<あらすじ>
今回はお正月特別バージョン
「ストップ!!ひばりくん!平安時代編」です。
庭に桜が満開の大きなお屋敷 中には大勢の美女達がいる。
そして奥からスルリと姿を現したのは光源氏に扮した耕作君。
いつもよりキリッとした表情で美女達にモテモテだ。そして
どの美女と遊ぼうかと思っていたところに
ひばり姫登場。美女達に目移りしていた耕作君にひばり姫は
ヤキモチを焼いているようで怖い顔をして耕作君を
追いかけ回している。
そこで耕作君の目が覚めた。そう これはいつもの夢の中の
お話だったのだ。
目が覚めたと言うことは当然目の前には政二がいる。
そしてまた驚く耕作君。
ここまではいつものパターンなのだが ここからがいつもと違っていた。
起こしに来た政二の服が平安時代の着物になっていた・・・。
時は平安時代 しかし耕作君は信じられない様子で
まだ夢の続きだと思っている。
そこで耕作君は政二に殴って欲しいと頼み 政二は思いっきり殴った。
それでも目が覚めない。本当に平安時代に来てしまったのだ。
今日は街で市(いち)が立つ日のようで ひばり姫とつばめ姫
そして耕作君の3人で遊びに行くことになった。
そして出かけようとしたとき もの凄い土ぼこりを上げながら
何かが近づいてきた。
それは暴れ牛に乗った椎名だった。
この暴れ牛は「ナナハン」という名前が付いているようで
どうもバイクの代わりのようだ。
椎名はいつものようにひばり姫をデートに誘うが答えはNO。
ひばり姫は闘牛士に変身し 椎名と暴れ牛を追い払った。
そのあと3人は市に出かけた。楽しく買い物をしていると
着物に「YOUNG」と書いてある男にあった。そう
梶先輩 いや梶の中将だ。この梶の中将 いつものように
つばめ姫にすり寄っていくがあっさり交わされた。
そんな時。にわかに空が曇り出し 真っ黒な雲で覆われ
激しい稲妻が光り出した。これはただ事ではない。町人は
パニック状態で逃げ回っている。
その町人の中には理絵ちゃんがいた。
理絵ちゃんは「鬼が 鬼が」と震えている。街のはずれのらっきょう門に
鬼が住んでいると言う噂があったようなのだが
どうやらその噂は本当のようだ。
その鬼を退治するためにお上が立ち上がった。指揮をとるのは
天地先生 いや太政(だじょう)大臣の天地伍郎だ。
その天地太政大臣は 鬼を捕まえた人には誰とでもキッスが出来る
「キッス回数券」をご褒美にくれると言っている。人々はこれを目当てに
奮起する。 当然ひばり姫もノリノリ!!
町の人々は鬼が住んでいるというらっきょう門に向かった。
そして鬼登場。少々間の抜けた顔の鬼だがやはり怖い。
その鬼の迫力に負け逃げ出そうとする待ち人に鬼が一言言った。
「ともだち・・・ 待って・・・」
どうやらこの鬼 人に危害を加えるような悪い鬼ではなさそうだ。
しかし天地太政大臣はお構いなしに攻撃を続けた。
そして砲筒隊のヤックンが放った殺虫剤爆弾の煙を浴びた
鬼は見る見るうちに小さくなってしまった。
尚も攻撃を続けようとする天地太政大臣の前にひばり姫が
立ちはだかった。ひばり姫は気づいたようだ この鬼が
悪い鬼ではないことを。
小さくなってしまった鬼はスキを見て脱出に成功した。
そしてこの鬼は運良くひばり姫のお屋敷にたどり着くことが出来た。
屋敷にはすずめ姫がいた。すずめ姫は鬼に気づき近寄る。
この鬼はただ友達が欲しかっただけで寂しがりやの鬼なのだ。
その鬼の気持ちがわかっているかようなすずめ姫。
鬼が人差し指を出した。
すずめ姫も人差し指を出し
くっつけた。指をくっつければ
友達になると言うことらしい。
そして大空家全員と
指を合わせ
みんなと仲良くなった。 |
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一時は楽しそうにしていた鬼だったが
急に寂しそうな顔になってしまった。
鬼は自分の家に帰りたいと言い出したのだ。そして指さしたのは
夜空の星。この鬼 実は宇宙人だったのだ。自分が乗ってきたUFOの
場所が解らなくなってしまったらしい。
大空家のみんなが困っていたそんな時 天地太政大臣が
鬼を追って来たという情報が!
いばり大殿が天地太政大臣を引き止めている間に
裏口から牛車(ぎっしゃ)に鬼を乗せた。ひばり姫 耕作君 政二が
牛車を引っぱる。 しかし天地太政大臣に見つかってしまい
もうだめかと思ったその時
牛車が空に浮かび上がった! もちろん鬼の超能力のおかげだ。
これで何とか追っ手から逃げることが出来たのだが 今度は
まぶしい白い光に包まれる。その光はUFOだった。
そう この鬼の親が迎えに来たのだ。
そして鬼は「Be good you friend!」と言い残し
去っていった。 これは夢か幻か?
☆ 感想と見どころ ☆
今回のお話は「特別編」ということで ものすごく
現実離れしたお話でしたが 内容はすごくよかったです。
着物姿のひばりくんやつばめちゃんは
とても可愛い感じで良かったです。
そして今回のお話の後半はひばりくん放送当時の大ヒット映画
「E.T]のパロディになっていました。さすがにここら辺は
時代を感じてしまいました。
☆CNK外来患者さんから・・☆
CNK外来患者さんご提供のEDクレジットです。 (敬称略)
脚本:戸田博史 (前回 柳川茂)
声の出演 大空ひばり: 間嶋里美 坂本耕作: 古谷徹,
大空いばり: 八奈見乗児 大空つぐみ: 平野文,
大空つばめ: 色川京子 大空すずめ: 鈴木富子
若者頭サブ: 若本紀昭 子分政二: 西尾徳
椎名: 森功至 梶: 塩屋浩三
理絵: 鶴ひろみ 天地先生: 田中秀幸
鬼: 小滝進
協力 青二プロ
原画: 梶島正樹 井上俊之
動画: 大野嘉代子 鈴木晴美 高間順子 倉林紀子
背景: 峰村るみ子 伊藤豊
仕上: 小椋正豊 安永陽子 森田幸広
特殊効果: 岡田良明
撮影: 佐藤隆郎
編集: 吉川泰弘(タバック)
録音: 池上信照(タバック)
音響効果: 原田千昭
選曲: 白井多美雄
オーディオディレクター: 本田保則
演出助手: 堀川和政
製作進行: 鈴木元
現像: 東映化学
美術: 窪田忠雄
作画監督: 今沢恵子
演出: 池田裕之
mocchiから・・・
今回は、いきなり訂正からです・・
理恵ちゃんの登場についてですが、この32話にもちゃんと
出てきますね・・前回、嘘を書いてしまいました(^^;
さて今回は、非常に「春」を感じさせる回ですね〜
ちょうどDVD「コレクション2」も発売ということで、
この32話、春めいた気分で気持ち良く見られる皆様が
多いのではないでしょうか?
今回もひばりくんの懐の深さに感激しました。
いきなり現れた恐そうな宇宙人に悪意がないことを見抜き、
「そおゆう偏見は良くないっ」と皆の前に立ちはだかったひばりくん。
すずめちゃん達、大空家の人達も同様にE.Tを自然に
受け入れていました。・・なかなか出来ることではありませんよね。
ひばりくん、大空家のみんなはやっぱり最高です♪
この回を今あらためて見て、ふと思いました。
東映(スタッフ)さんはひばりくんの「劇場版」を
作りたかったのではないかと・・
見れば見るほどその要素が多い気がします。
まずこの特殊な設定、そして作画が全くと言って良いほど
破綻を感じさせず、劇場版にふさわしい品質といえると思います。
一般的に、TVアニメと劇場版では絵柄が異なることが多いですが、
この32話も作画に独特の雰囲気がありまして・・
(まささんも書かれているように、ひばりくんはもちろん、つばめちゃんがまた良いです。
着物姿のひばり姫もドキドキするほど可愛いですが、これまた可愛い闘牛士に
変身するシーンなどは、思わずめまいが・・(汗))
また、今までの回に登場してきたキャラが総出演と言って良いほど
たくさん出てきたり、ラストシーンの盛り上げ方、そしてBGMも
この回でしか聞けないものが用意されており・・
時間こそ30分に満たないものですが、内容的は劇場版のそれと
全く変わらないのではないかと思います。
ちなみに今回の舞台は江戸ではなく関西、「京の都」という
設定になっています。 これも面白いですね☆
僕の住んでる場所から非常に
近いこともあり、個人的に親近感があったりもします(^^;
ラスト付近では空に浮かぶシーンがありますが、
本当に気持ち良さそうでした。
僕もこの場に居たかったですね・・夢でも良いですから・・(^^;
さて話は変わりまして・・この「アニメ版各話紹介」も
残すところ、あとわずかとなりました。
このようなコンテンツは長期計画ということもあって、
最後までやり遂げるのがなかなか難しいと言えるのですが
ここにきて完結の目処が見えてまいりました。
非常にお忙しい合間を縫って、あらすじと感想を書いておられる
まささんには今一度、深く感謝したいと思っております。
このコンテンツは、まず発案そのものがまささんによるものであり、
まささんが大空恋慕にいらっしゃらなければ
存在していませんでした。
また、その後CNK外来患者さんにも手伝っていただけることになり、
大空恋慕のなかでも屈指のコンテンツに成長しました。
残り数話も、全力で取り組んでまいります。
皆様、あとしばらくお付き合い下さいませ・・☆
今回の評価
ひばりの!次回予告☆
さてさて、次回はなんと!
ボクと耕作のからだが入れ替わっちゃうっていう
お話なんだ。でも一体、どうしてこんな事に・・
・・多分ね、これはもう、ボクと耕作が
・・・・ってことなんだよ。
ねっ耕作っ、そう思わな〜い?
耕作: そんなのん気なこと言ってるバヤイじゃないよ、ひぶゎりくんっ!
ところで君と僕が・・・・って、何なの? 何て言ったの!?
気になるじゃないかぁぁっ!
次回 「ストップ!!ひばりくん!」 第33話
「大混線!!ひばりが耕作・耕作がひばり」
お楽しみに・・☆
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