22  うるわし!学園タカラズカ




   <あらすじ





   さあ 今回は若葉学園のスター 鳳(おおとり)ジュンさまのお話。

   若葉学園男子の一番人気はもちろんひばりくん。


   女子の一番人気はあの本田君・・・ではなく 女子バレーボール部の



   キャプテン鳳ジュンおねえさまなのである。



   大空家ではいつもの朝が始まっていた。政二がもの凄い顔で



   耕作君を起こしに行く。 政二は自分の顔を見ておどろく耕作君を



   毎朝楽しみにしているようだが


   耕作君もそうそう毎朝おどろかされてはかなわないと 



   ある対策をしていた。


   そして政二が起こしにきた。すかさず耕作君 大きな鏡を出した。


   政二はその鏡に映った自分の顔におどろき失神。してやったりと



   耕作君は満足げ。しかし隣の部屋からひばりくんが顔を出し 



   耕作君にブラジャーのホックを留めて欲しいと色っぽく迫ると



   耕作君は失神してしまった。



   そしてひばりくんと耕作君は学校へ登校するが 



   本日少々遅れ気味なようでバスで学校へ向かった。



   やはり朝のバスは混み合っており 耕作君にべたっと寄り添える



   ひばりくんは楽しそうだ。そんな時 ひばりくんは


   誰かにお尻を触られていることに気づく。最初 耕作君に触られて



   いると思ったひばりくんは顔を赤らめ 恥ずかしがりながらもちょっと



   喜んでいる様子。


   しかし 触っているのが耕作君ではないことがわかり少し緊張。



   だがその手は依然ひばりくんのお尻をなで回している。



   その時 ある人がその痴漢の手をつかみ注意した。



   そのある人とは鳳ジュンさま。そして ひばりくんのお尻を


   触っていたのはなんと梶キャプテンだった。ジュンさまは



   梶キャプテンをきつく叱り 車外へ放り出してしまった。






   そして授業時間。岩咲先生の国語の時間だが 誰も聞いていない。


   椎名は早弁。ひばりくんはウォークマン。耕作君の前に座っている



   女子はノートいっぱいにジュンさまの名前を書き出している。


   放課後 ジュンさまの周りにはたくさんの女子が群がっていた。


   少々困り顔のジュンさまだ。そして女子バレー部の練習が始まった。


   宿敵黒バラ学園との対抗戦が迫っており ジュンさまによる厳しい


   練習が続いていた。その様子を見ていたひばりくんの元へボールが


   飛んできた。そのボールを返そうとしたひばりくんは思いっきり


   レシーブする。するとその球は体育館の床を突き破った。


   その強烈なパワーのレシーブにジュンさまは驚く。そしてひばりくんに


   バレー部への入部を勧める。もちろんひばりくんは断るが 



   ジュンさまは黒バラ学園との試合に勝つためにひばりくんが



   絶対に欲しいようだ。



   そして場面はジュンさまの家。


   ジュンさまは自分の部屋でひばりくんの事を悩んでいた。


   するとタカラズカかぶれの母親がやってきた。


   この母親 相当タカラズカ好きで男役のレッドバトラーに成りきっており


   かなりの変わり者だが 自分の娘が何か悩んでいる様子に気づき


   一応心配している。そしてジュンさまの兄たちも心配して



   様子を見に来たがこの兄達も相当変わっている。



   この母親と兄たちの変態ぶりがジュンさまの悩みの一つのようだ。


   ジュンさまはこの母親と兄たちを自分の部屋から追い出し


   再びひばりくんについての考え事を始めた。ひばりくんをどうすれば




入部させることができるかが



悩みの種のようだが どうも



それだけではないようだ。



ジュンさまはひばりくんのことが



好きになってしまったようだ。



   翌日 ボクシング部の練習場で耕作君と椎名が練習試合をしていた。


   耕作君もボクシングを始めて半年たち少しずつ腕を上げてきている。


   耕作君が強くなっていく様子をひばりくんはよろこんでいる。


   この様子を部室の外からのぞいていたジュンさまだが どうしても


   ひばりくんを入部させたいのか こんな独り言を言っていた。
      

       「大空ひばり ボクシング部のマネージャーなんて



         やってるタマじゃない・・・
  

          大空を舞うひばり つかまえるのはこの私・・・」


   このタカラズカ的な言い回し 多分に母親の影響が出てしまっている。




   そしてバレー部の練習を始めようと体育館に戻ろうとしたその時


   なんとジュンさまの変態兄たちが学校に現れた。


   バレー部員やひばりくんに自分の変態兄達を見られてしまった



   ジュンさまはショックのあまり姿を消してしまった。


   数日後 あいかわらずジュンさまは学校を休んだままだった。


   心配になったひばりくんはジュンさまの家に乗り込んだ。







   聞けば ジュンさまはもう学校もやめるなどと言っている。


   このあまりに弱気な発言にひばりくんは怒り 黒バラ学園との


   試合は自分が出ると言い残し ジュンさまの家を後にした。



 そして試合当日。


   ジュンさまがいないので部員達は相当弱気になっているが 


      「いつまでも甘えてんじゃないよ!!
       

          ジュンさんがいなくても勝てるよ 勝つんだよ!!」


   ひばりくんが部員達に一喝した。







   何とかやる気を出した部員達とひばりくんの活躍で 試合は


   いいところまで進んだ。しかし部員の1人が 相手のボールの


   直撃にあい 脳しんとうを起こし倒れてしまった。


   その時 あのジュンさまが現れた。くだらないことで悩んでいた自分を


   反省して試合に出場したのだ。ジュンさまの活躍 



   ひばりくんの活躍 部員の活躍 そして大空家全員と鳳家の



   応援のおかげで若葉学園は勝利を収めた!!







 ☆ 感想と見どころ ☆ 



  

   バレーをやるひばりくんはすごくかっこ良かったです。


   ある意味 ジュンさまよりキャプテンらしい所があり


   ひばりくんのかっこよさを再認識しました。


   それから この第22話のラストシーンが印象的でした。


   出演者全員がタカラズカの舞台に立ち タカラズカの衣装を着て


     「それではみなさん ごきげんよう〜
       これでおしまいさようなら〜
         これでおしまいさようなら〜 
                 学園タカラズカ〜」


   と全員で歌いながら終わるのですが ある意味 



   本当の最終回よりも最終回っぽく 勘違いしそうな感じです。



  



  mocchiから・・・



   今回に限ってというわけでも無いのですが、

   ジュンさまの登場する「学園タカラズカ」、原作と大きく

   違うストーリー展開になっています。

   もちろん原作とアニメ版、それぞれに違った良さがありますので

   僕が思うに2倍楽しめ、お得なのではと思いますが・・(^^;



   まず、アニメ版に関しては「鳳ジュンの心の成長」というのが

   メインテーマになっていた様ですね。 ジュンがコンプレックスを

   見事に跳ね飛ばしたこと、そして今まで好きではなかった両親や

   兄弟に、心から感謝できるようになったこと・・

   また、ひばりくんは落ちこむジュンに対して「意気地なし!」と

   あえてきついことを言うのですが、それもジュンに

   立ち直ってほしい一心からのことで、う〜んいい話だな〜って

   思います。



   このストーリーに持って行くためでしょうか、ジュンは

   原作よりもかなり繊細な雰囲気でした。

   「学校も辞める・・バレーもやめる・・もうどうでもいい」と

   ジュンが話す場面では僕も、どうしてそこまで!?と

   思ったものです・・(^^; あの時ひばりくんがジュンの家に行かなかったら

   彼女は退学してたかもしれませんね。

   また、同じ理由ででしょうか、声に関してジュンの場合

   どうしても大人っぽい声を想像してしまうのですが、実際はちょっと

   か弱く、カワイイ感じの声でした。 

   この声はでも、個人的には好きです。



   それ以外でちょっとした見所としては・・ そう、耕作君も

   椎名を初めてリングでノックアウトする、という成長を成し遂げて

   いたのですが、あまりにも地味なシーンのため 

   この場面が自分も含め、人々の記憶に残ることはあまり無いでしょう。

   この地味さ加減が良くも悪くも耕作君です・・(^^;



   と、このように今回の話は多分に教育的な意味合いのある

   ストーリーですが、これはこれですごく好きです。

   ラストシーンも非常に凝ってましたし・・ まささんも感想で

   書かれているこのラスト、確かに最終回と勘違いしそうで

   ある意味、危険な映像です(笑)

   例えば話数に関する情報を持たず、何気なく再放送を

   見ている人にとっては本当に「最終話」に見えてしまうでしょう。

   何しろ「これでおしまいさようなら〜」ですから・・(^^;

   またそれっぽい雰囲気のBGMもまた、勘違いを助長します。



   前にも書きましたが僕は以前、再放送を見ていて見事に

   このパターンにはまってしまい、実際かなり

   危うい(23話以降を見落とす)ところでした・・(苦笑)

   また、このストーリーが最終回としてふさわしいといえるほど劇的で

   魅力的であったのも、勘違いの原因の1つだったのかも

   しれませんね・・・♪



   そして、原作についてもぜひ・・!

   原作のほうは「学園タカラズカ」と「回転禁止の青春さ」

   なのですが、こちらはひばりくんの魅力を十二分に

   感じさせてくれるこれまた貴重な回だと思っています。



   江口先生らしい「線にこだわり抜いた」絵の品質に

   圧倒されるのはもちろん、いつにも増してひばりくんが

   可愛く描かれているような気もします 絵以外にもひばりくんの

   セリフの一つ一つが非常に魅力的でとても感心したものです。



   また、こちらのジュンさまはパワフルで必殺ワザ「恐怖のイナズマサーブ」

   が敗れてからもその後、さらなるアタック(*)を続けてきます。

   (*この部分はコミックには載りませんでした)

   そしてなんと、ひばりくんを負かしてしまう!?という未確認のエピソードも

   後に控えていたようなのですが、こちらはジャンプにさえ載らなかった

   幻のストーリーとなっています。 なかなか奥が深いですね・・

   

   ・・原作についての魅力を語り出すと、きりが無くなるので、

   またぜひ機会を設けて考察してみたいです。



   



<今回のオマケ>

意外や、この回の冒頭はこんな場面から始まります・・☆



今回の評価


 パラレルストーリー 度!  ☆☆☆☆☆



ひばりの!次回予告☆




 前から思ってはいたんだけど


やっぱりウチって家計が苦しいみたい。


だって悪いことは出来ない


まっとうなヤクザ屋さんなんだもん♪


でも、なんとかしなきゃ・・すずめちゃんの為にも!


そこで、ボクがプロデュース!


コンサルタントまで呼んで新商売を考えた


その名も「倶利伽羅探偵社」!!



次回 「ストップ!!ひばりくん!」 第23話 


「本日開店!くりから探偵物語」 お楽しみに・・!






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