歯の知覚過敏
見た目には異常が見られない歯でも、冷たいものが歯にしみたり、歯磨きをして   いてビリッとしたなどの違和感を感じることがあります。
これは歯の知覚過敏です。歯はエナメル質が表面を覆って刺激が内部の象牙質に伝わらないように保護していますが、歯茎の部位で剥がれたり解けたりして、次の層の象牙質が露出すると、そこに神経の末梢が来ていますので刺激が伝わって起こるものです。歯の神経は、温度・圧力などを区別なく全て痛みとして感じてしまいます。ですから、冷たい水や氷も、甘い食べ物も、歯ブラシの刺激も、すべてを痛みとなります。
【原 因】
象牙質が露出しやすくなることは、加齢とともに歯茎が退化することにもよりますが、その他にも原因があります。
今年の夏は厳しい暑さでしたが、熱中症予防のためには水分と共に塩分やミネラル分も摂るようにいわれました。そのためスポーツ飲料などを飲むように心がけた方も多いと思います。しかし、口の中は通常ph7の中性ですが、口中がph5の酸性に傾くと歯のエナメル質が解けやすくなるといわれています。スポーツ飲料や清涼飲料水はph3前後の酸性飲料ですので、酸性度の高い酢や柑橘系の果物と同様エナメル質の溶解を早めて、酸蝕歯を招き知覚過敏を起こしやすくなる恐れがあります。
【酸蝕歯の予防】
健康飲料を飲んだ後は水を少し飲んで口をすすいだり、唾液はph7の弱アルカ  リ性ですので食事をゆっくりよく噛むようにして唾液の分泌を促すとphが中和されます。
【足の反射区】
46上あご、47下あご、45顎関節(噛み合わせ)を中心に揉みます。
唾液を分泌する耳下腺、舌下腺、顎下腺は噛み合せの顎関節の周囲にあります。唾液の分泌を高めるためには45顎関節の反射区は忘れてはいけません。
myweb1161006.gif
myweb1161005.jpg
myweb1161004.gif
myweb1161003.jpg
myweb1161002.jpg
myweb1161001.jpg