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★ミ 【その12】 ・・・イベントブースビルダー? 設営の流れ

自宅の引越に伴いまして、1カ月ちょっとの間電話回線が繋げられない
状態でした。(汗)
皆様に色々とアドバイス頂いたのに・・・繋げる事が出来ませんでした。
きぃゃ〜〜ぁ(笑)大変申し訳ございませんでした。m(__)m !!

あっいやっほんと変なんですよぉそこの電話。(汗)
モジュラージャックを分岐するアダプターを買って来まして、
ホームテレホンの親機の所のモジュラージャックに繋いでみたのですが、
エラー 回線が使用中です のメッセージ。
2階に親機が有り、子機が階段3階4階と3箇所に有るので、
誰か電話を使っているのでは?と確認してみたのですが、誰も使って無い。(汗)
なんでやろぉ?あっもしかしてぇ0発信の0,を付けるのでは?
とAPの電話番号の前にO,を付けてみたのですが結果は同じ。
んーーこうなったらやはり電話線が入ってくる元から分岐してやろうと
窓から外をみて線をたどってみますと・・・2階の部屋の中に・・・
鉄の扉の配電盤みたいな箱が有りました。
その中に電話線が4局入っていまして(汗)
その1本がホームテレホンらしく、他は1階で、貸している事務所が
使用している様なのです。(汗)
扉を開けて見てみると、長さ100ミリ直径15ミリ程の抵抗??
んーー良く解りませんが、その金属製の筒が各電話線の間に入っていまして・・・
それが4本並んで付いていましてですね。(汗)触ったら感電するぅ〜〜
みたいな雰囲気で・・・きゃぁ〜〜(笑)
怖くなってしまいまして、蓋を閉じました。(笑)
まぁ1カ月くらいの事ですし、わざわざNTTの人を呼んで・・・なんてぇ。
σ(^○^)が我慢すればそれで済む事なので・・・。

しかぁ〜し2年半以上毎日続いていたパソコン通信ですからねぇ
辛かったですよぉ〜。(涙)
ん?繋げられなかった間に書き込みは随分と進んだのでは無いか?ですってぇ
きゃぁ〜〜(激汗)そ・そ・それが・・・ほとんど。
んーー何事も追い込まれないと真剣にやらない性格なものでぇ。
それにカミサンの実家に同居だったので、朝6時には食卓に着き朝食。
という感じだったので、パソコンに向かう時間もぉ〜。
しかーーも通勤が車から徒歩>電車>バス>徒歩に変わったもので、 
通勤時間がぁぁ〜。
以前は会社の始まる1時間前に家を出ていたのですが、
今は1時間45分前。(汗)まぁかなり余裕はみていますけどね。
んーーどうも言い訳ばっかり。(笑)

という訳で「σ(^○^)のイベントブースビルダー入門」もかなり間が空いて
しまいまして、 イベビルファンの皆様大変お待たせ居たしました。
ひぃぇぇ〜っ そんなの居ないって?(汗) きゃっ
これからまた再開そして継続して行きたいと思いますのでよろしくお願いしま〜 
〜〜〜〜〜〜す。

「イベントブースビルダー??(3)」
「設営の流れ(3)」
おさらいをするとまた話が進まないので・・・(汗)しなくても進まないかもぉ。
ええっと前回は経師屋が紙を貼り始める所まででしたよね。
その続きから行きたいのですが、ちょっと訂正です。 

経師屋さんの糊付け機なのですが、σ(^○^)がこの仕事を始めた頃は刷毛で
付けていたなんて書いたのですが・・・。
この道40年の経師屋さんに聞いたところ、糊付け機はもう30年も前から有るよ
との事でした。しかし昔の糊付け機は40キロくらい重量が有って
手軽に持ち運んでという感じでは無かった様ですね。
マンションとか店舗の内装の様な、長期に渡る工事の場合は糊付け機で
展示会は刷毛で付ける事も有ったとか・・・ 。
ん?σ(^○^)の言った事あってるのかなぁ?(笑)
手動式の糊付け機の方が出たのはずっと後で、みんなが使うようになったのは
幕張メッセが出来てからかなぁ〜と言っていました。
幕張メッセは電気のコンセントが端にしか無いので、中央付近のブースで電気を
使うとなると、コードリールを3本も4本も繋がなければなりません。
すると・・・途中のコードリールのコンセントに知らない人が繋ぎ・・・。
一つのコンセントに幾つものコードリールが繋がり 超たこ足ぃ(笑)
すると・・・電気がメッチャ弱くなり・・・コンプレッサーは回らないは
丸のこは回っても切る力は無いは、糊付け機のメモリーは消えるはで・・・。
ひどい時は、コードリールのコードが熱を持って煙が出るときも。(汗)
自動の糊付け機ってデジタルカウンターが付いていて、
延べ何メーター出たとか、スイッチを押すだけで何メーター糊を付けて止まるとか
という機能が有ります。
電源を切られてしまうと、それが全て消えてしまい、解らなくなってしまう様です。
そこで幕張メッセが出来てから、電気の要らない手動式が普及したのでしょうね。

またその経師屋さんに、昔のおいしい話を聞いたのでちょっと。
昔、間口1800の奥行き1800くらいのブースが立ち並ぶ展示会が
良く有ったそうです。
糊を担いで道具を下げて歩いていると・・・。
「この小間(ブース)どうだい?5万で貼って貰えないかねぇ」
な〜んて話が良く有ったそうです。
1800*1800高さは多分2400くらいですかね。
紙の幅が900なので一つの面で2ひき
一方は入り口に成りますので3方貼れば良いわけで
合計6ひき こんな仕事わけなく出来てしまいますからねぇ。
その小間(ブース)を貼っていると周りの小間(ブース)からも
お声が掛かり・・・もう笑いが止まらないくらい儲かったって言ってました。

いきなりはずれてます?(汗)

(電気屋がダウンライトの穴を開けます)
ボーダーの下場にダウンライトが付く場合が良く有ります。
経師屋に紙を貼られてしまうと、開口部分が汚くなりますので
紙を貼る前に開口します。
コンパスカッターや、充電ドライバーの先に付ける道具で
コンパスになった刃とゴミを受けるプラスチックのカバーがセットになった
穴開け機(汗)名前はぁ〜?を使って開口しています。

(木工屋がドア枠を取り付けます)
ドアの所はパネルを開口しておき、そこに四方枠のドアを取り付けます。
σ(^○^)ところでは、H1800でW600W700W800W900のドアを
沢山作っておき、それを使い回しにしています。
このドアは吊り元が右でも左でも、外開きでも内開きでも使えるように
ドアノブの位置を上下のセンターにしています。
戸当たりもぐるぐるっと四方回しています。

最近H2000のドアを使う事が多くなっていますね
平均身長が上がっているのか?外資系の会社のブースに使う事が多いかなぁ?
そのサイズも最近ストックが増えて来ましたね。

このドアは、ビス6本で簡単に取り付け出来るようになっています。
工場でドア枠を指定の色に塗るのですが、運搬、積み降ろしの際に
塗装が剥がれたり汚れたりしますので、取り付けてから再度補修で塗ります。
経師屋が紙を貼る前に補修をしないと、マスキングしなければならなくなりますので
紙を貼られる前に補修します。

ドア枠の厚みは15〜18奥行きは60にするのが、イベントのドアでは一般的?
どーしてドア枠の奥行きが60か?
それには理由が有ります。 小割の桟の両面パネルの厚みが35になります
ドア枠のちりを12づつ出したいので、35+12+12=約60になります。
たる木の桟のパネルの場合はどうか?ですって(汗)
たる木40+4+4=48ですよね
見える側にちりを12付けたいので、48+12=60ほらっぴったり。(笑)
両面の場合は? きゃーー聞かないでぇ。
というかまぁあのぉイベントブースで扉が付く場合
ほとーーんどの場合がストックルームなのです。
ですからまぁ片側しか見えない事が多いですね。
どーーしてもの場合は、作ります。(汗)

(木工屋がモニター台、アンドンボックス等を取付ます)
モニター部分もパネルを開口しておいて、あとで後ろにモニター台を付けます。
モニター台はコンパネ(12)+たる木(40)の天板の下に、たる木の足
を打ち付け、小割ですじかいを取ります。
デザインによってモニターの納まりは様々です。
画面だけの大きさの開口にして、台を下げて取り付けるとか
モニター全ての大きさの開口にして枠を回して画面だけ見せるとか
その他いろいろです。

しかし最近では、プラズマディスプレイを使う事が多くなっています。
去年各メーカーから出していたプラズマディスプレイは、奥行きが150
だったのですが、今年は各メーカーその約半分80くらいになっています。
すると来年は・・・また半分に?
プラズマディスプレイを使う場合は壁面に直付けです
えーーとですからパネルを開口して中にモニターを埋め込むという作業が
無くなるかもしれませんね。

壁面がアンドンになる場合もパネルを開口して、その後ろにアンドンボックス
を取り付けます。
平板のアクリルでアンドンになる場合は、開口の内内に入るボックスを作ります。
材料はコンパネ(12)で奥行きは250。
後ろに蛍光灯を止める為の桟を打ち、角角にベニヤの三角を打ち付けます。
そして発色が良い様に、内側を白の水性で塗装します。
そのボックスは、パネルの表面からアクリルの厚み+押しブチの厚みー面ジリ
の位置に取り付けます。
んーー解りずらい言い方ですかね。(汗)
大抵の場合アンドンのアクリルは押しブチ(10角)止めです。
ですからアクリル3の場合 3+10=13。
パネルよりも押しブチを少し出したいのでー2。
パネルの表面より11引っ込んだ所にアンドンボックスの縁を取り付けます。
アンドンボックスの縁がアクリルの止まりになります。

弁当箱型(平板に縁がつき厚みのあるアンドン)の場合は、
パネルの開口寸法の外外の大きさのボックスを作り
回りに止める為の桟を打っておきます。
パネルの後ろから開口ぴったりに取付ます。

これも最近ではピクセルとかライトパネルと呼ばれる既製の
アンドン(コルトン)ボックスが出回っています。
これは金属製で中に蛍光灯が仕込まれています。
表面の乳半のアクリルの上にフィルムを挟むだけですので
フィルムだけを作れば良い訳です。
サイズはA2〜A4、B5くらいまで有るのでしょうか?
厚みも製造メーカーによって30〜60くらいまでです。
これもほとんど壁面直付けなので、木工の壁面に穴を開けて・・・なんて仕事も
無くなるかもぉ。 きゃっ(汗)

(木工屋が展示台を取り付けます)
腰の有る展示台の場合は経師する前に、
腰の無い(天板+パイプ足等)の場合には壁面を経師してから取り付けます。

(電気屋がアンドンに蛍光灯を入れます)
インシュロック又は白い針金を使って、ささっと取り付けて行きます。
イベント(展示会)独特の取付方法なのでしょうね。

(電気屋が展示台にコンセントを付けます)
パソコン等を使う展示の場合、コンセントを多く使います。
展示台が取り付く壁面の後ろがストックルームの場合
短いFケーブルでコンセントを沢山連結させて壁面に這わせ
天板の上の壁面に穴を開けて電源を取るとか。
腰まで有る展示台の場合は、台の下に連結コンセントを這わせ
台上に穴を開けて電源を取るとか。
展示台の後ろ側に溝を作っておいて、そこに連結コンセントを流すとか
やり方はいろいろです。

とにかく設営作業がはじまると、いろいろな業者が同時進行になります。
一見ゴチャゴチャのグチャグチャに作業をしている様にも見えるのですが。
んーーなんと言いますか、スムーズに作業が進む様に、
暗黙の了解というか、あうんの呼吸というか、目で合図。 きゃっ(笑)
「設営の流れ」もう少し続きそうです(汗)
                            ではまたσ(^○^)くん


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