『我が心のリフレクソロジー』
呉若石神父講演
私のリフレクソロジーとの出会いは30年前に遡ります。生まれ故郷のスイスからカトリックの神父として台湾に赴任しましたが、膝のリウマチ様の痛みに悩みました。漢方薬や西洋医学でも効果はありませんでした。そういう時に修道会の同僚にリフレクソロジーというものがあり試してみるか、と言われました。同じスイスのヘディ・マザフレという人が書いた本も見せてくれました。体験してみると死ぬほど痛いものでした。「イヤだ」というと「体はあなたのものだから自分で判断して、するしないは決めたらいい」と本を貸してくれました。次の日起きたとき膝の痛みが楽になっていたので、実行することに決めました。それから1ヶ月程で膝は良くなりました。
費用も掛からず簡単なので周りの住民にも教えてあげようと思い、「自分でもみなさい」と教えてあげました。人に教えだすと、誰もこの健康法について知る人がなく、本の書いてあること意外は何にも分からない状態なのに気づきました。手技も二通りの方法しか書いてなく指でするように書いてありました。いわゆる欧米流の方法です。私にとっては本が教科書でしたので、長いこと棒などの道具も拒否していました。しかし、棒を上手に使って効果をだしている人を知ってからは、効果があれば手でも棒でも良いと拘らなくなりました。その棒の使い方は後でDVDをお見せします。また、この赤い足あんま球も手軽に持ち運びできて愛用しています。実演で使い方をご紹介しましょう。
南米のボリビアやアフリカのジンバブエに同僚の修道士に招待され教えに行きますが、医学の普及していない、貧しい国にはこの健康法が最も必要だと痛感され、この健康法を教え始めた台湾での経験が思い出されます。この健康法は人類の共有財産で、人種、宗教、年齢に関係なく、教えてあげるべきです。
最近発見したのですが、舌の反射区も分かりました。3人の舌の不自由な人たちの足を徹底的にもんでみて分かったのです。親指の裏で末節骨と基節骨の境目です。また、以前は東洋医学の五行は複雑で苦手にしていましたが、反射区を五行の色分けにすることにより、色をたどっていけば自然に一つの治療に行き着くようにしました。舌の反射区は赤く塗ってあり心臓の反射区と連動していることを示してあります。詳しい理論を知らない人でも効果的に足もみができるように考えたのです。
足もみを毎日のようにすることが大切ですが、その他に3つの忘れてはならないことがあります。それは、食べること、寝ること、そして大小便を中心とした排泄を行うことです。この3つのことは健康生活の重要な3要素です。
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2006 『日本足部反射区健康法協会 新年会』特別講演
 
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