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怠い

 確か、始めは何かを追いかけていたと思ったのだが、気が付くと今度は自分が追いかけられていた。追いかけてきたのはトロルのような怪物に見えたが、いつの間にか馬の化け物に。
 そいつに追いかけられて木の上まで逃げたが、そいつは四つ足のハズにも関わらず木に登ってきて僕の捕まっている枝を揺らしだした。
 揺れる木の枝に必死に捕まりながら、「ああ、もうどうにもなんないや」と思ったところで何故か今の同僚の顔が一瞬カットインし、目が覚めた。というより、半ば自分の意思で目覚めた。時計を見ると、目覚まし代わりに使っているテレビの電源が入る5分前だった。全然、眠った気がしなかった。

 何かもう、心身ともに疲れちゃった。

 仕事をしている時は休みが待ち遠しいのだが(別に今の仕事が厭だとか、同僚と人間関係が上手くいっていないとか、そういう事ではない。まあ、ある同僚に対する精神的葛藤は抱えているけど)、休みになったらなったで、自宅でどんどん鬱に沈んでいくという、全く楽しくない生活を送っている今日この頃です。
 今欲しい物は何かと問われれば、「心の平安」と即答します。
 だからといって、酒や薬物に溺れるほど強い意志はないし、宗教に走るほど物好きでもない。一体、どうすればいいのだろう?
 一番いいのは、何にも考えずに毎日を浮き草のように過ごす事なんだろうけど、頭が良くないなりにいろいろ考えてきたから今の自分がある訳で、それを放棄してしまったら自己の存在理由がなくなってしまう。

 はあ、困ったものだ。

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