大阪 ことば悦覧 ことば紀行 2008年5月12〜18日 home 原田祐馬さんことば悦覧 2008年 5月12日 夜 西京町堀 原田祐馬さん事務所にて 笹岡さん記録へ 原田さん記録 その01 02 03 04 05 06 その06 45分04秒〜 1時間04秒 原田:たしかにな〜 佐藤:それは 300年後はわからないので あとで編集して 注釈いれて 使い回せばいい どんどん使い回していいので 原田:それを再編集だれかがすることは OKにしてるんだ 佐藤:そう 出典かいておけば勝手に使っていい 原田:へ〜おもしろいな〜 佐藤:ただこの記録を使って 売っちゃ駄目だよ 原田:売るのは だめ 佐藤:売る場合は語った人と俺と1/3づつでしょうね 会場はあははは 個人的に 被取材者が個人で編集して使うのは問題ないですね 売ってもいいんだけど とりあえず 言葉を文字にしておかないと 原田:それはそうですね 佐藤:めちゃめちゃでも 音データ置き忘れちゃうと もったいない あと20年ぐらい 勝手につかわないで まとめてから 使っていいけど ワイワイガヤガヤガヤ そういう事で 原田さんのも笹岡さんの言葉も資源じゃない 自分で言葉を喋っていると思うかもしれないけど みんなの資源だという自覚がたらない 言葉は自分で発明したわけじゃないので 原田;はい 佐藤;それは モウ一度 みんなの世界に返すとか 笹岡原田:うん〜 佐藤:それは自覚し努力してやらないと 言葉がほそっちゃうじゃない 笹岡:う〜ん 佐藤:言葉から受益だけ受けようとするから 言葉が細るわけだけど 原田:うんうん 佐藤:言葉で受けたイメージや利益をも ういちど言葉に返して肥やす それはエネルギーいるから ね 笹岡;そうですね 佐藤:それは ほとんど意味もないし徒労におわる 金くれるやつは居ないだけど これを真面目にやれるのが 今のタイミングで可能だ 社会が出来たんだと自覚してるだよね俺は 笹岡:ふんふんふん 佐藤:それを一生懸命やってみる 柳原さんが電車賃と宿代を皆さんからかき集めてくれたので ラッキーで かいじょうわはあははははは 佐藤:おれが喋っても面白くないので 知らない人に会おうと ということで この場になった 笹岡:ふうん〜ん 佐藤:会ったこと人に会うには なにか口実がないと キャッチコピーとか考えないと面白くないじゃないですか 半刈り=ハンガリーじゃないですけど はははは おれはことば悦覧って名付けて 建築あそびってのは 出会った人 知っている人の言葉を記録する行為だったんだけど ことば悦覧は会ったことも聞いたことも無い人に出会いいきなり話てみる 簡単に多様な世界に繋がってしまうよね 原田:そうですね 佐藤;これが狭いよな〜 原田:う〜ん 佐藤:この閉塞感は ちょっっと困るな〜 原田:ここもそんな感じやったん 最初全然知らんな〜と 佐藤;俺のこと知らなかったけど柳原さん通じて 変なオジサンが居るってわかった 増井さんと繋がっていた ふふうふ 原田:五十嵐さんのブログとかで見たことある 名前が出てきて それで見たりしてた 佐藤:こういうオジサンだとは思わなかったでしょう 笹岡:ふふふうふ 原田:面白い 佐藤:そうかね おれ自分デオも 白いと思ってやっているだけだけど 笹岡:今日現場でヨシダ(事務の方)電話もらってから来てる〜って 今 会場爆笑ははははは きてるんですけど〜って すみませんて言って置いてください 佐藤;ああそうかそうか 早めに来たからね こういうことは度々起こすわけでなないけど 知らないやつに会ってみようと言うのは お互いがマッチしないと 成り立たなと事態だし 原田:そうですね〜 佐藤:今日は絶対無しかな〜と思ったら深夜ぎリぎりに 言葉を採取しできているね9時頃からだからね 原田:ああ僕らは何時でも はははは 佐藤:元気あるよね オヤジだと思ってきたんだけど 若かったね 原田:ははははは 佐藤:おれは電話で話した時は35過ぎだと思った 原田:ああそうなんですか 佐藤:笹岡さんも30前だものね 笹岡:僕らだけ わかい 原田:僕らがわかいんですね 佐藤:イメージと ぎゃくだったな なにか凄い忙しくしてるからオヤジかと思ってしまった 若いから忙しいんだ ただ働きで 原田:ただ働きで 今はだいぶ落ち着いた ですけど 佐藤;寝てる暇なかったじゃないの 原田:IMIにいっている時は本当に寝てる暇がなく 佐藤:寝てるのか起きているのか 判らない常態で活動してた 原田:今はちょっと仕事に成ってきた です。ズーット自分がやって来た事をどう仕事にするかと言うのを すごい色々考えて 佐藤;そこが伝統的な 大阪ぱわーだよね 東京だと見あたらないね 家賃が高いからじゃないか〜 会場爆笑 笹岡:異常に高いですよね 佐藤:高いし住環境 凄悪いしね 事務所このように場所がよくって広くないし ナイスな公園の前の2階に5万円ちょいで無いね 原田;安すぎる 目の前公園だし 笹岡:東京でこんな場所借りようとおもったら 凄いニャロウな〜 それに対価ではないですけど 何を求めて そこまでの環境で その仕事を 仕事の内容なでしょうかね 東京という刺激と 佐藤:その質問をしたことないので 良く判らないけどなにか 何でもあるけど 何にもない 何時でも手の届く範囲に自分の身を置いておくと 何かあると 何かそういう 幻想 生活感を離れた 空想の話の中の現実ではないのかな〜 富裕層は別でしょうけど 少ししか居ないでしょう 原田:はあ〜 佐藤:自分で能動的に活動しないと どこへ居ても 同じなんだけど 笹岡;うんうん 佐藤:自分を能動的にしなくて 放置してても 受動的にね情報が。 躓いて転んだら目を上げたら 横尾忠則の絵が飾ってあった かいじょうははははははははっはっはあはは 佐藤:そんなこと絶対ありえないけど 原田:それが東京やったらすごいけど ははははは 佐藤:そういう街だったら面白いだけど ところがね すーすーしてる そういうことが無いのに 会えるかのように想える魔力 幻影が住む街でしょうね 情報が生み出す魔術なでしょうね そんなのないよ 大阪で転んだ方がオモロイと思うな 横尾さんのY字路のような様は至ろころにあるね大阪は 東京は首都なので監理され尽くしてるからね 原田:監理と所有 され尽くしているな〜 ちょっと 佐藤:東京は人が多いし 整然と人は 動いているけど エレギュラーな動きしてる人見かけないね 道路で飯喰っている人は居ないしね ダンボール持って歩いてるオジサンも見かけないし 少ないね みかけないな〜 笹岡:そうか大阪は 一杯いますね町中に 毎日地下鉄の 原田:元気かなと思うな 笹岡:あのオジサンも頑張ってはるみたな 佐藤:御堂筋はお巡りさんおおくなったけど それでも そうおもうよね 笹岡原田:うん 佐藤:この焼酎甘いね 笹岡:麦 どうしたん 佐藤:これを水で割って 笹岡:いろんな人にお祝いでもらって 山ほどあるんです 佐藤さんもってかえりません 佐藤:じゃーいただいて お土産にするので 持って帰ります 笹岡:おっきいですよ 日本酒とかもありますけども 佐藤:それはありがたい また五年後来ますけど とりあえす 閉めにちかづけるために 原田さんの社会的使命はなんでしょうか 原田:僕は デザイン 建築と言う 意味ではなく 含めてかもしれないけど デザインってどういう事なのかな という 凄い 何か大きな 佐藤:デザインとは何か? 原田:大きな事を考えたいな〜と思う 佐藤:永遠に答えがなさそうだね 原田;答えが無いことに興味が ずーとあるから 佐藤:そうか デザインとは何を指し示してるのかな 何についてデザイするとかあるじゃないですか 女性器をデザイするなんて難しいじゃない 原田:それは一番難しいかもしれないけど 佐藤:生物的なものをデザイするとか 原田;生物的な話はとっても難しいですけど 佐藤:最近DNA合成して 品種改良するとか 出てしまっている 原田:ありますね〜 佐藤:そう言うことではないんでしょう 原田:そういう事ではない けど何かこう まだ感覚的な処 なんですよ でも 概念的なところで 何 が自分に出来るか と言うのを 佐藤:何が出来るかって言っててもやってみないと判らない 原田:そうなんですよ だから今は 目の前にある デザインというものを いろいろやって行きたい と思っているんです 佐藤:注文すればなんでもやる 原田:そんなことは無いけど 佐藤:どのように選別するんですか 原田:まあね 自分では選んでない 佐藤:なんでもやんない基準 原田:来ない ふふふふふ 大阪ってラッキーなんですよ 佐藤:何がらっキーなのかな 原田:あんまり やらんで良い仕事は来ないし 笹岡:そうかもしれん 佐藤:そうなの 原田:うん うん ぼくはそう 断らなくっていい 僕は美術館 佐藤:やりたい仕事しか来ないんだね 原田:そう 佐藤:恵まれているな〜 笹岡:僕もそうやねん なか どっちかが なんかちょっと違うな〜みたいな 事を思いながら話をしたら 無くなりおる 原田:話が消える 無くなる 笹岡原田:なくなておるわ 佐藤:お互いに上手な断りかたを身につけていると言うことだな 大阪の人々は30分ぐらい しゃべっていた 感覚 合わない〜と 思っても 断りを入れないで 消滅させるわけね 会場わらう 原田:僕なんかよそ見しながら 落書きとか書き始める 笹岡:うははあはは 原田:書き始める人やから 笹岡:けっこう それでも笑い起きるよな〜 佐藤:人間との付き合いかたが上手いんだな 笹岡:あああ なんかちがうな〜 佐藤:断る〜と言うと しこりが残るけど 笹岡:じゃそれまた こんど〜 機会があると思う んで 連絡します〜みたいな それって そういうことかな〜って 佐藤:突き詰めないんだね 笹岡:連絡まっている 来ないだろうなとどっちも思っているし 佐藤:会いたかったら連絡するし〜 原田:こっちから連絡することもあるじゃないですか 大阪にいてると そういう 別に嫌かどうか というのは置いといて 自分自身が こういうのをやりたいと思うって 頑張って方向性を作ろうとしてる事に対して 仕事が何か来る 佐藤:きわめて動物的に活動してるんだね 大阪は動物度は高いかもしれない 経済的にはだめらしけどな 笹岡:ふふふうっふふ 佐藤:知事が泣いたりして 皆さん深刻じゅないね かいじょうわいがやがや なにこまってんねん わらい 笹岡:予算しらん みたいな 佐藤:どうしてああいう人を選ぶのか よこやまのっくとかの系列で 笹岡:うはははあは なんの話でしたっけ 佐藤:芸術・デザインの話 原田さんの価値と使命は何かと言ったら 自分の使命というのは 原田:デザイン 佐藤:アーテストと 普通の人を橋渡しする メディアと言うか ジャーナリストのような役割で 芸術の総体それをデザインすると 原田:それをデザイナーとして何が出来るかと言うことが凄い 重要だと 佐藤:その行為でお金取れるようになるのはちょっと大変そうだけど 5年度に報告を聞きに来ます 笹岡さん原田さん深夜までお付き合いいただきまして 5年間頑張っててくださいませ ありがとうございました 上で笹岡周平さん 原田祐馬さんの 2008年ことば悦覧は終わりです 読んで頂きましてありがとうございます 2013年へと続く |