東京 ことば悦覧 2008年春   home 

  龍光寺眞人 マサトさん   2008 4月09日  
 その01 その02 その03 その04  

  快晴4月09日 午後3時 龍光寺 さんの事務所にて 

 その01 0分〜 

佐藤:たまたまイナックス銀座でイベントがあったので、その時の二次会で伊藤さんに会って。僕は建築あそびと言うのをやっているんですけども。そのことを知っていたので。建築あそびは僕の家でゲストを招いて

龍光寺:はいそうです

佐藤:朝から晩まで
龍光寺:一応お聞きしまして、ちょとだけ聞いたんですけども。藤村君たちが
佐藤:藤村さんを ご存じですか
龍光寺:はい

佐藤:以前はPS使えないかったので2001年ぐらいから、データは公開しているんです。その前から自分の家やmy設計内建築でやっていたのですけど。インターネットも使えなかった、PC持っていなかったから。ただやりっ放しで。記録もなにも残ってないですけども。 いろいろやってました。PC使える様になったこととWEBの使い方が少し判ったこと。仙台の阿部仁史さんとかに知り合いまして。建築に特化してゲストを呼んで、どんな事を考えてるのか?。インターネットで参加者を募集しているので誰が来るか判らない。氏素性が分からない人が来てました。そう言う人を自分の家などに招いて、夜明かしワイワイ。大体1日半ぐらい僕の家で、僕の下手な料理を食わせて。酒を呑ませて酔っぱらわせながら、いろいと聞くと言う。 ゲストに1時間〜2時間ぐらい喋ってますけども。 話していただいて、その後宴会〜自由討議。

龍光寺:お茶

佐藤:お茶、要らない、水で
龍光寺:水ですか。
佐藤:カフェインだめなんです。興奮し過ぎる
龍光寺:焙じ茶なら
佐藤:カフェイン無しならいいですね。興奮して家帰って眠れないので

伊藤:わらい小学生みたいな
佐藤:だめなんですよね。酒は酔っぱらだけで 大丈夫なんですけども。お茶系できるだけ避けている

龍光寺お茶を準備している。昨日第一回ですか?
佐藤:いきなりど素人がやって、インタビューというのが成り立つかどうか判らなかったですけども。やってみました。事務所、特に30才前後の人達がどういう場所でね、事務所をやっているのか、と言うことを。全国の人にお伝えすると言うか。 見ないかもしれませんけどね。龍光寺ケラケラと笑う 大阪にも行ってみます。今まで会った事が無い人に会って。誰に会うのかはまだ分かんないですけどね。 3年とか5年間隔でねまた会いに来ます。龍光寺さんはどう言う風に成功していくか。落ちぶれているか 会場おおわらい。どっちも観察しようと言う 伊藤おおわらい 建築の成功話しか情報無いので、俺 拙いと思っているんですね。 建築好きで建築家に成っていて、途中で挫折をする人とか、色々夢破れるまででもなくって。建築好きだけどなかなか成功しない人って居ていいわけじゃないですか

龍光寺:そうですね

佐藤:そういう情報、全くないので。僕はそれに不満なんですよ
伊藤:別に失敗すればいいわけでもないわらい

佐藤:最初オドシテおいて、そう甘くないぞと。伊藤さん一杯写真とってね
伊藤:うん

佐藤:昨日はほどんど写真撮り足りてない(涙)。建築を成功するには型が有って、その型を自分が演じてる、みたいな処も見えるので。貧しいからもうちょっと色んな成功例と言うか 建築家と言う意味で無くっても。雑誌をぶいぶい飾っても、それだけが成功例じゃないだろうと僕は思うのですけども。あとは、教授になるとかね。そのぐらいしかないのでは・・もっと違う成功例があるはずじゃないかな?って

龍光寺:フンフン

佐藤:
思っているんですね。僕は現実は失敗して仕事がないけど、建築家としては、このような既存の価値観に無い 交流が出来ているから実に楽しいので、それについては、アンタダさんと大した変わらないな〜と。経済的には金が無いけど、もすかすると彼リョリ楽しく豊に交流しているかもしれない、と思っているので。建築家で在ることによって、生まれた交流なので。建築に対してはとても感謝しているですけどもね。  30才前後の人達。 20代非常にキツイ経済状況下でね暮らしてこられたと思うんですよね。 銀行が破綻したり、社会も政治も激変する中で、尚かつ建築は不良債権とかして社会の邪魔者みたいな感じでドンドン整理されて。アメリカの投資会社に色々な不良債権買われて。今も優良投資、資金回収計るための一つの道具として、色々な金融機関から建築家と組んで開発なんかしてますよね。そう言う例もあるですけども

龍光寺さんとか伊藤さんとか、独立系建築家と言っているのですけど

龍光寺:独立系建築家?

佐藤:インデペンデント系ね
龍光寺:逆に独立系じゃない建築家ってのはどういうの

佐藤:組織事務所内建築家、役所内建築家。企業内建築家、ジャーナリズム内建築家、アカデミズム内建築家、などです

龍光寺:そうい方も、建築家と言うふうに

佐藤:建築家と言うことば、概念は 日本で支持されてない、一般に認知されていない、と思うので。建築業界の専門用語だと思うでんすよね。

おれは組織系建築家は混ぜないと建築家居ても構わないだけども、独立系、組織系、プロフェッサー系、その他 色んなタイプの建築家が居ると思うのですけども。自称 建築家でもなんでもいいですけども。建築家と言われる種族、生物がねどう言う分類で生きてるのか全然判らないのです。

伊藤おおわらい

佐藤:観測して、どうやって生きているのか?全体像が全然わからない。建築士と言われているのは何十万人も居て「実態が判らない」と言われていますよね。どこで生きていて、どこで働いているのか? も国交省も把握してないし、実態が判らないのが実情だと思うのですよね。自称建築家を「私は建築家としてプライド持ってやっている」と言う人を多少は知ってますいけども。建築家の全体像としては一寸、違うんじゃないかな〜と。僕のなかでささやかな疑問として在るわけですけどもね。

それで全部調べる事が出来ないので。ご縁が有って。僕は龍光寺さんと名を聞くまで知らなかった。伊藤わらう。僕の事も知らないでしょう?知ってましたか?

龍光寺:一寸は。なにかそういうのが在ると言うのは聞いていたんですけど
佐藤:福島でショボイ建築事務所やっていて(?)一人でずーっとやっていたんですけども。いよいよ死にそうに閑なので。「建築家のことばはみんなの、資源だ」と思っているので、それを採取して文字に加工して、「はい皆さんどうぞ活用してください」と。技術をシェアする仕方もあるけど、言葉も考え方も シェアの仕方もあるので。加工、提示していって使えるようにする、と言うことが建築家の一つの仕事だと思ってます。別な目的もあるんですけどもね。

ただ、記録は長いので見る人はほとんど無い。そうとう閑なヤツか 学生ぐらいしか読まないとは思うのですが。皆さんやることが無くなったら 僕のHPを見て、この当時いこんなこと言っていたな〜と見てもらったりすれば良いんじゃないかな〜と。今すぐ役立つとか 社会に何かを起こしたいんじゃないんですけども。とりあえず今30才前後の人達の言葉を記録して残して行きたいと、言うこと何で一つなんでも良いんで語って頂ければ

龍光寺:う〜ん伊藤わらう 難しいですねやっぱり。どう言うインタビューなのかな〜と言うのが、今一判らない状態で来て頂いたんですけども。

佐藤:普通は建築家だと 「自分はこんな建築を作ってきた」と言うことで。それが多いですよね。なんでも良いですけども 僕はテーマを与えたことは無いんです。だいたい皆さん 自分の好みで、プロフィールだとか

龍光寺;はいはい

佐藤:それから「建築などでこんな事考えている」っていうことを、言って行く人もいるし。逆に僕の建築を質問攻めにして何も喋らないで帰って行く。色々居るんですね。龍光寺わらい

龍光寺:そういう人もいるんだ。
佐藤:僕は発注者じゃないので、仕事を与えるわけじゃないから
龍光寺:そうですよね

佐藤:一般の社会人だと思っていただいて。社会に対して私はこんな事を訴えたいと。オーディエスはHPを見てる人と言うこともあるので。僕一人じゃなくって、いろんな人が居る。だれが見ているか判らないですね。

東大や社会学系の学生が僕のHPを見ていると言うのは先生から聞いて知っているし 早稲田大学のジャーナリズム概論に入りたい学生も500人以上いて 見ているとは知っています。授業で話して見てださいと言って使っているからね。そう言う話をするゲストが来ているから。学生さんが見ているわけであって。

龍光寺さんが映画の話をすれば、映画好きの人達が見るので、僕としては建築に限ってではなくって、龍光寺さんの人生を語ってもらっても構わないです

龍光寺:面白いですね〜笑い
佐藤:無制限なので明日の朝まで語っていただいてもいいけど、なんでもいいです

龍光寺:なるほど
佐藤:それは既存の媒体でやると、ターゲットリーダーが居て、この人が読むから、こういう特集をしようと。目的が有って頁数とか決められて、それを売って回収すると言うカタチなんですけども。HPの場合は、そういうのない。だれが読むかも判らないし、グーグルで検索するとたまたま引っかかったりして 出て来るかもしれないけども。龍光寺さんの昔別れた彼女が、何やっているかな〜と、リュウコウジマサトと検索したら、この記録が出て来る

龍光寺:あああ
佐藤:反応が多いのは、「同級生が見てね〜」「知り合いが見てね」。「お前の事が理解できた・。お前のやっている事が判った」

龍光寺:わらい、共にわらい
佐藤:お前、こんな事やっていたのか!?myHP記録が一番判り易いと言われてる。身内の人も「お前こんな研究していたのか〜」と。色んな反応があるんです

龍光寺;そうですね

佐藤:大学の先生なら同じ講義をしたくないので概要を僕の家で喋って、その記録は、myHPを読んで済ませ、その先を講義するぞ〜みたいな事で利用してると言ってましたね。

龍光寺
:ジャー本当に佐藤さんは僕のこと全く・・
佐藤:知らないです。伊藤わらい
龍光寺:自己紹介ですよね、まず

佐藤:HPもないし。自己紹介じゃなくってもいい、年を聞いて何処でとれた者で、年齢が重要だと思うですよね、氏名とともに。語っていただいて、いきなり人生の悩みでも。このICレコーダーに向かって喋ってください

龍光寺;なるほど
佐藤:たまたま今回は建築をやっている人で。昨日は伊藤さんの大学の関係の人達だった。今日は龍光寺さんはお一人なので、まったく一人と言うのは今回初めてなので、新鮮な感じがすます

龍光寺:はい。僕は伊藤君。さとるとは、大学院の

佐藤:横浜国立大学ね。そうすると西沢先生に習ったと言うことですか
龍光寺:そうです。
伊藤:僕らが入った時に助教授になられた。その前は講師で来ていたけども

龍光寺:でキタヤマさんが教授になった年だよね
佐藤:最初から建築をやろうと思って、大学は最初から横国だったのですか?

龍光寺:
大学は違うんです。大学は芝浦工業大学
佐藤:三宅先生に習った?
龍光寺:三宅先生は建築工学科んですけども、。僕は建築学科で、主に集合住宅の計画学で、住環境の事を学んで

佐藤:公団住宅の変遷とか詳しい訳ですね?
龍光寺:そう言うものと言うよりかは広く、集合住宅。集合住宅の研究もありますし、国内とか国外とは限らず、手当たり次第、住環境について考える

佐藤:これは朝まで生テレビ状態になりますですね
 
  龍光寺わらう 

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