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★ミ 【その41】 ・・・つくる アールで傾斜のパネル

いやぁ〜9月に入ってから時間の経過が加速してますねぇ〜。(汗)
インパクもあっという間に残り3ヶ月切ってしまいましたね。
うぁあぁ〜 やりたい事はまだまだたーーくさん有ったのにぃ〜

でも9月投票ランキング4位とまたまた2段階ジャンプアーーーーップ。
みなさま御投票ありがとうございました。m(__)m !!
3位入賞まで あとひといきーーーーーぃ!!
今月もよろしくお願いしますm(__)m !!
そーして 盛り上がれインパク!!

それから今月、かなしぃ〜ぃお知らせが有りました。
BIGLOBEがSIGサービスを来年の3月一杯で中止するというお知らせです。
PC−VAN全盛期には200も有ったSIGが、
今年2月のパソコン通信サービスの終了で36+1に縮態。
3月からWebでの活動を開始した訳ですが・・・

PC−VAN最後のSIGOPとして盛り上げようとしたσ(^○^)の力、
沢山の方々の支援も及ばず、この様な結果になってしまって、ひじょーーーに残念です
ここのところ脱力状態のσ(^○^)。

お力添え下さいました皆様、ありがとうございました。
なーんて書くともうこれで終わり のよう聞こえます?
あぁーいやねぇσ(^○^)の性格知っている人は知っていると思うのですが、
かーーなりしつこいので(笑)
来年4月からは個人での運営・・・。
いつもスタッフの皆様に助けて頂いていたσ(^○^)はもう不安でいっぱい、
膝がガクガクガク。でもなんとかやって行こうと思っています。

「σ(^○^)のイベントブースビルダー入門」も100話目指して頑張ろう
と思っていますので、みなさま応援よろしくお願いします。m(__)m !!

んーーで今回は前回の続きですと 鉋 の話なのですが・・・
えぇーー今回は予定を変更いたしましてですね(汗)
いやっ あのぉ そのぉ〜 決して逃げている訳ではございません(汗)
今ですね JGAS ジャパングラフィックアーツショウの仕込みをしているのですが、
今日15日が仕込み最終日。

そのブースで「アールで傾斜のパネル」を作ったのです。
そんなに頻繁に作る物では無いですしね。画像も入れられそうですし。
実は下書きも書いて有ったしぃ きゃぁ〜(笑)

【つくる(17)】
『アールで傾斜のパネル(1)』


AGFAブース

アールで傾斜のパネル  アールで傾斜のパネル 上から


イベント・展示会ブースで、ちょっと変形で目立つブースにしよう
と良く使われるデザインが、アールで傾斜のパネルですね。
これって簡単そうなのですが、実はとーーっても真面目に考えないとできないのです。

よっぽど広い工場が有れば別ですけど、
狭い工場ではCADを使わないと製作不可能ですね。
これ昔CADを使っていなかった頃は、
工場いっぱいに原寸をいくつも書いて作ったのですよね。
前の工場はひろかったので、それも可能でしたが、今の工場では不可能ですね。

このような3次元的に変形な物は、ちゃんとした製作図面を書いて、
製作する人に渡すのが本当だと思うのですけどね・・・
展示会の図面で、すぐに製作にかかれる図面って見たことないです。(笑)

アールで傾斜のパネル製作で、一番のポイントは
下のアールと上のアールは、半径が違うって事ですね。
これが解れば、この問題の半分は解けた ってことになるのかなぁ〜。

傾斜の上アールは下アールよりも、傾斜になる分、円周が伸びます。
はじまりと終わり地点は一緒なので・・・その伸びた分をどこで伸ばすか?
って事になりますよね。
いやぁ〜これ最初悩みましたねぇ〜。(笑)

大体こういう物を作ろうとする場合、
職人さんは下のアールだけを作って、直角に桟を立てて、
斜めのベニヤをそこに貼ります。
縦桟をベニヤに合わせて切ります。
上側の桟と桟の間には、引き目の入った桟を入れます。
一番上に並ベニヤを貼ってトリマで取れば、はいできあがりぃ〜。
まっ大体こんな感じでつくりますね。

でもこれって、どうもおっつけ仕事みたいでですね。
なんとか、ちゃんと(笑)
上のくし型と下のくし型をパシパシッと打ったら出来てしまうやり方は無いものか?
と考えました。
まっ解っている人にとっては 何でもない 話でしょうけどね。(汗)

今回JGASで作った傾斜でアールのパネルは
半径 外アールで4200 内アールで4000
高い所でH4800低い所でH2700
外アールの直線距離で8000
まぁなんとアバウトな図面(笑)
それを2組つくりました。
どうせCADで書いているのですからねぇ
角度と円周くらい 入れてくれよぉ〜と思うのですけど・・・
図面を書く人は作り方を知らない人が多いですし。(笑)

制作するのにまず知りたい情報は、
作るパネルは円の何度分か?そしてその円周は?です。

図面には角度も円周も入っていないので、
まず半径4200(−4)の円を書きます。
ー4というのは表面に貼る4ミリベニヤ分です。
アールのパネルの作り方の所に書きましたが、
アールのパネルを作る時、アールのくし型に縦桟を組み合わせて作ります。
まずはこのくし型を取りたいので、くし型の原寸を出します。
次に内アールは4ミリ分外になるので、半径4004の円を書きます。
これは外アールから内側に192の複線を書けばOK。

円の中心からの直線を適当な位置に書きます。
直線距離で8000なので
半径8000の円を半径4200(−4)の円と
中心から伸びた直線の交点を中心に書きます。
半径8000の円と半径4200(−4)の円の交点に
中心から伸びた直線を書きます。
中心から伸びた2本の直線の間が制作するパネルです。

こーーこから段々とアールで傾斜のパネルの製作の秘密が・・・。
えっ早く書け ですってぇ(笑)
いやぁ〜残念ですねぇ〜 今回はここまでなんですよぉ〜。
早く続きが読みたくてワクワクしちゃうでしょ。
σ(^○^)も早く続きがアップしたくてウズウズしています。(笑)

次回『アールで傾斜のパネル(2)』につづく
                                    ではまたσ(^○^)くん

*日本アグファ・ゲバルト ブース担当者様 取材ご協力ありがとうございました。 m(__)m !!


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