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★ミ 【その43】 ・・・つくる 変形パネル

前回アールで傾斜のパネルが、途中になってしまい、
今回つづきかなぁ~と思ったのですが、・・・いやっもうすっごーーく間が・・・
すみませ~~ん m(__)m !!

いやっ あのですね。 
実は今月のはじめに、通年賞受賞のお知らせをいただきましてですね。
10日13:00「報道発表」までは な・い・しょ
きゃぁ~~~ドキドキ!! つい指がすべったら・・・どうしよぉ~~ぅ
なーんて。授賞式が近づくにつれ ドキドキが激しくなりまして・・・
前日には 息をするだけで む・むねが・・い・いた・いたぁ~い
く・くるしぃ~~い。 きゃぁ~たすけて って感じだったのですよぉ~(笑)
授賞式が終わってからも、いろいろスペシャル版とか作っていましたしねぇ~

その後 インパク感謝の夕べ で、インタビューに答えて下さいとの連絡が・・・
ドキ・ドキ・ドキ!!
そして、イベビル全てをDVDに永久保存の話 きゃぁ~ 
12月に入ってからドキドキしっぱなしです。(汗)

インパク開催期間中に、もっともっと沢山アップしたかったのですけど。
んーーこれが最後ですね。

アールで傾斜のパネルに関しては、あそこまで書けば・・・ もーう大丈夫ですよねぇ~。
今回はちょっと補足だけして、違う話にしようと思います。

上の傾斜部分が違うだけで、作り方はほとんど前にアップした
アールのパネルと同じなので、参考にして下さい。

上のくし型と下のくし型の半径が違う事と、
上下の桟の位置が、円の中心から伸びた点で合う って事ですかねぇ~。
それさえ押さえれば 大丈夫。

という事で、今回は違う話を(汗) ダメ?(笑)

今回はですね。
この前  あっ と言っても、もうずーいぶん前の事になってしまいましたが(汗)
IOFTのブースでちょっと面白い物をつくりましたので、その話を書きます。
それは

【つくる(19)】
『変形パネル(1)』
三角とか五角とか平行四辺形とかアールとか
角が直角ではない、平面的に変形なパネルです。

IOFTで制作した変形パネルは、眼鏡の展示会らしく?目のマークのパネルでした。
目のマークが会社のマークになっている会社のブースを制作したのです。
パネルの大きさはW:2700H:1500

図面はA-4のファックス図面でした。
縮尺も合って無いし(汗)詳細も有りませんでした。

こんなの絶対作れな~い。(笑)
でも、何が何でも作らなければいけないのがイベントブースビルダーでして・・・
で、どうしたか?

まずはσ(^○^)とこのカッティング担当者に、その図面をスキャンしてもらいました。
イラストレーターでトレースして、カッティングマシンにペンを付けて、
経師紙に出力してもらいました。
W:2700 H:1500と大きかったので、2分割で出力。

図面がデータなら、スキャンートレースの作業は省けます。精度も上がりますしねぇ。
       
それをベニヤの上に繋げて広げ、
テープで止めて、紙ごとベニヤをカット。 

鉋とサンドペーパーで、アールを修正します。
外アールは平鉋、内アールはアール鉋を使います。
  
引き目を入れた小割をまわりに打ちます。
引き目の入った小割を打つ時は、ボンドをつけます。













補強で中に桟を入れます。
小割が割れやすいので、必ず下穴を開けてから釘を打ちます。
釘はスクリューの2寸~1寸5分を使います。













両面になるので、裏側にベニヤを貼ります。
トリマに目地払いビットを付けて、払います。
ペーパーを掛けて 完成!!


変形パネルの難しさ、それは縮尺された図面をいかにして原寸に書くか?って事ですね。
書けなければ作れませんからねぇ~。

図面を書く人が、縮尺して図面を書いているけれども、
実際に制作する時には、それを原寸にして書くのだ。
という事を頭に入れて、複雑にアールが絡み合う図形等の時には、
中心点、アールのはじまり点、終わり点。
基準線からx軸方向いくつ y軸方向いくつと、こと細か~~く書いて欲しいですね。

結局実際の制作には、そのデータが必要になる訳ですから。
きっと誰かが陰で苦労をしているはずです。

今回はスキャンートレースーカッティングマシンと文明の利器を使ってしまいましたが、
以前は2000くらいの大きさのパンタグラフ(拡大器)を作ったり。(笑)
見た目良ければ全て良しと、えいやぁ~と気合で作ったり。(笑)
ちゃんとした図面だれか 書いてきてぇ~~ぇ。

以前野外のイベントをやった時に、工場に造形屋さんが入って、
共同作業をした事が有りました。
その時、造形屋さんは複雑な形の切り抜きを沢山作っていました。
そこで使っていたのが、げんとうき? です。
これ便利ですねぇ~。
透明なフィルムに、マジックで作りたい形を小さく書きます。
それを げんとうき? にかけます。
壁にベニヤを立てかけて、そこに拡大して写します。
縮尺は自由自在に調整できますので、任意の大きさに調整して、
写った影をマジックでなぞります。
それを切り抜けばOK。
精度は少し落ちますが、この方法が一番お手軽でしようね。
まっNCルータがあればねぇ~・・・。

今回制作したパネルは複雑でしたので、文明の利器を使ってしまいましたが、
もっと簡単なパネルで、アナログ的な書き方をいろいろな図形について書いてみる。
これって面白そうですね。
簡単な所からいくと、直角の出し方とか三角形の書き方とか。

こんな図形はこう書く。みたいな御意見をいただけると、
とーーっても有りがたいです。
よろしくお願いします。m(__)m !!

最後に・・・
この43話がインパク期間最後のアップなのですが、
「σ(^○^)のイベントブースビルダー入門」まだまだ続けて行きたいと思っています。
みなさんのいろいろなご意見、激しいつっこみ(汗)お待ちしてま~す。

そして、じみぃ~~~に続いて行くと思われた
この「σ(^○^)のイベントブースビルダー入門」を評価して下さった
インパクに感謝!!

ありがとう インパク m(__)m !!


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