＜あらすじ＞

　　　第１０話は耕作君の夢の中から始まります。

　　　耕作君は夢の中でライバルと戦っています。

　　　巌流島の戦い　宮本武蔵と佐々木小次郎になって戦ったり

　　　あしたのジョーの力石とジョー

　　　機動戦士ガンダムのシャアとアムロ

　　　タケチャンマンとブラックデビルＪｒに

　　　なったりして戦ってます。

　　　そして１９８３年最大の宿命のライバルどうしとは

　　　アニメ界のヒーロー坂本耕作と・・・なぜかひばりくんが出てきました。

　　　もちろんひばりくんはライバルではありません。

　　　そのひばりくんから逃げ回る耕作君。

　　　そして嬉しそうなひばりくんの腕の中に落ちていく

　　　耕作君。ここで目が覚めました。

　　　なぜこんな夢を見たのか悩む耕作君は枕元にあった

　　　ハガキをみて思い出しました。

　　　そのハガキは耕作君のふるさとの親友、板垣大助からでした。

　　　東京に遊びに来る、とゆう内容なのですが

　　　実は耕作君が東京に出てくる前に大助とあるカケをしたのです。

　　　それは耕作君が東京で彼女を作ることが出来るかとゆうカケ。

　　　そして負けた方が体中の毛を全部剃るとゆう事。

　　　　　　　

　　　大助はその勝負を付けるためにわざわざ熊本から出てくるのです。

　　　耕作君は大助が今日来ることを忘れていました。

　　　そして大助を駅まで迎えに行くまではまだ時間があるようで

　　　耕作君はつばめちゃんと茶の間でライバルのことで

　　　話し合っています。耕作君には大助とゆうライバルがいるように

　　　つばめちゃんにも子供の頃には何でも競い合うライバルが

　　　いたそうです。

　　　　　「修学旅行のお風呂で比べ合ったものだわ」　と言ってます。

　　　何を比べ合ったのか。耕作君が聞いても答えてくれませんでした。

　　　顔を赤らめたつばめちゃん　かわいい！！

　　　そして耕作君が大助とのカケの話を始めました。

　　　結局　彼女は出来ていないわけで体中の毛を剃られると

　　　困っている耕作君ですが、いつの間にか後ろにはひばりくんがいて

　　　話を全部聞いていたようです。ひばりくんは、

　　　　　「困ることないじゃない　ひとこと言えば
　　　　　　　　　　　　いつでも彼女になってあげるのにぃ」

　　　と言ってくれています。

　　　そして２人で腕を組みながら駅まで大助を迎えに行きます。

　　　大助は東京駅に着き　ホームで耕作君を捜しています。

　　　そして大助は耕作君を見つけますが　なんとその横には

　　　ひばりくんが立っていて　大助はおどろいています。

　　　しかし大助は思いました。こんな可愛い子が耕作の彼女で

　　　あるはずがないと・・　疑いを持ち始める大助。大助は耕作君だけを

　　　呼び寄せ　本当に彼女なのかと詰め寄る。

　　　耕作君はあくまで彼女だと言い張る。

　　　それならあの彼女とはどこまでいったのかと聞く。

　　　Ａか！Ｂか！Ｃかぁ！！と。２０代後半以上の方は絶対知っている

　　　このＡＢＣ。Ａはキス　Ｂはキス＋イチャイチャ　Ｃはエッチですね。

　　　そして大助は耕作君に本当に彼女ならＡをしろと言い出しました。

　　　困った耕作君。しかし　そんなことを言っている大助は

　　　

　　　彼女がいるのか？

　　　耕作君はその事を大助に言うと　もちろん彼女はいると言った。

　　　それにＣまでいっているそうな。これにビックリの耕作君。

　　　しかしひばりくんはこう言った。

　　　「でもＣしなくても恋人は恋人。いつかするもんねっ」コケる耕作君。

　　　そして３人はイチャイチャカップルがいっぱいいる公園に来ました。

　　　大助はここでＡをしろと言い出しました。そして大助は消え

　　　耕作君とひばりくんだけになりベンチに座る。その様子を大助は

　　　こっそりと見ている。ひばりくんとＡをしたくない耕作君は

　　　困っています。

　　　そしてひばりくんに小声で大助に本当の彼女ならキスしろと

　　　言われていることをひばりくんに伝える。

　　　快くＯＫしてくれるひばりくんだがどうしてもキスできない耕作君。

　　　そこで耕作君はキスするふりだけしようと言い出します。

　　　そして耕作君の顔がひばりくんに近づく。

　　　目を閉じていた耕作君は目を開けると　涙をいっぱい溜めて

　　　すごく切ない表情のひばりくんいた。そしてひばりくんが言った

　　　　　「ごめん　ボクできない。そりゃボクおとこのこ
　　　　　　　　でもふりだけのキスなんてイヤ。キスは本気でしたいの」と

　　　耕作君に謝るひばりくん。そして見つめ合う２人。

　　　そんな場面の所に不良２人組が来て耕作君とひばりくんに

　　　声をかける。

　　　不良の一人がひばりくんに手をかけた。すると耕作君は怒り出し

　　　その不良にひばりくんにさわるなと怒鳴ってしまう。

　　　当然不良２人組は耕作君をボコボコにしてしまう。

　　　これに怒ったひばりくんはいつものパワーでその２人を

　　　めちゃくちゃにやっつけてしまった。逃げていく不良２人組。

　　　ひばりくんは身をもって助けてくれた耕作君に感激しています。

　　　汚れた耕作君の顔をハンカチでそっと拭いてくれるひばりくん

　　　そんなひばりくんの肩をそっと抱く耕作君。

　　　とてもいい雰囲気です。

　　　ここで出来事の一部始終を見ていた大助が出てきました。

　　　そしてこの２人を「ベストカップルだ」と言いました。

　　　しかし耕作君はやはり親友にウソは付けないと、本当のことを

　　　言ってしまいました。ひばりくんとは恋人ではない事を。

　　　大助も本当は彼女がいないことを言ってしまう。

　　　それに大助はこんな事も言った。ひばりくんは耕作君を愛している。

　　　だから大事にしてやってほしいと。大助はこう言い残し

　　　九州に帰って行きました。

☆　感想と見どころ　☆　

　　　今回の話は非常に良かったです。

　　　ひばりくんの可愛らしさがたくさん出ていました。

　　　　　　　

　　　それと今回の一番の見所は何と言っても

　　　ひばりくんの涙でしょう。普段は強気のひばりくんですが

　　　涙をいっぱい溜めた表情はほんとうに良いです。

　　　それから大助。最後は本当にカッコ良く決めてくれました。

　　　あとはＡＢＣがなつかしかったですね。

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　　ｍｏｃｃｈｉから・・・

　　　この回もですね、ストーリーにかなり気合いが入っています。

　　　原作より話がかなり濃くなっていますね。

　　　脚本担当の方が良い仕事をしています。

　　　プラス、作画（イコールひばりくんの顔）もとっても良いので

　　　トータルでも素晴らしい出来になった作品と言えるでしょう。　

　　　見所としては僕もまささんの書かれた部分と同じで、

　　　ひばりくんの涙と大助くんの以外な決めぶりです。

　　　原作を知っているだけにひばりくんが涙するシーンは衝撃でした。

　　　（例によって挿絵は自粛・・・スミマセンっ！）

　

　　

　　　さてこの勝負、最後はカケどうこうでは無くなったようです。

　　　耕作が「恋人同士じゃない」と言っていても、大助くんは二人の絆が

　　　実はとても深いことに気付きました。　そして２人を祝福し、

　　　そして、「心が洗われた」とも言っていました。　もちろん大助くん、

　　　九州弁・・各セリフがよけいに決まっちゃいますね♪　　

　　　

　　　以外な見所としてはつばめちゃんの表情が何げにカワイかったのと、

　　　冒頭のライバル対決の場面がとても面白かったことを挙げたいと

　　　思います(＾＾；　ＡＢＣ・・これも本当になつかしいです・・・

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　　　余談になりますが、僕が初めてアニメ版に遭遇したのは実はこの回

　　　でした。　以前書きましたが、仕事中にお客さんのクルマを

　　　移動していたところ、中の車載テレビに写っていたのでした。

　　　

　　　しかしこれは時間にして約十数秒・・しかも場面は耕作の

　　　回想シーン・・（挿絵でいうと２枚目の部分ですね）　一瞬で

　　　「ひばりくん」のアニメ版であることは理解できたのですが、

　　　頭はもう真っ白・・　意識が飛びました(笑)　これが長年夢見た

　　　「アニメ版」なのかと・・　そして再放送に気付かなかった事を

　　　大いに悔やみ、今まで見逃した分がどれくらいあるのだろう、と

　　　思わず青ざめました。　

　　　嬉しいやら悔しいやらで、その日は以後仕事どころでは

　　　ありませんでした(笑)

　　　この時はひばりくん（大空ひばり）は見れず、声も聞けませんでした。　

　　　ひばりくんに初めて会うのは次回の「海辺のパニック」の回と

　　　なるのでした・・・

　　　

　　　見逃したぶんはもう１０年は見られないな、と覚悟を

　　　決めました。　かなり本気で・・　全話見終わるころには４０代かも、と

　　　思うとホントに悲しくなりましたがそれでも待つつもりでした。

　　　

　　　それから数年が経ち・・・　とある思い付きから、多少のリスクを

　　　伴いつつでしたが、見逃したぶんをなんとか入手することが

　　　出来ました・・・(＾＾；