感染性腸炎
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ウイルスなどの細菌に感染して下痢や発熱などの症状を一般的に感染性腸炎と言います。
しばらく前までは子供や高齢者のノロウイルスだけが話題になっていましたが、最近はノロウイルス以外の病原体の影響で下痢や発熱、腹痛などを起こす人が多くなりましたので全体を含めて感染性腸炎と言うようになりました。
ウイルスなどの細菌に感染するのは、体の抵抗力が弱くなったときですので基本的には感染を避けるために体力を維持することが必要です。
【原因】
次の二種類があります。
@ 病原菌となる細菌やウイルスが腸管の粘膜に感染したことで起こるもの。    汚染された食品を食べて発症し、まず下痢をおこす。 
A 感染した細菌が住み着いて作り出す毒素によって起こるもの。
  乾燥した冬におこることが多いウイルス性の場合は下痢と腹痛、発熱をお  こす。
原因が何であれ、下痢を起こしたときには脱水による影響を最小限度に留める対策が必要です。水分補給を十分に行います。下痢で失われがちなカリウムなどの電解質の入ったスポーツドリンクが適切です。
【症状】
水様下痢、腹痛、発熱、吐き気の連続により血便や脱水症状がでる。
・細菌性腸炎・・・サルモネラ菌、赤痢菌、チフス菌、ブドウ球菌、ボツリヌス菌、
・寄生虫性腸炎・・・赤痢アメーバ
・ウイルス性腸炎・・・ロタウイルス、アデノウイルス
【足もみ】
足もみは病気にならないように予防する効果は大ですが、ウイルスや細菌
感染した場合に足もみでウイルスや細菌を退治する力はありません。まず病院で受診して的確な処方を受けることをお薦めします。
症状が一段落したら足もみで日頃の体力を作ることが大切です。ウイルスや細菌が好んで繁殖するのは低体温の血行の悪い体です。反射区全体を揉み、足湯などこまめに足を温めましょう。