乱入してきました。
古山:乱入ってむりやり引き込まれたんじゃん。写そう 
佐藤:いたいた、って目に付いちゃったんだから喋らせる。これは外でやる手なんですよ

古山:
なるほど
佐藤:大阪でやったときは靱公園でやって。靱公園で酒飲みしながらやって、色んな人来るじゃないですか。お前や何やてんのって。これから世界の建築を変えるんだと。へーけんちくって何?って聞いてくるじゃないですか
古山:ふん
佐藤:部屋の中で建築の世界を変えるって言ってても アホじゃん
古山;ふふふふふふ
佐藤:閉じこもってて変えられないじゃん。
古山:なるほど

佐藤:外でやっている。鴨川で昨日やりましたよ岩崎泰さん
古山:へ〜え
佐藤:さすが鴨川は走ったり。アベック居なかった。暑くってあんなとこでラブラブできない。
古山:ははははは
佐藤:橋の下に棲んでる人は居たけど。草刈っているオヤジしかいなかったけど。さすが人歩いていませんでしたね〜暑いんだもん。ふふふふふふふ ここでインタビューやった古山先生と会えるとは思わなかったね。や久しぶりですね。大島さん死んでいらい

古山:そうなんですよね〜
佐藤:誰も大島さんを語る会しないから。丁度6年経ったんですよ
古山:ああそうですか
佐藤:大島さんの残された蔵書は、トラブッていたんですよね。遺産相続の関係で。訴訟で戻して、近大に大島コレクションで何千冊かある洋書まとめて。近大にあれするって言ってますよ。だからよかったよかったと。
古山:そうですよね
佐藤:何千冊ってあるから 一冊2万円だって数千万円じゃないですか
古山:そうそう
佐藤:えらいことだ。内輪もめした一時持っていかれてた
古山:ふふふふふふ

佐藤:それで訴訟になってて。もう5年目ぐらいかな。
古山:・・●×・・
佐藤:これ喋ったらそのまま文字になりますからね
古山:ああそれは拙いね ふふふふふふ

佐藤:
じゃんじゃん写真撮ってくれ(川勝さん)まずいや〜久しぶりですね握手しましょう握手 ほら握手しているとこ撮って。ちょっとこのキモイライターこのライターに撮ってくれ。副学長これ持っているから 困るな〜勉強しないで阪神応援してるぞ〜
古山:ふふふふふふ彼はしかしあれよ、凄いエリートよ

佐藤:知らんよ〜 そんなことは。
古山:もうドイツに長いことおったしね
佐藤:ながいことって今聞いたけど 3ヶ月だか
川勝:半年半年
佐藤:3ヶ月放浪しておったって 

古山:そんで 問題になっとる
佐藤:あははあはははは そんで問題になっとる 
古山: 送ってくるなって 怒ってた
佐藤:怒ってた
古山:勉強もしないで放浪していると 君とこの学生は何なんだと。うん。あんまそう言わないで
佐藤:もう交換留学やめたと ふふふふふふ やっぱりいい 話だな〜
古山:そうそうそう

佐藤:それでね、もの凄い暗いね卒業設計やったらしいですよ
古山:あそうそうそう
佐藤:どんなでした?
古山:評判 いや〜ん
佐藤:あはははははは ほら評判いいって 暗いの設計して。わざと暗く演じてやってみたと言ってますけど本当でしょうか?そう見えました

古山:そうです
佐藤:みんな騙された
古山:うん
佐藤:本当は明るいんだけども、みんな明るいことばっかやるから、真っ黒いのやってみようと。廃墟を設計するとか。けっこうロマンチックな文学的な事を言ってましたよ今。
古山:あれは文学強いよ!第二の大島やん
佐藤:第二の大島?大島さんは文学者じゃないって。
古山:ロシア語学科ね

佐藤:大島さんは文学者っじゃなくって評論家
古山:まあね
佐藤:左翼のマルキストでお坊ちゃんだったけど 左翼のゴリゴリ猛者って感じがするじゃんマルキストじゃないですか。文学じゃないですよ。大島さん僕の家にね3回ぐらい泊めてもらった。お返しに、福島ですけども。泊まりに来てる。子供連れて、子供って学生。建築系の学生

古山ふう〜ん
佐藤:それで俺の家でレクチャーさせるんですよ「建築あそび」って言うんですけど
古山:うん
佐藤:僕の家はお前の家だって言って、泊める。お前の家は俺の家だから、両方やっているから。それで川勝さんの家にも泊まるけど。川勝さんが来たら泊めるし。古山先生おれの家に来たら泊めちゃう。そのかわり床に雑魚寝だからね。
古山うふふふふふふ

佐藤:京都工芸繊維大学の副学長だっていっても床に寝なさいだから
古山っふ
佐藤:煎餅布団一枚で。きついよ ふふふふふふふ

古山
ここの インタビュー好きやな!

佐藤:
ははははあはははは そのまま起こすからね。でも退屈でしょう副学長って
古山:おっしゃるとおり退屈

佐藤:やることないでしょう、何しとるんですか?金計算は事務がするだろうし。
古山:しないとあかんのよ沢山建物建つんやから。木村君
佐藤:木村博昭さん
古山:博昭さん

佐藤:知っているよ俺。あの人の自宅にも行ったよ
古山:岸和郎っておるやん
佐藤:岸さんは名前だけしっているけど。会ったことない。米田明さんは
古山:米田
佐藤米田さんは、大島さんの葬式で会っただけ

古山:米田君なかなか素晴らしいよ
佐藤:だって文章もすごいしさ〜。建物もモダンで綺麗だし。紳士じゃないですか
古山:どこが?
佐藤:分からんけど イメージで
古山:あははあはははは

佐藤;俺には紳士に見えるけど、インタビューに行けないよ俺は。古山さんで間に合わせておこうってなもんで。
古山:米田 だってよ
佐藤:あ、本当! 米田さん今居るかな。今日はほとんど脱線インタビューになっちゃうな、じゃ一緒に行きましょう米田さんのところへ ああ久しぶりだね
古山米田東京へ行って帰ってきおらへん。学校きおらへん
佐藤:学校 来おらへん これそのままお越しますから 米田明さんに伝わるでしょう
川勝ははあははははははは

佐藤:もうそのま 入っているから。だめだよ ICレコーダもってて喋っているんだから、それ止めてと言ってもだめなんですよ〜それは。俺はプロのジャーナリストの気分になっちゃうわけ 都合良くね。そう甘いおませんぜ〜
古山:ははははははは
佐藤:一回言ったらだめ、「米田がっこうへきおらへん」そう言っておった 副学長って起こすんだから。共にふはははははは 

古山:うん、ので岸さんとか、木村君とか、米田さんとか。結構あれやん。ラジカルな人達。まあ穏やかな人たちもいるけども。うん。
佐藤:今度建築の人たちに俺を講演に呼べって言ってください。旅費だしてくれるでしょう。
古山:ふんふん
佐藤:ついでに川勝さんの家に泊まってまた続きのインタビュー出来るから
古山なるほど ふふふふふふっふ
佐藤:おれはただ旅費が無いだけだから。
古山:ふふふふ
佐藤:暇は一杯あるし、泊まる家はあるから。
川勝:特別講義
佐藤:ただ電車賃が無いだけだから 。往復4万円ぐらいだから、たいしたことないでしょう。そすれば俺が、京都工芸繊維大学にはこうう建築家がおるとか。そうするうと この地域の建築家と他の地域の建築家の橋渡して。
古山:うんうん

佐藤:君とあそこの建築家は似てるから、ちょっと会って喋ってみたらとか。まったく逆ベクトルだから会ってしゃべれとか。
古山:ああああ
佐藤:そういう橋渡しにもなるから インタビューすると いいじゃない
古山:うんなるほど
佐藤:違う大学と橋渡しをする行為は。
古山:ふんふん
佐藤:意思疎通のない大学との橋渡しはジャーナリステックな行為だから
古山:う〜ん
佐藤:北朝鮮と日本を橋渡しするように
古山:フフフフフフ
佐藤:京都大学と京都工芸繊維大学を橋渡しをすると

古山:ふふふふふ 
佐藤:仲悪そうやん。隣の研究室同士も仲悪いから 俺が来て橋渡しをするという。忙しですよ。建築界のインタビューは
古山:なるほど
佐藤:研究室の芋づる仲間はいるんだけど、一人川勝さんをピックアップするじゃないですか。そうすると研究室の仲間がズルズルってつながって出て来るんだけど。
古山:岡田君いてるやん、それはどういう関係なん

佐藤:昨日一緒に一夜を共にして寝てた
古山:うそ!

佐藤:
本当だよ。お前の家は俺の家だから岡田先生も「そうだ」と
古山:うそ〜!!
佐藤:めちゃくちゃ言っているけどそのまま文字に起こすからはっはは一緒に泊まった
古山:うそ!真面目な話

佐藤:真面目な話してますよ。一緒に寝た仲だもん 岡田先生ともやばい関係なんですよ ホモ立ちですよ。本当ですよ
古山:ふふふふふふふ
佐藤:今日の朝7時まで一緒に寝てた。
古山:ぶへ〜!!岡田君もエースなんようちの

佐藤:そんな言わなくたって分かる
古山:あ本当ふふふふふっふ。あの人も変わってるからね
佐藤:変わってないよ 俺のこと変わっているって言ってけど。それでね岡田はどうして岡田に成ったかというインビューをね。半年まえいきなりあって聞き出しちゃったの。岡田さんの背景ってやつをね。誰にも言えないんだけど。微妙な話だからさ。
古山:奥様の

佐藤:チンチン立たないとかそういう話ではない。聞いててなるほどと。俺も似たようなことなので、やっぱり貴方の家は俺の家そいうことをやっているから。閾が低いって言うか垣根が無いっていうか、路上みたいな人間だからね。だれでも入れて。そういう事に対して互いに面白いと思っているから。今回は岡田さんインタビューしないとしてたら、向こうからやって来たから。一緒に寝たわけ。
古山:なんで どこで知ってるの岡田は

佐藤:岡田さんはスフェラだっけ
川勝:スフェラのイベント。スフェラで建築のイベントがあったときに佐藤さんこられてて

佐藤:俺古山さんより「若い建築家事情in京都」をおれ知ったちゃっいはしめたよ。古山さんに講義してやるわ。4万円ちょうだい ふふふふふっふ 45:48

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