ザクセンハウゼン料理(ドイツ)
アドルフ・ワグナー
Adolf Wagner
Frankfurt, Germany
ドイツ・フランクフルト
2002年3月
スペインからの帰途1日だけのフランクフルト。午前中二人はメガネ・フレームを土産に買った。さすがにドイツは寒い。暖かいスペインと違ってフランクフルトの朝は肌を刺すように寒く、吐く息も白い。買い物を終えるとすぐに昼。12時にドイツの取引先と会う予定だ。商談の後お昼は、ご当地ザクセンハウゼン料理のレストラン、アドルフ・ワグナーへ行った。ミキコは豚の骨付き肉料理“シュバインハクセ”、サブローはフランクフルト・ソーセージを楽しみにしていたのだ。
ビルの1画を占める店は中庭の奥にあった。
古さを感じるいい雰囲気の入り口から中へ入ると、インテリアはいかにもドイツ風。
時刻は2時を回ろうかという頃だが店内はほぼ満席。人気のほどがうかがわれる。
野菜サラダ。ジャガイモが必ず入る。飾りっけがないところいかにもドイツだ。
この季節限定のグリーンドレッシング。ソラマメなど数種類の素材が入っている。意外とあっさりとしている。
ドイツといえばソーセージ。ソーセージの種類が多くて、スーパーで買ったソーセージが美味しかったからもう一度、と思ってもなかなか同じもを見つけられない。これはブラート・ヴルスト。茹でたものはボック・ヴルストと呼ばれる。どちらも美味しい。
ミキコが頼んだシュバインハクセ。大きな骨付きでボリュームがあるので、初めて目にする日本人は一様にびっくりするが、骨が太いので肉は意外と少ない。といっても日本人には多い。だからサブローもちょっと手伝った。美味しくて懐かしい味だった。
シュバインハクセは店によって調理法が変わる。私たちにとって今でも忘れられないのはデュッセルドルフにあるビア・レストラン“シューマッハー”のシュバインハクセだ。しっとりとしていてすごく美味しい。