高脂血症
<中性脂肪とコレステロールが氣になる>
心筋梗塞や狭心症、さらには脳出血、脳梗塞を引き起こす高脂血症は自覚症状がありません。これらの症状はもし引き起こした場合はとても深刻な結果の状態になりますので予防が大切です。高脂血症になるとコレステロールや中性脂肪が動脈の壁に沈着して内径を狭くし、動脈の管も硬くして動脈硬化症を起こします。まず自分の血液中の脂質の割合を調べて予防をしなければならない体なのかを知ることが大切です。予防法には、なにしろ自覚症状がないのですから自分で日頃の生活に注意するしかありません。
血液検査をして血中脂質の状態が以下の数値であればあなたは高脂血症です。
@総コレステロールが220mg/dl以上、
ALSDコレステロールが140mg/dl以上
BHDLコレステロールが40mg/dl以下 
これらのうち総コレステロール値が220mg〜239mgになると狭心症や心筋梗塞に掛かる割合が通常の1.5倍になり、食事の改善が大切です。240mg〜259mgでは約2倍、300mg以上になると約4倍の危険性になり精密検査が必要です。
コレステロールや中性脂肪は本来は血中になくてはならないものです。コレステロールは細胞や細胞膜の重要な成分になりますし、ホルモンなどを作る材料です。中性脂肪は大切な栄養素です。また女性が氣にする体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪とがありますが、身体を非常時に維持するためのエネルギーです。寒さから身を守る断熱材の役割などもあり、ある程度は必要です。しかし少なすぎても、多すぎても良くありません。内臓脂肪はメタボリックシンドロームを引き起こす原因となりますので要注意です。高脂血症に高血圧、糖尿病、肥満が加わると「死の四重奏」と言われ寿命を短くします。
予防策:
高脂血症の原因はまず食事にあります。肉や卵、バターなどの動物性食品は血中コレステロールを高くし、魚や植物性の油は低いです。さらに運動不足とカロリーの取り過ぎ、遺伝による家族性の高脂血症など加わると原因因子が増えます。
運動はジョギングなどより早足歩き程度の有酸素運動が効果的です。
足もみ:
血行改善が最大の効果である足もみは高脂血症の人には効果的です。
特に境界値の数値の人には是非お勧めします。朝、寝る前、自分の生活リズムのなかで毎日のように行なってください。反射区は土踏まずを中心とした部位です。手が不自由な人や足もみ姿勢が取れない人は、青竹を利用した青竹踏みで刺激してください。
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