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この病気は19世紀末にフランスの医者により最初に研究した医者の
  名前をとって命名されました。
パーキンソン病
50才前後から60才代に多く発症しますが、男女比では男女半々です。
【原因】
中脳と言う脳内の部位にある黒質の部分の神経細胞の数が減ることが原因です。
 この神経細胞はドーパミンという神経伝達物質を作る働きをしています。したがってドーパミンが減ると体の神経が正常に働きません。なぜ減るのかはまだ詳しく解明されていません。遺伝はしませんが、若年性の発症には家族性があると言われています。
【症状】
@ 安静時の振るえ
 力を抜いてリラックスしているときにでる振るえ。
A 筋肉の強張り
膝や腰、肘などの関節を曲げ伸ばしするときに感じる強い抵抗感でそのために動作はぎこちなくなる。
B 動作緩慢
動作が遅いだけでなく、動きがすくなくなる。寝返りもしない。
C 姿勢反射障害
体が傾いたときに足を出して姿勢を保つことができないので転びやすい。
D 仮面用顔貌
まばたきも無くなり表情が乏しい。
E すくみ足
自由な速さのリズムが作れず、この病気の持つリズムに足の歩数が合わさって足がすくむことになる。
【足もみ】
反射区としてはB小脳・脳幹が第一です。この反射区の脳幹は中脳・橋・延髄を意味しています。この反射区を刺激しながら、同時にこの病気の特徴である、硬くなった筋肉とスジをほぐすことも重要です。
特に大腿部やふくらはぎは良くほぐしてください。フラフラしがちな足取りがしっかりしてきます。
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