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★ミ 【その14】 ・・・イベントブースビルダー? 設営の流れ

「イベントブースビルダー?(5)」
「設営の流れ(5)」

抜けている作業、気が付いてしまいました。(激汗)
(絨毯屋がステージにパンチを敷きます)
木工のステージが出来上がると、絨毯屋がパンチを敷きます。
天板は両面テープ、腰は即乾ボンドで貼ります。

木工屋が巾木を付けたり文字を貼ったりしている時、
同時進行で映像屋、照明屋等が作業をしています。

(映像屋がプロジェクターの調整をします)
仕込初日に作戦本部用として使っていた机と椅子をストックルームに設置します。
そこにさまざまな調整機材をセッティングします。
詳しい事は良くわからないのでサラリといきます。(汗)
プロジェクター、マルチディスプレイってかなりアナログ的のようですね。
明るさ、色合い、縦横の写りなど毎回調整が必要のようです。
キューブと呼ばれるマルチディスプレイは、いくつも組み合わせて使うので
その全てを同調させなければならず、調整には一日中掛かる事も有るようです。

(音響屋(映像屋)がスピーカーをセッティングし、音の調整をします)
このあたりからからブースの中が騒がしくなってきますね。
デモの音源をガンガン鳴らしたり、
「マイクテス マイクテス チェック ワン ツゥー アアッ」
とかですね。 
この音に惑わされずに自分の仕事をやる、これが大切です。(笑)

(照明屋が照明の調整をします)
ステージの前に調整機材をセットします。
照明の調整には、パソコンに特殊なキーボードを繋いで行います。
映像と音楽に照明を合わせます。
照明がピカピカと点減し、惑わされそうになるのですが、
惑わされてはいけません。(笑)

(クライアントが製品の搬入をします)
製品がソフトウエアの会社ですと、製品の搬入は最終日の午前中が多いですね。
パソコンその他周辺機器のセッティングは、σ(^○^)とこですと、
運営担当がやる事が多いです。
大きな機械の場合には、ブース施工前にクレーンで設置します。
出展製品によって搬入時期は前後します。

(木工屋が製品等の取り付けをします)
壁面に取り付けて展示する製品等を付けます。
高価な物が有ったりして緊張しますね。

(木工屋が追加の台等を制作します)
んーーこれが無ければホント楽なんですけどねぇ。(笑)
大きなブースになると必ずと言って良いほど追加が有ります。(汗)
その日のうちにすぐに使う物なので、材料と電動工具はいつも準備しています。

(木工屋が説明パネル等を取り付けます)
σ(^○^)としては、展示台に製品(パソコン等)が置かれる前に
パネルの取付ができれば、ホントに楽なのですけどねぇ。
製品とのからみやクライアントの意見で、なかなか決めさせてはくれません。(汗)
パネルは、フレームについている引っかけ金具に七分の釘でとめます。
桟の入っていないベニヤ部分に釘を打つ事が多いので、
なぐり(玄翁)が旨く使えないと、なかなかとめられません。(笑)

(切り文字屋又は木工屋が文字を付けます)
製品を置いてパネルを貼って、最終的に決まっていなかった文字をつけます。
これもまた製品等が邪魔になって、ひじょーに苦しい体勢での作業になります。

(ナレーターがナレーションの練習をします)
まわりでどんなに騒ごうが、プロですねぇ。
自分の覚えてきた台詞を顔の表情も交えながら、練習しています。

(植木屋が植木を配ります)
植木の追加注文は、イベント会場の一角におしゃれなディスプレイをして
受け付けています。

(ブース内の清掃をします)
ブース内の大まかなゴミを外に出します。

(リハーサル)
うぅぅぅ〜〜 おぉぉぉ〜〜 きゃぁ〜〜
コンパニオンのぉ〜おねーさんがぁ・・・
ついつい目がぁ・・・
少しくらい惑わされても、これはしかたないですね。(笑)

(経師屋又は木工屋が経師の補修をします)
物をぶつけて紙が剥がれたとか、自然に剥がれてきてしまったとか、
補修作業は結構でます。
経師屋さんが最終日の最後まで、詰めている事は少ないので、
のりをつけた補修の紙をビニール袋に入れて貰っておきます。
補修は木工屋がやる事が多いですね。
のりがついている紙をカッターで切るのは、かなりの技が必要です。
刃を寝かせて慎重に切ります。 はさみも必需品。

(塗装屋又は木工屋が塗装部分の補修をします)
塗装で仕上がりの部分の補修をします
塗装屋さんも最後まで詰めている事は少ないので、
補修は木工屋がやる事が多いですね。
特殊な色の場合は、とも色を貰っておきます。

(床の養生ビニールを剥します)
ブース施工の始め、パンチ(カーペット)の上に養生ビニールを敷きます。
そのビニールを剥がします。
壁のパネル、台等にそってカッターを入れ、ビニールを剥します。
これを剥すともう終わりが近いぞぉ〜って感じですね。
その後、竹ぼうきで掃いて掃除機で掃除します。

(最終清掃)
最終日の5時頃になると、イベント会場内に最終清掃のアナウンスが流れます。
このアナウンスが有ると、あわてて養生ビニールを剥がす事が多いですね。
最終清掃以降に出たゴミは各自で持ち帰りになるので、
どこのブースも仕事が終わっていなくても、とりあえず掃除ぃ〜って感じです(笑)

館内の清掃作業の人は、みんなとても若く、お揃いのつなぎを着ています。
モーター駆動のハンドルの大きな車に、プラスチック製のゴミ箱を幾つも連結させ
移動しながらゴミを集めて行きます。

(最終清掃の後の仕上げ清掃)
最終清掃が終わった後、パートのおばさんの様な人達が、
おがくずと水を混ぜた物を蒔き、座敷箒で、通路をきれいにします。

(通路にカーペットを敷きます)
イベント(展示会)の規模、予算の大小?によって、通路を全面敷き詰める時と
真ん中辺だけ敷く時と、全く敷かない時と有ります。
この作業は最終日のかなり遅い時間になってから始められるので、
遅くまで作業していないと見る事は出来ないかも。(笑)

そして開催初日の朝

(オープン立ち会い)
大きなブースになると、オープンの立ち会いに行きます。
臨時の大工さんに頼んでしまう事も有りますが、σ(^○^)が行く事も有ります。
9時に会場が開きますので、開催時刻の10時まで、1時間が勝負です。
何も問題が無ければ、何もしないで済んでしまうのですけどね。
一応何を言われても対処出来るように材料道具を揃えて行くのですが、
時間が一時間しか有りませんからねぇ〜。(汗)
オープン立ち会いの時は、何も出ないでくれぇ〜と祈っています。(笑)
どうしても時間内で出来ないものについては、応急処置をして
開催終了してから作業をします。

(開催)
一日〜数ヶ月まで、無事に終わる事を祈っています。(笑)
ぱぁーっと作って、ぱぁーっと壊してしまうので、
σ(^○^)の作る物は、はかない命ですね。
でもそこが一番良いところなのかも。(笑)

(撤去)
限られた時間内できれいにしなければならないので、大変です。
壊し方にも順序が有り、それなりに技も必要です。

んーーまっイベント(展示会)の設営の流れはこんなところでしょうか。
σ(^○^)とこ中心に書いてしまったので、
かなり片寄った書き方になってしまいましたねぇ ごめんなさいm(__)m!!
見落としている作業、業者さんもまだまだたくさん・・・
ツッコミ大かんげぇ〜ぃ おてやわらかに(笑)

かなり間伸びしたアップになってしまいましたので、はじめからおさらいを。m(__)m
(事務局がブースの小間割をします)
(バナーを天井から吊り下げます)
(基礎屋が基礎を立てます)
(基礎の経師屋が経師をします)
(基礎の電気屋が幹線をひきます)
(絨毯屋がカーペットを敷きます)
(トラス屋がトラスを立てます)
(リース屋が机と椅子を配ります)
(金物屋が金物(鉄骨等)を立てます)
(木工屋が木工を立てます)
(経師屋がパテをかけます)
(電気屋が配線工事をします)
(照明屋が照明器具を取り付けます)
(木工屋がステージを組み立てます)
(絨毯屋がステージにパンチを敷きます)
(映像屋が機材の設置をします)
(木工屋がボーダーを取り付けます)
(経師屋が紙またはビニールクロスを貼ります)
(電気屋がダウンライトの穴を開けます)
(木工屋がドア枠を取り付けます)
(木工屋がモニター台、アンドンボックス等を取り付けます)
(木工屋が展示台を取り付けます)
(電気屋がアンドンに蛍光灯を入れます)
(電気屋が展示台にコンセントを付けます)
(木工屋が巾木を付けます)
(アクリル屋又は木工屋がアンドンのアクリルを入れます)
(切り文字屋又は木工屋が文字を貼ります)
(映像屋がプロジェクターの調整をします)
(音響屋(映像屋)がスピーカーをセッティングし、音の調整をします)
(照明屋が照明の調整をします)
(クライアントが製品の搬入をします)
(木工屋が製品等の取り付けをします)
(木工屋が追加の台等を制作します)
(木工屋が説明パネル等を取り付けます)
(切り文字屋又は木工屋が文字を付けます)
(ナレーターがナレーションの練習をします)
(植木屋が植木を配ります)
(ブース内の清掃をします)
(リハーサル)
(経師屋又は木工屋が経師の補修をします)
(塗装屋又は木工屋が塗装部分の補修をします)
(床の養生ビニールを剥します)
(最終清掃)
(最終清掃の後の仕上げ清掃)
(通路にカーペットを敷きます)
(オープン立ち会い)
(開催)
(撤去)
はぁ〜〜仕事した気分(汗)         ではまたσ(^○^)くん


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