意地を通せば窮屈だ。

　今日は母の命日、つまり一周忌。
　だからといって何をする訳でもなく、仕事が終わった後、同僚数人と河川敷で遊んでました。
　せめて母を偲んでいる事だけは示そうと思い、夏の河川敷に場違いな黒いネクタイをしてました。
　焼きそばを食べたり、ビールを飲んだり（“飲んだり”というほど飲んでいないが）していつもならとても楽しいハズなのだが、全然気分が浮かなかった。みんなからいつもみたいに元気がないねと何度も言われたという事は、自分が思っている以上に浮かない顔をしていたんだと思う。
　気分が浮かなかったのは母の事を考えていたというのも少しあるけど、主な原因はそれ以外の事。
　自分が悪い訳ではない、誰かが悪い訳でもない（誰かが悪いとも言えなくもないが、そう言ってしまうほど僕は自己中心的ではない）、それなのに何でこんなに苦しい思いをしなくてはならないのだろう？