＜あらすじ＞
耕作君といばり父さんは女子プロレスを観戦しに来ている。
いばり父さんが女子プロレスラーのパンサー横畑のファンで
プロレスを観戦しに来ているというよりも パンサー横畑を
見に来ている感じだ。
ちなみにパンサー横畑は元アイドル歌手で その後
プロレスラーに転身したかなりの美人。
このプロレス観戦は家族には内緒のようで 家の者（特にひばりくん）
に付けられていないかといばり父さんは心配している。
そんな時 いばり父さんの前に２人の若い男が声をかけてきた。
この２人 パンサー横畑の試合中に見えてしまった胸の写真を
持っており それをいばり父さんに売りさばこうとしている。
当然その写真が欲しいいばり父さんは買おうとしているが
その時 耕作君に声をかける人がいた。
それはなんと ひばりくんだった！やはりひばりくんはこの２人の後を
付けて来ていたのだ。自分を置いて
２人でプロレス観戦しに来ている事に怒っている。
そして試合は始まり会場は異様な熱気に包まれている。
そんな雰囲気にのまれて耕作君はすごい勢いで応援している。
ひばりくんはそんな耕作君を冷やかしているが、
いばり父さんがその場にいないことに気付いた。
その頃いばり父さんはプロレスラーの控え室あたりを
ウロウロしていた。
そしてパンサー横畑の控え室前でカメラを持って
覗いているヤツを見つけた。
さっきいばり父さんにパンサー横畑の胸の写真を売ろうとしていた
２人組だ。いばり父さんはその２人を注意すると思いきや
一緒になって覗いている始末。そこにプロレス関係者が
近づいてきた。 この人、大日本女子プロレス営業本部長の
「珍間おかし」と言う人物だ。
いばり父さんはさっと身を引き知らぬふり。さっきの２人は
覗きがバレる。 すると２人は逆上し、珍間さんに襲いかかる。
いばり父さんも襲われそうになり危険な状態。すると
そこにひばりくんと耕作君が現れた。いなくなったいばり父さんを
探しに来ていたのだ。ひばりくんは珍間さんと
いばり父さんに襲いかかる２人を次々に倒し一言
 「プロレスはリングの上でやるようにっ」。
助けられた珍間さんはひばりくんの強さにおどろき女子プロレスに
入門することを勧めた。 パンサー横畑も先ほどのひばりくんと
２人組の乱闘を目の当たりにしており、プロレスに入門することを
勧めた。
迷っているひばりくんを珍間さんがプロレス入門テスト生の 練習場所に案内する。そこでひばりくんは色々説明を受けているが
耕作君がある一点を見つめていることに気づいた。
ひばりくんが何を見つめているのか聞くと 耕作君は指をさした。
そこにはなんと理絵ちゃんがいた。理絵ちゃんはプロレスの
入門テストを受けていたのだ。
あの可憐な理絵ちゃんがプロレスの入門テストを受けているなんて
耕作君には信じられなかった。
一方その頃 会場ではパンサー横畑の白熱した試合が 行われていた。
そしてパンサー横畑の勝利で全試合が終了した。
会場近くの喫茶店で３人は一休みしていた。するとそこへ
理絵ちゃんが現れた。理絵ちゃんの座った席に耕作君が近寄り
翌日 校舎の屋上で耕作君が椎名に文句を付けていた。
椎名が理絵ちゃんをフッたから女子プロレスなんかに入門してしまっ
たのだと。 当然椎名は オレには関係ないと言い返す。
そうこうしている内にひばりくんが理絵ちゃんを連れてきた。
理絵ちゃんは耕作君に昨日突然帰ってしまったことを謝っている。
当然そんなことは怒っていない耕作君は
理絵ちゃんの力になりたいと言い出した。 そんな理絵ちゃんは
さびしげに 椎名君のことを忘れようとしてあんな無茶なことを
しているんじゃない、自分の限界に挑戦してみたいだけ、と・・・
しかし理絵ちゃんの目には涙が・・
その晩 耕作君はトレーニングウエアに着替え
理絵ちゃんのトレーニングに付き合うつもりでいた。
そこにひばりくん なぜか耕作君の部屋のクローゼットから出てきた。
そんな格好してどこへ行くの？ と耕作君に問いつめた。
耕作君、ちょっとジョギングになどと言うのだが ひばりくん、 理絵ちゃんに会いに行くことなどお見通しだった。
ひばりくんは女子プロレスの二次テストを受けることに決めた。
耕作君は大反対。しかしひばりくんの意志は固かった。
そしてひばりくんは 大空組の組員相手に 自己流のトレーニングを始める。
一方 理絵ちゃんも耕作君と合流し、トレーニングを続けていた。
そして理絵ちゃんをコテンパンに
やっつけるつもりだろう！と言い出した。そこでひばりくんが
「して、その心は？」と問うと
耕作君「やきもちをやいて・・・」 するとひばりくん
「ひっ ひどい ボクそんないじわるな子じゃないよっ」と叫ぶ。
耕作君は謝るがひばりくん 「本当はそーなの」とほほ笑んだ。
そしてとうとう二次テストの日がやってきた。
まず体力テストから始まった。腕立て伏せ そして俗に言う
空気椅子（いす）。
理絵ちゃんはとても苦しそうだ。ひばりくんは案外涼しい顔。
 しかし理絵ちゃんはひばりくんには絶対負けたくないと
歯を食いしばる。
そして最後まで残った２人はいよいよリングの上でスパーリングだ。
不敵な笑みを浮かべるひばりくん 理絵ちゃんはひばりくんの迫力に
押され気味だ。そしてスパーリングが始まった！
ひばりくん 理絵ちゃんの後ろに回って羽交い締め その後
６発の張り手！！思わず耕作君「やりすぎだ！」と
止めに入ろうとするがひばりくん軽くウインク ひばりくんには
何か思惑があるようだ。
そして理絵ちゃん ６発の張り手で火が付いた！
理絵ちゃんはひばりくんを思いっきり跳び蹴りし リングに
たたき付けられたひばりくん その後とうとう理絵ちゃんに
負けてしまった。
全力を使い果たした理絵ちゃんはリング上で倒れそうになる。
そこに現れたのは椎名。理絵ちゃんを抱きかかえる。
そして椎名が言った。ここにオレを呼んだのはひばり。そして理絵の
ファイトを燃え上がらせるために やる気もないのにテストを
受けたんだ と。
やはりひばりくんには勝てないと悟った理絵ちゃん プロレスを
やめる決心がついた。 しかし理絵ちゃんは晴れ晴れとした表情だ。
その後、ひばりくんと耕作君は喫茶店でお茶を飲んでいた。
そしてひばりくんは理絵ちゃんのためにわざと負けたことを
耕作君に話す。 それで理絵ちゃんと椎名がくっついてくれれば
耕作は絶望だね、とひばりくんはとっても楽しそうだ。
そこに椎名が現れた。理絵ちゃんと一緒に帰らなかったのかと
ひばりくんが問うが 理絵ちゃんは先に帰ったとのこと。
そこで椎名は ひばりくんを強引に誘うが 思いっきり
投げ飛ばされてしまった。
チャンピオンひばりくん！！
 ☆ 感想と見どころ ☆
第２１話はストーリーも良かったのですが
何と言っても作画が素晴らしいのです。
本当に個人的な意見ですが 全３５話中で一番だと思っています。
ひばりくんの一つ一つの表情がほんとうにかわいく描けています。
それから ひばりくんと理絵ちゃんのスパーリングは見物です。
本気で怒った理絵ちゃんの表情は迫力ありました。
それと ひばりくんが理絵ちゃんに跳び蹴りされた時 また
技をかけられているときの苦痛の表情など いつも強くたくましい
ひばりくんが見せたことのない顔で 少し珍しい感じがしました。
ｍｏｃｃｈｉから・・・ 今回のお話は久しぶりにひばりくんと耕作君、理絵ちゃんに椎名の
コンガラ四つ巴のお話でもありました。 ４人おのおのの思惑が
的確に表現されている気がします。
う〜ん青春の１ページやな〜・・といった感じですね♪
にしても、なぜにプロレス？と再放送を見た時、真っ先に思ったものです。
いばり父さんと女子プロレスの取り合わせっていのもちょっと
違和感ありますし、理絵ちゃんにしても若干無理があるような・・(＾＾；
ひょっとしてＴＶ放映されていた８０年代初頭、女子プロレスが
ブレイクしていたんだろうか、そうだとすればその影響か？ と勝手に
結論づけましたが、調べてみる価値はありそうですね。
さて、それはさておき今回、さすがにプロレスだけあって迫力は
抜群です！ ひばりくんと理絵ちゃんの対決シーンは
絶品と言って良いでしょう！ ・・・当然、このシーンは挿絵に
したい気持ちもあったのですが、あえて省かせてもらいました。
ぜひ本物で楽しんでみて欲しいです。
そして何と言っても今回は作画です。まささんは作画に関して
この回が一番だということですが、僕もそのご意見に賛成なんです。
原作の絵の雰囲気も、しっかりと受け継がれています♪
今回のオマケは２枚です・・♪
耕作君と理絵ちゃんの仲も多少の進展が
見られたようですが・・(＾＾；
２枚目はタイトル画面です。いつも大体こんな感じの字で
タイトルが載ります。フリガナもちゃんと入れられています。
今回の評価
ひばりの！次回予告☆ 女生徒の憧れのマト、鳳ジュン先輩。 カッコ良くてしかもスポーツは・・なんと バレー部のキャプテン！ 女心をくすぐるタイプだよね♪ ・・ところが鳳さん、バレーをやめて 学校も辞めるって言って・・・ 一体どうしてなのっ？ 次回 「ストップ！！ひばりくん！」 第22話 「うるわし！学園タカラズカ」 お楽しみに♪     |
