<あらすじ>
今回はつぐみさんのお話です。
つぐみさんは何か楽しげに家から出かけていった。
最近つぐみさんは ちょくちょくお弁当などを持って
出かけることが多くなったとひばりくんが言っている。
そこでひばりくんが気づいてしまった。
つぐみさんに新しい恋人が出来たことを。
その場にいたいばり父さんは慌ててつぐみさんを追いかけるが
もうタクシーに乗って行ってしまった。
それでもなお三輪車?に乗って追いかけようとするいばり父さんだが
当然間に合うわけが無い。そこでひばりくんと耕作君が
原付バイクに2人乗り(違反です!)で
好奇心たっぷりでつぐみさんを追いかけていった。
ひばりくんは追いかけている途中 あることを心配していた。
その心配とは つぐみさんの前の恋人のこと。
駆け落ちまで約束した仲だったが 結局すっぽかされて
しまったとゆう苦い経験がつぐみさんにはあった。
ひばりくんはまたこうゆう事になるのではないかと心配していた。
そしてつぐみさんは「日本映画株式会社 日映撮影所」とゆう所に
入っていった。この中に恋人が居るらしい。
ひばりくんと耕作君もこの中に入っていった。
この撮影所の中には きれいな女優さんがいっぱい居て
耕作君はデレデレしている。ひばりくんそこで一喝!!
「よだれ垂らして歩かないよーにっ!!」
そしてひばりくんと耕作君は つぐみさんを捜すため
撮影所の中を歩き回る。映画撮影中に入り込んでしまい
怒られたり 舞台セットの喫茶店を本物の喫茶店と勘違いして
無理矢理に開かない扉を開けようとして壊してしまったりと
撮影所をめちゃくちゃにしている。
一方 その頃つぐみさんは恋人と会っていた。
まだまだ下っ端の役者らしく パンダの着ぐるみを着ていた。
その着ぐるみを取れば なかなか二枚目の男だ。
名前は高倉裕次郎とゆう。この裕次郎にはある欠点があった。
ものすごく気が小さいため プレッシャーがかかると・・・。
つぐみさんは家に帰ってきて いばり父さんに相談をしていた。
それは裕次郎との結婚の事。しかしいばり父さんは
映画スターなどと結婚は絶対許さないと怒りまくっている。
この話を聞いていたつばめちゃん ひばりくん すずめちゃん
耕作君は4人束になっていばり父さんに猛抗議!
しかしいばり父さんは一歩も譲らない。
この激しい言い争いにつぐみさんは泣いてしまい 自分の部屋に
入ってしまった。
その頃 ある大物映画監督が新しい映画を作るとゆうことで
記者会見を行っていた。その新しい映画のタイトルは
日米合作SF大作「スペースウォーズ 白いワニの復讐」とゆう。
そしてその大物映画監督の名は
「スティーブン ルーカス コッポラJr」といい
どこかで聞いたことある名前だ。
その監督は新作映画の主人公「白いワニマン」を選出するため
オーディションを行っている。その中につぐみさんの恋人の
裕次郎もいる。何とか主役を取りたい裕次郎は必死でがんばるが
勢いあまり足をもつれさせ転んでしまい オーディションを
受けている人全員が将棋倒しになってしまった。
こんな大事な時に失敗をしてしまって気の小さい裕次郎は
とうとう最大の欠点を露出してしまった。
裕次郎はこうゆうプレッシャーがかかると 顔が変形してしまうのだ。 それもハンパじゃなく 元の顔の原型が解らなくなるほどに。
役者としては致命的な欠点だが コッポラJr監督は
このミラクルフェイスが非常に気に入ってしまったらしく
新作映画の主人公に選ばれた。
その日の夜 裕次郎は大空家に現れた。いばり父さんに
つぐみさんとの結婚を認めてもらうために。しかし
いばり父さんはここでも映画スターなどとの結婚は絶対に許さないと
言っている。この様子を立ち聞きしていた4人も話し合いに加わり
何とか結婚を認めさせようとがんばる。
映画スターはかっこいいとか 自分達も映画に出られるかもとか
父さんは西部劇が似合うとか言ってのせようとしている。
いばり父さんは西部劇が似合うとか言われて少し
いい気分になったのか自分が西部劇のヒーローになったことを
空想している。 しかし裕次郎には厳しい言葉で突き放し
絶対に結婚を認めない様子。
裕次郎は結婚を認めてもらえない悔しさで 酒を浴びるように飲み
泥酔してフラフラ街中を歩いたり チンピラにからまれて殴られたり
している。この様子を同じオーディションを受けていたライバル
江口ひさかずが見ていて 裕次郎のこの状態を写真に撮り
コッポラJr監督に送りつけた。この写真を見た監督と
マネージャーらしき人は裕次郎を注意する。
そして裕次郎が結婚をするとゆう噂を聞いた監督は 映画のイメージ
の為なのか 結婚はダメだとゆう。どうしても結婚するのなら
主役は降りてもらうと言い出した。
裕次郎は悩んだ末 映画の主役よりも
つぐみさんとの結婚の方を取った。
もう役者をやめて 実家のブドウ園を継ぐことに決め
つぐみさんもそこで一緒に暮らすと決めた。
そしてつぐみさんは裕次郎の両親に挨拶に行くため タクシーで
駅に向かった。その駅で裕次郎と落ち合う予定だとゆう。
つぐみさんが出かけていった後 大空家では夕食の準備が始まった。
するとサブさんが慌てて 夕刊を持って走ってきた。
その夕刊にはなんと! 役者をやめたはずの裕次郎が
コッポラJr監督と一緒に写った写真が掲載されていた。
その記事には 裕次郎はコッポラJr監督に身柄を預け
10年間恋愛、結婚はしないと宣言したと書いてあった。
とゆうことはつぐみさん また恋人にすっぽかされてしまったと
ゆうことになる。
ひばりくんは当然怒り つぐみさんを慕うサブさんも怒った。
新作映画 白いワニの復讐の撮影は始まり 裕次郎は
白いワニマンとしてがんばっていた。ひばりくんとサブさんは
その映画の撮影中に入り込み裕次郎に制裁を加えることになり
まずサブさんが刀で裕次郎を追いかけ回し ひばりくんが思いっきり
平手打ち!!
コッポラJr監督はひばりくんとサブさんを気に入ってしまい
映画の主役になって欲しいと追いかけ回されるが
何とか逃げてきた。
そして大空家ではつぐみさんとサブさんが
いい雰囲気でしゃべっている。
サブさんはつぐみさんへの慰めの言葉なのか
「いつか本物の男が現れますよ。このサブが保証しやす」
と語っている。
つぐみさんはまだサブさんに愛されていることに気付いていない。
しかし ひばりくんはサブさんの気持ちを知っている。
このじれったいサブさんのために ひばりくんは屋根上から
つぐみさんの目の前に毛虫を糸で垂らして驚かせ つぐみさんを
サブさんに抱きつかせた。
なかなか粋なことするね ひばりくん♪
☆ 感想と見どころ ☆
この回はひばりくんの活躍が多く 結構楽しめました。
それにしても 映画のタイトル
「スペースウォーズ 白いワニの復讐」には
笑わせてもらいました。監督の名前も
「スティーブン ルーカス コッポラJr」と
なにかどこかで聞いた事のあるような名前で笑えました。
それと 今回もつぐみさんが恋人にすっぽかされる
話で ちょっと可哀想でしたね。もうつぐみさんの
さみしい表情は見たくないなとゆうのが僕の感想です。
mocchiから・・・ 今回もつぐみさんにとって「悲恋の物語」になってしまいましたね。
前回のロミオとジュリエットのは原作にもあったのですが、
今度は完全オリジナルのお話。35話のアニメのなかで、
2度もつぐみさんを悲しませる必要があったのかどうか、
どういう意図で今回の話が出来たのか、ちょっと不思議にも
感じたりしますが・・
さておき・・・前回はとにかく駆け落ちをしよう!という
ストーリーでしたが、今回はもう少し現実的で、役者をやめて
稼業のぶどう園を継ぐというところまで話が進み、つぐみさんも
「一緒になってぶどう園を手伝う」と決めました。 それなのに・・
そういえばつぐみさんにとっては、文太が初恋の相手
だったはず・・すると裕次郎に対しては2回目のようで・・
まったく、男にはひどい目に遭いっぱなしと
いうことになりますね。まあ次こそはサブさんと・・ということに
なりそうですが♪ ただ・・今回いばりさんが、
「相手はもう決めてある!」と言っていました。
う〜ん・・ やっぱり、まだ道は険しいかも・・(^^;
あと、今回はシリアスな内容に合わせてか、作画は
すんごく気合いが入れられていたように思います。特につぐみさん、
こんなにキレイに描かれているのはアニメとしては
「今回限り」かもしれません! そんな場面を挿絵としても選んでみた
つもりです。また夕焼けの中の港など、背景もとても美しいです☆
ひばりくんも原作に忠実ないわゆる「標準顔」で違和感なく
楽しめます♪
おっと・・そういえば裕次郎や人気俳優の江口ひさかず、
コッポラJr監督の顔は描いてませんでしたね・・(^^;
裕次郎は細顔の二枚目なのですがやはり気の弱そうな表情を
しています。そして変身後?はヒョウタンみたいな顔になります(笑)
江口ひさかずは目元のぱっちりした、ガッチリタイプの色黒オトコと
いった感じ、コッポラ監督はちょっと太めで口ヒゲを多くたくわえ、
茶色のサングラスをかけて意外と日本人的な顔立ちです。
この監督、気難しいところもありますが、感極まると
「ワンダフル!」を連発しながら空中を羽ばたくという、
なかなか面白い人です・・(笑)
あとは・・・細かい部分で、つぐみさんが裕次郎の両親に
挨拶に行った日、ひばりくん、つばめちゃん、すずめちゃん、そして
耕作くんの4人で夕食の準備をする場面なのですが、
台所には「夕食の献立」と書かれた小さなボードがありました。
よく見ると <さんまの塩焼き> <なすの田楽> <あげだし>
<栗おこわ> <しめじおろし> と書いてあります。
純和風ですが、なんかすごく美味しそうですね♪
これはつぐみさんが書いていったんでしょうか・・4人には
おそらく考えつかないようなメニューなので、多分つぐみさんが
書いたものなのでしょうね。 何気ないところにもつぐみさんの
気配りみたいなものが表現されているなぁ・・と思いました。
さて、今回もひばりくんで締めましょう。
ラストで撮影現場に乗り込み、裕次郎をこらしめるサブさんとひばりくん。
サブさんはいつも通りでスーツに日本刀という、SFのセットに
全く似合わない格好です。
(コッポラ監督は「新しいSFコメディだ!」などと喜んでいますが)
そしてプリンセスの衣装をまとったひばりくん、ほとんどメタルで出来た
下着!といった感じでまたまた魅力全開です(^^;
腰から下だけベールで覆われているのですが前と後の2枚に
分かれていて両サイドには何も無く、よけいにHな感じを高めて
いるような・・(^^; しかも走ったり跳んだりしたときに
完全にめくれているのですが・・(大汗)
そして許せないのが裕次郎、許してもらおうと
そんな格好のひばりくんにすがりつきます。(なんて羨ましい!)
ただ、その直後に・・・大ビンタを食らうんですけど・・・
今回のオマケ♪いばりさんが西部劇の空想を している時に登場します。 それを見たいばりさん 「ひばり〜 ヘンタイ〜」と叫んだあと 白いワニに撃たれました(^^; 今回の評価
ひばりの!次回予告☆ ちょっと父さん、どういうことっ! このアルバム、ほかの女性(ひと)の写真はあるのに 母さんの写真が一枚も無いじゃない!! サイテーだよっ! 見損なったよっ・・・ ・・いったいどんなわけが あるっていうのよ・・? これじゃ・・母さんが可哀相だよっ! 次回 「ストップ!!ひばりくん!」 第17話 「マル秘父さんのロマンアルバム!」 お楽しみに・・☆ |