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最近のささやかな愉しみ

 夜勤の仕事をしていると、必然的に帰宅するのは朝になる。
 今の時期、定時で仕事が終わると流石に外はまだ暗いが(おまけに帰りのバスはまだ走っていないし)、1時間半も残業すれば、帰宅する頃にはすっかり明るくなっている。この外が明るくなっているっていうのは、なかなかいいものである。
 日勤で残業続きだと毎日暗い夜道を帰る事になり、「はぁ、たまには明るい時間帯に帰りたいなぁ」などと思って気分まで暗くなってくるのだが、朝の柔らかい光の中を歩いていると、全く違った気分になれる。まあ、だからといって、毎日2時間残業だったら厭になるでしょうけどね。
 で、本題。
 1時間半を超える残業をして帰途につくと、通勤ラッシュの時間帯にぶつかる事になる。
 必死になって駅の階段を駆け上がったり、駆け込み乗車したり、横断歩道のない交差点を轢かれそうになりながら突っ切ったり、そんな連中が大勢いる訳である。そいつらを蔑みの目で見送るのが最近のささやかな愉しみである(Sなんで)。
 「おうおう、必死でんがな(似非関西弁)」とか、「そんなに慌てるくらいなら、5分早く家を出れば1本前の電車に乗れるのにね」とか、「こういう連中に限って、普段は無駄な時間を過ごしてるんだよなぁ」などと心で思いながら、珍獣でも見るような目で眺めている訳である。所詮、他人事ですからねぇ。
 じゃあ、お前はどうなんだ?と訊かれたら、答えるまでもない。
 出勤前に“朝食”を済ませて、こうしてブログの更新をする余裕がある訳ですから。
 それでは無駄に急いでいるヒトたちへアドバイス。
 駆け込み乗車をするくらいなら、10分、15分の空き時間を無駄にするな。
 10~15分くらいの空き時間て普段の生活で意外に生じるもので、また短いようだがその時間で出来る事も意外に多い。こういう事に気付いていない連中が何と多い事か。

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未承認 2014年04月12日(土)18時58分 編集・削除

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