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★ミ 【その18】 ・・・つくる パネル |
いやぁ~もう7月になってしまいましたねぇ~。
σ(^○^)がイベビルを始めたのが、15年前の7月1日でした。
そう15年前も今と変わらず 暑かった~~。
σ(^○^)が23歳の時ですからねぇ~ いやぁ~若かった~。
この頃はミニバイクレースに燃えてましたね。
毎月1回シリーズ戦が有って、ポイント争いをしていました。
仕事もメチャクチャ忙しく、全然練習に行けませんでしたが、
それでも年間ランキングは10位以内に入っていましたね。V(^○^)
この頃っていかに早くコーナーを回るか?それしか頭に無かったような(汗)
σ(^○^)って結構のめり込むタイプかもぉ(笑)
えっ今ですかぁ? 今はぁ・・・んーー何でしょ(笑)
いや でもさすがに、そんなに熱くはならなくなりましたね。(汗)
冷静に判断が(ウソ)(笑)
15年って長いようで、過ぎてしまうと あっ という間ですね。
んーーなんだかもっと充実した15年間が有ったようなぁ・・・。
なーーんてまぁこの15年間が有ったからこそ、
こうして今コレを書いている訳ですしね。
しっかしVANが無くなるお知らせが7月1日発表だなんて。
7月1日ってなんか特別な日になりそう~。
100回連載を目標に始めたイベビルだったのに。
まだ18回目~ きゃぁ~ 。(汗)
んーー来年の1月までに 書けるのか?
かけなーーーーい 。(涙)
ちょっとペースアップしないといけませんね。
下書きは通勤電車の中でメモ帳9冊書いたのですが・・・。
そのうち入力したのはまだ1冊ちょっと。(汗)
んーーやはりモバイルですかねぇ。
いつでもどこでもすばやく書けるメモ帳も気に入っているのですが、
アップできなきゃ~意味ないですね。(汗)
最近ホント入力する暇が無いのですよね。
σ(^○^)が入力出来る時間と言うと、朝子供達が起きてくる前と、
会社での昼休みと三時休みのみ。(汗)
最近昼休みはギターを作ってますしぃ~。
現場の時はダメですし。
んーーもっと自由な時間をぉ~~。(笑)
んーーやっぱモバイルですかね。(笑)
CEでモノクロで長時間動くヤツにするか?
今後の事も考えてB5サイズのノートパソにするか?
でも電車の中でノートパソは、ちょっとぉ~と、
ずーーっと悩みつづけているのですが・・・
でもいろいろ悩んでいる時が一番面白い時でも有るので、まっいっかぁ(笑)
ではでは本題に、パネルの続きです。
【つくる(4)】
「パネル(3)」
「900よりも幅広いパネル」
900よりも幅が広いパネルの時は、ベニヤを横に繋ぎます。
1200*2400くらいのパネルは4*8尺のベニヤを使います。
W:1500H:2500のパネルを作ります。
材料ー小割 たる木 防炎並ベニヤ
木工機械ー昇降盤 横切り盤
電動工具ードリル
手道具ー玄翁(なぐり) 差し金 えんぴつ サンドペーパー
治具ー横切り固定定規 ベニヤ打ち用直角定規
作業手順
1桟を切る
2組む
3ベニヤを貼る
1桟を切る
横切り盤に2700の定規を付けます。
2500の位置にクランプでたる木を止めます。
小割を端切りして2500で2本切ります。
鋸刃からスケールを当て、スライド定規を1500に合わせます。
*スライド定規ー横切り盤の下に棒状の定規が付いています。
横切り盤の定規は1300くらいまでしか有りません。
1300くらいから2400くらいまでは、
スライド定規を使って長さを合わせます。
小割を背(20)で二本挟み、小割を一本切ります。
定規を緩め挟んだ小割を外して、切った小割に定規を合わせます。
H2500なので、小割6本たる木1本切ります。
何度も使い回しにする定尺パネルは上下にたる木を使いますが、
一度しか使わないパネルは上下の桟も小割を使います。
2組む
ベニヤの縦横の長さを計ります。
縦桟を平で床に並べます。
ベニヤの長さの割り振りで墨を付けます。
墨の始まりに二本線、たる木の入る位置にニョロニョロ線を書いておきます。
小割の両端に下穴を開けます。
釘を立てます。
横桟を背で床に並べます。
横桟の端に小割を背で一本当てます。
そこからスケールでベニヤの横幅の位置を出します。
差し金で墨を付けます。
スケールで計り始めた側に目印の二本線を引きます。
横桟が1500にもなると立てて釘を打つ事が難しくなります。
身長が2000も有ればねぇ~(笑)
寝かせたまま横打にします。
二本の縦桟を横桟が入るだけ間をあけ、平行に置きます。
間に横桟を方向を揃えて並べます。
縦桟と横桟を合わせ、足で踏みつけ平らにして釘を打ちます。
両側共打ったら、横桟の繋ぎの墨にたる木を入れます。
横桟と横桟の間の長さは全て違います。
繋ぎの墨から近い方の縦さんの脇で長さを計ります。
短いたる木をその場に当て墨をすると早いですね。
場所を間違えない様に番号を付けます。
繋ぎに入れるたる木はピッタリよりも、少し短めにします。
ベニヤを貼る時に、繋ぎの桟が短い時には叩き出せば良いのですが、
長い時には致命傷になります。
3ベニヤを貼る
真物のベニヤを角を合わせて仮止めします。
妻手を合わせて仮止めします。
長手を合わせて仮止めします。
縦と横の繋ぎのベニヤを切ります。
ベニヤが縦1830横920ならば
縦の繋ぎは670、横の繋ぎは580になります。
縦の繋ぎはベニヤを横にして、一枚で貼ります。
ベニヤを縦方向で、670と580に昇降盤で切ります。
縦の繋ぎは1500に横切り盤で切ります。
横の繋ぎの妻手を仮止めして、真物と一緒に本止めします。
二枚のベニヤの長手をピタリと合わせ、本止めします。
縦の繋ぎのベニヤを貼ります。
貼って有るベニヤにピタリと合わせ、妻手を仮止めします。
長手を仮止めします。
上のベニヤの妻手と一緒に本止めします。
この時、向こう側の縦桟は打たないでおきます。
下の長手も桟とベニヤを合わせ、本止めします。
向こう側の縦さんとベニヤの面を合わせます。
所々仮止めしてから、一気に本止めします。
ベニヤ打ち用直角定規で中桟を打ちます。
手がとどかない時は両側から打ちます。
ベニヤの繋ぎ目にペーパーをかけて、完成です。
「4000よりも高い、長いパネル」
たる木の長さは4000です。
それ以上の長さのモノは、たる木を繋いで作ります。
それでは高さ6000のパネルを作ります。
たる木を切らずに床に並べます。
繋ぎのたる木を2020~2050で切ります。
たる木は4000と言っても正確には、4000では有りません。
3995のも有れば4010のも有ります。
ですから繋ぎのたる木を長めに切って、繋いでから長さを決めます。
たる木とたる木の繋ぎには加工胴縁(40*20)を使います。
加工胴縁を600に切り、300づつだかせて、
加工胴縁側からたる木に向かって、ビスで止めます。
ビスは長さ45くらいのコーススレッド(粗目造作ビス)を使います。
丸鋸を使って真物の端を端切りします。
丸鋸の刃は床を切らない様に、薄皮残しに調整します。
スケールで6000を計り、反対側も切ります。
たる木を裏返します。
ベニヤの長さの割り振りで墨を出します。
後はパネルが長いだけで、パネルの作りと同じです。
6000のパネルになると、900幅でも一人では持ち運びが出来なくなります。
出来上がったパネルを保管するにしても、すっごく邪魔になります。
工場の天井が6000以上有れば、立てて保管できるのですが、
σ(^○^)とこの工場は天井高5000(汗)
他の物の制作の邪魔にならない様に出来るだけ最後の方に制作しています。
現場でも高いパネルになると立てるのにとても手間が掛かります。
脚立では届かないので、ローリングタワーを使うことになりますから、
経師屋さんその他の絡みでステージが組めないとか、色々と。(汗)
高さ制限は4000くらいにしてぇ~ってとこが本音ですね。
ではまたσ(^○^)くん