大阪 ことば悦覧 ことば紀行 2008年5月12〜18日   home 

原田祐馬さんことば悦覧 2008年 5月12日 夜 西京町堀 原田祐馬さん事務所にて  
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 その04 第二デター 15分23秒〜30分10秒

原田:ただそれは現場を結構知れるのには 凄く僕にとっては 良かった 色んな先生の仕事手伝うコトで 
佐藤:学生はただ働きで 先生は仕事こなして 労働力のピン羽根だよね
原田:でも そういう 飲み会みたいなものが 毎週末あったんですよ 

佐藤:ただで呑ましてくれなき〜そりゃやってられないよ 
原田そうですね  で本当に 一応一線で自分自身で活動している人達が教えてくれる 
佐藤:大阪らしいよね タダで働かせて週末はどんちゃん呑ませる 
原田:土日が学校なんですよ 働いている人が行ける学校と言うのが一応 学校としては
佐藤:日曜日 土曜日やっているの 
原田:土曜日授業が終わって宴会して朝で呑んで 朝からまだ授業をする 
佐藤:授業って労働させるんでしょう 
原田:授業はちゃんと先生の講義があるんですよ 
佐藤:けっこういいね〜
原田:うん〜 
佐藤:そう言う学校なんだ 
原田:学校なですよ

佐藤:定員は30位ですか 10人ぐらいか 
笹岡:100人ぐらい
佐藤:そんなに〜いるの〜
原田:僕のとき90人ぐらい で 各 自分が専攻したいところを 何個も取れるんですよ 
佐藤:原田さんの方がその学校に填った感じだね 笹岡さん引いたよね
笹岡:3回ぐらいしか行ってないもの 
原田:おったらしい と言うことを僕が入った時に 聞いたことがあった 
佐藤:3回しか
原田:それでやめた奴がいる〜みたいな そう言う人が1/3ぐらい居るんですよ 
佐藤:2/3は最後までいっちゃうわけね 

原田:1/3は上手に関わっていて 1/3は僕みたいに深入りし過ぎてしまう人々
佐藤:ああそうかそうか 際が難しいね〜 
原田:際むずかしいわな〜 あの学校は 
笹岡:難しかった 
佐藤:いわゆる自己責任で かってに勉強をすすめる
原田:そうです 

笹岡:僕なんか 廻りの人が 友達関係というかなんだろうな〜 まわりが変にウキウキしてる感じ が 俺は馴染まんかった やな〜
原田:ああなるほどな 
笹岡:次なにしたいの〜とか じゃなくって なにかふわふわしている 
原田:いや ふわふわじゃない なにかを捜しに来てる人が多かった 

佐藤:自己捜しじゃないの 
原田:自分捜し 兼一つは でも出来ることが あるんですよ そのメディアの中で 
笹岡:ああ成るほど
原田:映像は出来るけど グラフィックを勉強したいとか 古い言い方だけどクロスメディアみたいな話 があった その頃 

佐藤:ミックスメディアじゃなくってクロスメディアだったか 
原田:う〜ん 
佐藤:その学校に原田さんはいたく反応してしまって 
原田:僕は ただその なんて言うかな
笹岡:でも それがあったからやな〜 

原田:それがあったから 多分変わった
佐藤;大学を5年 いて そこに何年居たんですか 
原田:5年
笹岡:5年ぐらいちがう 
佐藤:ただ働き5年 
原田:5年目にやめさせられて 
笹岡ふふうっふ
原田:ちょっともめて

佐藤:あんまりおんなの子が
笹岡:あははははは
佐藤:私物化しすぎや〜
笹岡:私物化してたんじゃないの 
原田:学校を私物化してしまったんで  

佐藤:でていけ〜と
原田:うん〜
佐藤:パブリックとプライベートの境界が溶けてなくなってしまったんだね
原田:だからほんとうに 僕そこで 寝泊まりしてたんですよ 
佐藤:はあ それは 思う壺だよね ほんとうはそうしてほしかったでしょう

原田:たぶん
佐藤:実際そういう人間が現れたら困った 
原田;いざ現れると 24時間いつでも 使えると言う 
佐藤:5年と言うと何歳だ 28じゃない

原田:27の 途中まで 行っていたから 4年半 途中でやめた みたいなかんじで なんも別に授業も出てなかった 
佐藤:ここの事務所に入ったのは 何ヶ月という感じですか これ始めたのは
原田:これ始めたのは 1年 
佐藤:半年はブラブラしたたわけ

原田:あれ そうなるんか 
笹岡:ここに来る前に1年ぐらいは 
原田:仕事しているから 
佐藤:仕事してるって 自分で独立してやっているということ      

原田:ここにモウ一人 真ん中に居て アーキペンダという名前で 二人でやっていた 
佐藤:まんなかの人なんていうですか
原田:増井君 
佐藤:ああ会ったことあるよ俺 
原田:なんでなんですか  

佐藤:宮本さんの地下のイベントであった 
原田:みなとまちアンダーグランド 僕あれプロジェクトメンバーだった 
佐藤:そうですか〜 
原田:裏方でずーっと動いていた 
佐藤:ほんと
原田:そういう プロジェクトを裏方で作れる学校 ですよ 
佐藤:増井さんはヤノベケンジの手伝いしているっていってたよ

原田:そうです 
佐藤:ここで繋がったな 

原田:
金沢にも半年行っていたんです
佐藤:金沢の21世紀美術館に
原田:プロジェクト工房の 最初のヤノベケンジさんが滞在制作された それの時に最初から ずーっと 
佐藤:なるほど 金沢と大阪がここで繋がりましたね〜 

原田:はい 半年間 住んでました 
佐藤:金沢でレクチャーしなくちゃー
原田:こないだ鷲田さんの めるろさんの
佐藤:めるろさんの 見た
原田:めるろさんからメールが来た もともとは柳原君が行ったとうので 
佐藤:おれは めるろさんと言う人は知らなかったんだけど 奥さんのね 林野さんに会いに行った ら めるろさん が出てきて それで繋がった ここで大阪の人と金沢に人が繋がりましたね〜

原田:はい 
佐藤:ヤノベさんの関係で めるろさんを介して 原田さんがヤノベさんのお手伝いをしながら 金沢に半年住んでいたと 
原田:ヤノベさんは大阪なんで 先生やってて それで菊竹さんに戻っるんですけど  IMIの 
佐藤:ヤノベさんもエクスポタワー見て育ったんでしょう 
原田:そうそう あの人 先生ですけど 
佐藤:なにか取りにいったぞ〜 なにか俺にくれるのかな〜

原田:これ持って帰ってください   
佐藤:ありがとう いただきます  DVDつくったんだ 
原田:これイベントやったんです 
佐藤:これはなんて言うイベントですか 
原田:アライフ フオ ブエキスポ 

佐藤:人生はエキスポ ほんとうかな〜 かいじょうわらい そんなこといわれてもね〜 ああ生活の中にエキスポが侵入して来てたんだ
原田:そう そう 
佐藤:かってにエキスポが入りこんでいたと  それで原田さんがこのDVDを制作したの
原田:DVDのデザインを僕がしている 
佐藤:なかみは
原田:DVDを作ったというよりはイベントをしたんですよ 
佐藤:これはそのイベントの記録集なのね 
原田:イベント記録の

佐藤:これは何時ですか 
原田:忘れてもうたな〜 かいてないですか
佐藤:じじいなので字が小さいので見えないから
原田:2004年3月28日
佐藤:おおよそ4年前だ 聞いたり 新聞で見た記憶があるものね。湊町アンダーグランドのイベントの 後あたりだよね
原田:そのころの時期です  

佐藤:蛍光灯いっぱい並べた
原田:高橋匡太さん
佐藤:匡太さんは今げんきですか 
原田:元気ですよ 今京都で 
佐藤:あなたも大変だね 特別な人とばかりつきあっているね 

笹岡:アーテストと仕事をするようになって
原田:するようになったんですよ IMIにいっている間に 
佐藤:この芸術教団はけっこう濃いね 
原田:すごい濃かったです 
佐藤:おおかたメジャーの行為をおこなっている 
原田:うん

佐藤:高橋さん いいよね
原田:高橋さんはここで教えてない 居てないけどこう いろな人を介して 関西って狭い んで あの人知っていたら あの人 知っている ということが凄く 多くって もともとキリンプラザ高松さん 

佐藤:五十嵐さんがコウデネートして 高橋さんが光のタトゥーをやったじゃない 
原田:あんとき僕設営してたんです うふふふふふ 
佐藤:ああそうか じゃ 匡太さんに会いにいかなければいけないな〜 
原田:そうです 
佐藤:そしたら二条城の鯉もやったの 

原田:あの時はやってない 
佐藤:神戸で水玉文様は
原田:あれも僕はやってない 僕はキリンと 湊町 
佐藤:高橋さんは飛んでいるからね〜

原田:おもしろいですね 
佐藤:突き抜けかたが面白いですよね 
原田: ですね 
佐藤:そうか 湊町アンダーグランドのイベントも 手伝って あそこではどんなコトを行っていたんですか  見に行きましたよ
原田:あの 時は ドキュメンテーションを どう作るかという 関わり方を してました
佐藤:ドキュメンテーションてなんですか
原田;これも一緒なんですけども 記録をどうつくりかという 

佐藤:ちょっと席外しますが へんなおやじ〜とか言って 話していてください 

笹岡;へんなおじさやな〜 ははははふふふふ
原田いいな〜お酒呑めて
笹岡:はいっているで〜 もっと言いたいこと出で来るじゃないの
原田:今からが ながいな〜
笹岡:そうやな〜 建築からの ここに分かれるわけだよな 今のところでな
原田:でも上手いこと まだ話せてないな〜 

      佐藤戻ってくる 
佐藤:なで防火戸だらけなの 
原田:閉めはるんですよ全部 11時になったら 
佐藤:勝手にしめてくれるんだ それでヤノベさんの手伝いとか 高橋匡太さんの手伝いとかやりながら 
原田:そうですね〜 
佐藤:芸術に目覚めちゃうよね〜 

原田:そうなですよね 普通に アーテストの世界 している人って アーテストの 卵みたいな人達 じゃないですか いわゆる そうじゃない 関わり方 というのをIMIと言う学校 で 学んだんで すよね そこで何か 最初は建築 を学んでたものとして それに対して 何かこう出来きないかと言うので関わっていたんですけど 。

ちょっと づつプロジェクト自体をどう設計するかみたいな 事に興味が湧き始めて。でいろんな ワークショップ企画したり トークイベント企画したりとか そう言うことを ちょっとずつ初めてみていった そこで五十嵐さんと さんにトークイベントしてもらったり とか そういうことを ちょくちょく し始めたんです 

佐藤:トークイベントは今でもやっているんですか
原田:最近は企画 はしてないです その合間に けっこうメーインに いろいろやってましたけど トークを企画すると言うことを 
佐藤:その記録は残っているんですか 
原田:ビデオには撮っている 
佐藤:文字には成ってないんですか
原田:成ってないので 

佐藤:27、8で そう言う事をやっていた  
原田:なにかそういう事に 興味が出たというか 
佐藤:正常ですね 
原田:正常ですか ふんふんふん 自分としてはちょとブランクって言うか 昔の 高校から専門学校へ と言う。勝手に自分のぶらん苦 いうのが あると思ってて 必死で なにか 勉強すると言ったら あれやけれど も本を読んで 
佐藤:言葉や知識に 飢えてね

原田;知ろうとする 意欲というのが凄く 
佐藤:鈴木先生にショックを受けて アウトプット早いね この4.5年ぐらいの間に 中上さんの小説よまされて ここでも 小説読んでいる場合じゃないと 廻りに生・中上が一杯いると 

原田:うんうん 動かないと 
佐藤:ああそういう事ね 反応がいいね〜 最近はトークイベントはやってないと 
原田:トークイベント自体はやってなくって なにかプロジェクトを作るということを 
佐藤:プロジェクト全体を設計するっていうことですね 

原田:そのことをヤノベさんとやったり 
佐藤:プロジェクトを設計するということは その全体に目的があるわけでしよう
原田:そうですね 
佐藤:それは何ですか 

原田:ものにもよるんですけども 今は 大学に 工房を作る 話が 

佐藤:
場所を作るという話ですか
原田:場所というより場に近いんですけど  
佐藤:京都造形芸大で非常勤講師をやっているですけど そこでヤノベさんは違う学科なですけども 先生をやっていて そこで一緒に ウルトラファクトリーという とんでもない工房を 

佐藤:なんでもない工房
原田:なんでもなくって なんでもある工房 
佐藤:それはなかなか難しい定義だね けっきょく自分で好きなことをやりなさいということですよね ははははは
原田;そういうことなんですけどね  好きなことばっかりやっているから 
佐藤:ものにならなくってもいいと 言葉を制作したり なでもいいわけでしょう 

原田:そうです もうちょっとデザインすると言うこと に対して 凄く興味があって 自分自身でも 
佐藤;場所をデザイすると言うこと 
原田:場所だけでは無くって 最近仕事としては 大分話が飛んでいるんですけど いいですか
佐藤:いです いいです また5年後に来ますので 初回ですから
原田:はい 

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