記事一覧

草枕

 一昨日、読了。

 山路を登りながら、こう考えた。
 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

 まともな日本人なら誰でも知っているこの冒頭に興味を引かれ、読み始めたのは一体いつだっただろうか?
 何はともあれ何度も中断しながらも読み終わったのだが、小説としては何だかよく解らなかった。
 もっとも、漱石自身がそのつもりで書いた作品らしいので、そう感じるのは当然らしい。何だかなぁ・・・。
 さて、これで新しい小説(小説以外の本は『草枕』を中断している間に何冊も読んだ)が読めるぞ。いよいよ『IT』に取りかかるかな。

コメント一覧