２００４年９月１８日 松田達さんと 建築あそび 講演記録 ＨＯＭＥ
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★★ 松田達 のパリ暮らし ０１・ ★★
松田：良いタイトルが思いつかなかったんです。それで・・とりあえず・・ 都市計画が・・日本でいう都市計画とは一寸違うナーと思って。日本で都市計画っていうと・・役所の仕事って感じですけれども、ヨーロッパに行ってみると 都市計画が非常に面白かったもので。日本みたいに単に規制をするんじゃなくて、ちゃんと何かをつくっているという感じがしたんです。
今日 話すことなんですが、４つぐらいにまとめてみようと思いました。今のが「ヨーロッパの都市の現状」という最初の部分のスライドです・・
あと３つぐらい。パリの勉強会のことと、パリの都市建築の歴史と、これからのヨーロッパの話と・・かなり時間が長くなると思いますけど・・
佐藤：全然 大丈夫、無制限だから・・会場 わらい
松田：パリの都市建築はホントに長くなるし、とりあえず最初は・・音出せますかね・・
・・・スクリーンに音が鳴り出し 映像がでる・・
佐藤：これ松田さんが作ったのこれ
松田：これはパルマ・ノヴァという街へ行ったときに、美術館でもらったCDに入っていたものです。この街は都市計画上ちょっと有名な街で、街いま上から見たように、完全に９角形になってます。星形をしていて 、完璧に理想都市がつくられたほとんど唯一の例として有名なんですけれど、そこに行ったときに美術館があって、そこでこの街についてのＣＤがあったんです・・・
佐藤：都市計画のＣＤなんか売っていて、買う人がいるってのは凄いね・・
松田：もらえたんです・・
佐藤：もらえた
・・・ＰＣが動かなくなっている・・モウ 一こま戻して・・で
松田：で、この街は６角形の広場が真ん中にあって、中心から端っこの門まで届く大通りが３つ、全体が９角形。ものすごく幾何学的に出来た町で・・これがいいとかそういう訳じゃなくて、・・ほとんど建築というか、ものをつくるように都市をつくった例がここにあるな〜と思って。面白かったんです・・
佐藤：これは何世紀頃
松田：１6世紀末ですね。その後、ナポレオンがこの街を前線として使ってますね。なぜこれが出来たかというと・・当時ヴェネツィア共和国が、トルコとオーストリアに対して、防衛拠点みたいなカタチでつくった都市です。当時、オスマントルコとオーストリアのハプスブルグ家が すごい力をもっていて、ヴェネツィアより ちょい北東の所にあるんですけども、地理的な要請でできた街ですね
映像があったので単に使ってみたかったんで・・都市をちゃんとつくっている例として・・
・・こんなんで続けていって いいんでしょうか・・
佐藤：：いいですよ・・ぜんぜん大丈夫ですよ
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