更新

「夏眠」完結です。

今年最後の更新です。

きっちり区切りをつけて、来年につなげていきたいと思います。作品については「あとがき」に色々書きましたので、そちらをご覧いただくことにしましょう。途中、思うように書き進められない時期もありここまで引き延ばしてしまったことを申し訳なく思ってます。これくらいの分量ならば、頑張って一気にUPした方が私にとっても読者様にとっても幸せだろうなとは常々思っているのですが……(それが出来ないから困るんですね)。
「願わくば」をお待ちくださった方、どうぞ年明け(冬休み明け?)をご期待くださいませ。多分次の1話が出てくれば、そのあとは一気に書き上げることが出来ると思うんですね。そんな予感がするので、そのドキドキ感を春先まで皆様と一緒に楽しめたらいいなとv もちろん「ひとつ向こうの〜」も頑張ってまとめたいです。

例年にも増して、たくさんの年越し宿題を抱えてしまった感じです(苦笑)。せっかくサイト開設間もない頃からの念願だった「朱に散る」が完結したというのに、気が付けばさらなる課題が山積みに。一体どういうことなのか、自分でも訳が分かりませーん。とりあえずは今年蒔いた種を刈り取ることが来年の希望ですね、それだけでもたっぷり一年を過ごせそうな気がします……。

アンケートのご回答も楽しませていただいてます。
今週いただいた中に一番最初に読んだ作品が「てのひらの春」、そして特に好きな作品が「蝶のうたた寝」「匂やかに、白」「散りゆく杜の」「朱に散る」「鈴と羽根」という方がいらっしゃいました。「そうかー、『ての春』を最初にお読みになっても、ベスト5位に入らなかったんだ」と新鮮な驚き。やはり最初の印象って大きいみたいでそのままベスト作品になることが多い傾向があるので、思わぬ変化球に何故かニンマリとしてしまいました(笑)。
いつぞやの「鈴と羽根」びいきの方、ほらこちらにもお仲間が! 皆様それぞれに自由にお楽しみいただいてるお姿が浮かんできて、本当に嬉しいです。

今年UPした作品には長年温めていたものもあれば、ある日ぽっと浮かんだものもありました。思いつきも熟成の仕方もそれぞれですが、やはりひとつの作品としてかたちになったときの感慨はひとしお。来年もひとつひとつ確実にピリオドを打っていきたいと思います。

一年間、温かいお心をありがとうございました。また来年もよろしくお付き合いくださいね。気が向いたときにちらりと立ち寄れる肩の凝らない空間を造り上げるため、これからも一層努力していきたいです。

それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

「願わくば、」16話目。

混迷しております、暗雲立ちこめてるとかそう言う感じです。早くこの「もやもや」を抜けたいのですが、どうなることか。書いていても辛いものがあるので、ご覧になる方はさらに不快指数がUPかも? キャラと一緒に落ち込んでしまいそうな方は、この先数話分を溜めてからの一気読みをオススメしますー!

今回から遊び心?を出して、更新頁のラストにひと言フォームをくっつけてみました。普段は面倒で(駄目)あまりやらないのですが、このトンネルを抜けるには読者様のエールがないと辛いかなと思いまして(汗)。作者の切羽詰まった状況を察して頂けたのか、こんな更新内容なのにぽちぽち届いて感激ですっ! えーん、嬉しいよう〜! ラブコメと銘打って始めたのにこの低落、見捨てずにお付き合いくださる方がいらっしゃると分かっただけで救われました。

もう一山越えたら、かなりゴールが近くなると思いますっ。さあ頑張るぞ!


……でも。

次週の更新は多分「夏眠」です。

「夏眠」三話め。

何が飛び出すか分からない?サイコロのような更新が続いています。今週はほぼひと月ぶりのこの作品、少しずつお話が動き始めました(そこはかとなく匂わせてる程度ですが、気付いて頂けるでしょうか?)。

悪人がひとりも出て来ない、みんな必死に生きてるのにどこかが上手くかみ合わない。すれ違ったり行き止まったりの繰り返し。そんな感じの気だるさで進めています。
人と人との心が絡み合ってもつれ合ってほどけて、現実社会もそんなことの繰り返しですね。編み目がきっちりしてて誰から見ても上出来で、その上温かい。特上のマフラーのような人間関係は探せばどこかにあるのかな。

とにかくは多すぎる連載をどうにかしたいので、頑張ってます。しかし、どの作品も進み方が同じ感じで次週も何が出てくるかは分かりません。

寒くなって参りました、たちの悪い風邪が流行っておりますのでどなた様もどうぞゆっくり温かくしてお休みくださいね。

「夏眠」第二話。

ほとんど2ヶ月ぶりに、連載を更新することが出来ました。次はもう少し間を詰められるといいなと思います。このあとも、ねっとり?とした雰囲気のまま続いていくでしょう。どう考えても底抜けに明るくなることはないだろうなあ……。
まあ私のことですので、どんなに暗くても救いのない話にはならないと思います。それを信じて付いてきてくださると有り難いです。

先週の「願わくば」の更新のあと、珍しく「続き待ってます」のコメントがたくさん来ました。ちょっとびっくり。あまりに嬉しくて、頑張って続きを書いちゃおうかと思いましたが間に合いませんでした(泣)。
来週も前半は頼まれものの納品?が迫っているのでそちらにかかり切りになりそうで、後半は仕事の方がきゅーきゅーに詰まってしまいました。うーん、今のままだと「ポチ」の1話目を正式UPするのが濃厚かな? ファイルは出来てますしねー。ギリギリまで悪あがきをしてみますので、来週の金曜は「何か出てくるだろう」と冷やかしのつもりで覗きに来てくださると幸いです。

「願わくば」更新です。

次回の更新は「夏眠」の予定です。1話目からだいぶ時間が経ってしまって、自分でもびっくり。短い作品ですし自分の中ではラストまできちんとした道筋も出来ているのですが、その分「一気に書いちゃうのはもったいないなあ」とか思ったり(苦笑)。だけど、少しずつかたちになっていくのはやっぱり嬉しいです。
「願わくば」もそろそろ「起承転結」の「転」に入っていきそうな予感。「来るぞー」と構えのポーズに入ってます(笑)。
キーを叩いているときはほとんど無意識で、脳と指先が直結している感じ。数行書いてから読み返すと、初めて出会う文章みたいな気がするんですよね。

そのほかに2作ほど平行して書きかけてます。ひとつは先日お話しした「ポチ」の話。もうひとつは夏前から書きたかった短篇集の新作です。
今回はラストまで書き上げてから全体を見直して、その後1話ずつ丁寧に読み返し手を加えつつUPする予定でいます。ですから皆様の前にお目見えするまでにはもうちょっとお時間をいただくことになるかな? とにかくは「楽しんで」進めたいです。

オフのごたごたが長引いてまして、なかなか本調子に戻れません。こんなに気落ちしてしまうなんて、自分でも情けない。しばらくは仕事と家事をこなすだけで手一杯でした。
趣味のビーズや布手芸をしたりパズルを組み立てたりと空き時間を利用して色々気持ちのリハビリをしていましたが、結局は「お話作り」が私にとって一番の薬になるみたいです。
「更新しなくちゃ」とか「気に入ってもらえる作品にしなくちゃ」とか思うと、今は駄目みたい。ただただ自分の内側に問いかけて、少しずつ書き留めている感じです。

メールやpatipatiのお返事も溜まっておりますが、気長にお待ち頂けると幸いです(もともとがのろまなので、どなたも気にしていないかもだけど)。
アンケートの回答やコメントもひとつひとつ有り難く拝見させて頂いてます。読者様がそれぞれの立場で作品をお楽しみいただいていることが分かって、言葉には出来ないほどの勇気が湧いてきます。

いつもいつも温かいお心を、本当にありがとうございます。